「国際」の最新記事一覧
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2019/06/17 斎藤 彰米下院本会議における2020会計年度政府関連歳出法案審議が、大詰めの段階で暗礁に乗り上げている。議員報酬の改定(引き上げ)めぐり、来年議会選挙で有権者の反発を恐れる新人議員たちが異議を唱えているためだ。日本の国会議員とくらべ、連邦議員の待…
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2019/06/17 岡崎研究所英国のメイ首相が保守党党首辞任を表明し、現地新聞が次期首相の英米関係を予測している。ジョンソン前外相はトランプ大統領と特別な関係のあるものの、劇的な関係改善は起こりえない。コービン労働党党首となれば、悪夢が訪れるかもしれない。
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2019/06/15 佐々木伸ペルシャ湾のホルムズ海峡で13日、日本などのタンカー2隻が攻撃された事件で、トランプ大統領は「イランが実行した」と名指しで非難した。大統領はイランが危険な挑発行動に出れば報復すると表明してきたが、再選に向けた選挙運動の本格化を控え、戦争は…
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2019/06/15 野嶋 剛6月28日に開かれる20カ国・地域サミットで初めて議長国を務める日本にとって、習近平・中国国家主席と安倍晋三首相との首脳会談という重要イベントも控え、香港情勢は日本政府に難しい対応を突きつけている。
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2019/06/14 水谷竹秀麻薬撲滅戦争による超法規的殺人が問題視されるフィリピンのドゥテルテ大統領。だが、5月に行われた中間選挙ではドゥテルテ派が圧勝した。強権体制は継続し、死刑復活、連邦制導入など、様々な公約が前進する基盤が築かれた。
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2019/06/14 岡崎研究所トランプ大統領及び令夫人が天皇陛下御即位後、最初の国賓として来日した。ゴルフや相撲観戦といった娯楽的要素や、日米貿易交渉へ向けた歓待という指摘もあるが、「世界で最も長く続く皇国」の譲位後の初国賓はもっと深い意義があるというべきであろう。 …
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2019/06/13 野嶋 剛香港の若者たちは「香港を守るための最後の戦い」「自分たちの屍を乗り越えてほしい」など、悲壮な決意をメディアやSNSで表明しながら、警察に立ち向かっていった。
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EUの政策が停滞するおそれ
2019/06/13 岡崎研究所欧州議会選挙が行われ、二大政党が初めて過半数を失った。ポピュリズムへの危機感もあって投票率が大幅に上昇し、欧州議会に対する関心が高まったにも関わらず、移民問題や財政規律の問題で議論がなかなか集約せず、審議が停滞することも予想される。
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歴史が語る教訓とは
2019/06/12 樋泉克夫アヘン戦争以降の中国における列強の利権争奪のための戦いという視点から、地政学的には日本もまた中国大陸を取り囲む国の1つとして――時間軸(垂直)と地理軸(水平)の両方向から捉え直す必要があるはずだ。
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2019/06/12 岡崎研究所英国のメイ首相が刀折れ矢尽きて涙の辞任表明を行った。交渉の最大の失敗はアイルランド国境の問題について、いわゆる「backstop」を離脱協定に規定することに同意したことと思われる。後継首相によっては、合意なし離脱もあり得る
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2019/06/11 桒原響子韓国政府や市民団体の主張が、国際社会において大きな影響力を持つ理由は、その「イメージ戦略」を実現する方法にあると考えられる。韓国のイメージ戦略には、ルールがあるのだ。
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2019/06/11 岡崎研究所インド総選挙が行われ、モディ首相率いる与党インド人民党が単独過半数に達した。ヒンドゥー・ナショナリズム高揚が勝利要因の一つ。第2次モディ政権の課題は政情不安定化防止で、そのためには経済改革の推進に力を入れるべきだ。
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シニア世代の助け合い強化が必要
2019/06/10 土居丈朗国は「生涯現役社会」の実現に向けた諸改革を進めている。しかし、企業に過度な負担がかかる社会保障改革は、かえってシニアの待遇を下げかねない。
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2019/06/10 樫山幸夫安倍首相が米・イラン関係の仲介に乗り出す。6月12日からテヘランを訪問、最高指導者のハメネイ師らと会談する。核合意をめぐる緊張状態の打開につながれば、安倍外交は世界にその力量を示すことができる。しかし、ことが簡単にいくかどうか。
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2019/06/10 斎藤 彰大都市の電気、ガス、水道、交通、インターネットなどのインフラが一瞬にして破壊される新たな軍事的脅威にいかに備えるか―日米両国はこのほど、防衛相会談で、そのための情報交換や抑止力向上などの面で共同対処していく方針を確認した。
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2019/06/10 岡崎研究所サウジの国営石油会社がインド大手財閥の石油関連事業への出資を検討している。サウジとインドとの経済関係は放っておいても強まっただろうが、米国のイラン核合意離脱に伴う対イラン制裁の強化が、これを後押しする結果となっている。
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2019/06/07 中西 享定食専門店を運営する大戸屋が海外出店を加速させている。現在ある114店を約3年後には200店にまで増やす計画で、牛山浩一海外事業部長は「今後はアジア地域を中心に店舗を増やし、海外の割合を全社売上の3分の1(現在約13%)にしたい」と述べ、…
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2019/06/07 早川友久天安門事件の発生から9ヶ月後の1990年3月、台湾でも自由や民主化を求める学生運動が起きた。「従来の国民党であれば、天安門事件と同じように武力で弾圧せよ、という声が大勢を占めたかもしれない」と李登輝は語る。それは、なぜか――?
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2019/06/07 岡崎研究所オーストラリア総選挙は、モリソン首相率いる与党連合(自由党及び国民党)が過半数の議席を獲得した。事前の世論調査に反する結果で、「静かな」有権者が動いた。新モリソン政権の課題は税制や環境など国内政策もあるが、外交も浮かび上がっている。
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2019/06/06 岡崎研究所スリランカでは、キリスト教復活祭で起きたイスラム教過激派による爆弾テロを引き金に反イスラム暴動が起きている。これまでより激化しているのに加え、政府は抑圧に及び腰。中国による「一帯一路」開発の債務といった国難も抱えている。
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