「国際」の最新記事一覧
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2024/08/19 久末亮一イタリアのジョルジャ・メローニ首相が7月末に中国を訪問した。「一帯一路」構想から離脱し、EUの対中強硬路線にも同調する姿勢を見せていたにみえるが、メローニ政権の対中政策に隠れた意図があったことを、いまさらながら明確に確認できる。
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2024/08/19 岡崎研究所米国民主党の大統領候補となったハリスの外交政策は、ウクライナ、中国についてはバイデン政権の継続性を認め、中東についてはイスラエルに対してより厳しい姿勢をとるとの見立てである。これは、大統領選の接戦州においても影響を及ぼす可能性が高い。
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『日本の対極にある国、フィリピン島巡り(続編)』第8回
2024/08/18 高野凌2023年7月。マニラ中華街を歩いた。横浜中華街よりもかなり広い地域に銀行・保険・運輸・貿易などの華僑系企業、中華食材・漢方医薬・貴金属宝飾・機械・雑貨などの卸問屋・商店が雑居。そして中華料理屋も。フィリピン経済は華僑財閥が支配しているが…
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2024/08/16 西山隆行米民主党はまとまりが少なく混乱した政党というイメージを持っている人も多いのではないだろうか。それは少なからず当たっている。その理由を解明するため、歴史的な背景を検討する必要がある。その上で今日の民主党を取り巻く状況を解説したい。
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2024/08/15 吉永ケンジ太平洋戦争の終戦から79年。満州での惨事はさまざまな証言や資料があるが、36年間にわたり日本が支配した朝鮮半島で、日本人がどのような運命に見舞われたのかは情報が少ない。朝鮮半島に残された日本人の運命を紐解いてみたい。
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2024/08/15 秋元諭宏激変する世界情勢の中、米国が日本に期待する役割は大きくなっている。イコールパートナーとしての関係を維持・強化するために必要なこととは。
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2024/08/14 中西 享,大城慶吾オハイオ州立大学の学長に映画『トップガン』のモデルとなった元軍人が就任した。この意義は何か。小誌取材班は大学を訪ね、学長室でインタビューを行った。
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2024/08/13 田中淳夫米国の大統領選挙を報じるニュースで、再びラストベルト(さびついた工業地帯)が話題に上っている。北米西海岸にも、従来の林業や木材産業の衰退で「森のラストベルト」が広がっている。これは日本にもつながる問題である。
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2024/08/13 中西 享,大城慶吾オハイオ州立大学の学長に映画『トップガン』のモデルとなった元軍人が就任した。この意義は何か。小誌取材班は大学を訪ね、学長室でインタビューを行った。
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『日本の対極にある国、フィリピン島巡り(続編)』第7回
2024/08/11 高野凌アジア各国の華僑社会に詳しい知人のI氏によると華僑はその土地で中華街を形成する。そして華僑会館(出身地別会館もある)、中華学校、中華新聞、中華商工会議所、中国人共同墓地などを設ける。筆者の見聞ではボルネオ島のコタキナバルの中華街が典型的だ…
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2024/08/09 斎藤 彰全国党大会を前に、米国民主党のカマラ・ハリス大統領候補が着々と支持基盤を広げつつある。一方の共和党のドナルド・トランプ大統領候補への支持は、共和党大会後も意外に伸び悩み、陣営は反撃の糸口をつかむのに苦慮している。
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2024/08/09 岡崎研究所ケニアのルト大統領はポピュリズムのうねりに乗って政権を獲得し、国際的にも評価されたのだが、国内で民衆の反乱に直面することになり、全国的な抗議運動は国会を襲撃するまでに至っている。ここにはいくつかの注目すべき側面がある。
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2024/08/08 冷泉彰彦日本銀行の植田和男総裁が利上げを表明し、東京市場やニューヨーク市場の株価が乱高下している。これは、日米の中央銀行による物価との闘いが招いた副産物という見方もできる。しかし、日米が直面している物価問題は全く異なる。
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『スポーツルールはなぜ不公平か』(生島淳著、2003年、新潮選書)
2024/08/08 中島章隆日本人選手の活躍にわくパリ五輪だが、判定を巡り、疑問符が付くケースも少なくない。今回取り上げるのは、21年前に出版され話題となった『スポーツルールはなぜ不公平か』。五輪のたびに繰り返される「日本たたき」への反発から出版されたもののようだ。
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2024/08/08 岡崎研究所フィリピンは、南シナ海で最も危険な発火点になっている係争環礁での緊張緩和へ中国と合意した。国際的には、南シナ海が台湾海峡問題や北朝鮮問題にも増して、一番の懸念事項だったのだが、フィリピン側が今回の取り決め形成に動いた背景は何だろうか。
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2024/08/07 原田 泰世界的に高進したインフレ率の要因は雇用維持や需要喚起のために金融財政政策が過度に緩和的になったからであり、金融政策の失敗であるという声が出ているが、果たしてそうなのか。日本に対する教訓としても考えてみたい。
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2024/08/07 岡崎研究所英国総選挙を受けて、5日に発足したスターマー首相の労働党政権は、EUと距離をとる外交をせざるを得なかった保守党政権とは異なる。NATO、ウクライナ、米国、中国とは大きく変わらないと予想される中、対EU外交は変化があると予想される。
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2024/08/06 廣部 泉トランプがハリスについて、「ハリスはインド系とばかり思っていたら、突然黒人だと言い出して驚いた」と批判した。ハリスが黒人であるとトランプが知らなかったとは考えられない。なぜ、そのようなことを言いだしたのか。
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2024/08/06 吉永ケンジパリ五輪の開会式で「朝鮮民主主義人民共和国」と誤ってアナウンスされた韓国のナショナリズムに火がついた。国内の民族差別への世論が沸き立つ。騒動から日本人が改めて認識しなければならないこともありそうだ。
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2024/08/06 岡崎研究所バイデン政権は対イラン制裁の免除を認めてイランが10億ドル以上の凍結資産を手に入れられるようにした一方で、イスラエル国民に対して制裁を行った。中東政策の麻痺とも見えるが、そこには複雑な国際関係の事情が垣間見える。
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