「社会」の最新記事一覧
-
2023/09/07 中岡 茂
林野行政が花粉症対策で翻弄されている。岸田首相が対策に意欲を示し、2024年度概算要求に対策が盛り込まれている。森林・林業に対する無理解が日本の森林・林業を破壊し、国土と国民の生命を危機に陥れる懸念が高まっている。
-
2023/09/03 堀川晃菜
2029年度には、国内にある橋梁の約半数がインフラの耐用年数といわれる〝50歳〟を超える。人材も予算も限られる中、「地元のインフラは地元で守る」をモットーにした高専の挑戦に迫る。
-
2023/09/01 吉田浩
総務省より2023年度「ふるさと納税に関する現況調査結果」が公表された。22年度の実績は過去最高を記録しているが、本来の政策目標を達成できているのか。要した費用と住民税控除の実績から、制度のコストとベネフィットを評価してみたい。
-
2023/09/01 紅林章央
隅田川に架かる橋の形は実に多彩で、「橋の博物館」とも呼ばれる。このような川は世界でも稀だ。関東大震災から100年を迎える今、復興に込められた当時の土木技術者たちの想いに迫る。
-
2023/08/31 井原 裕
9月1日は、児童思春期のこころの健康に関わる者にとっては、自殺が増える要注意の日。学校へ行くことがプレッシャーになっている。ここで言いたいのは、行きたくなければ、行かなければいい、学ぶ場は他にいくらでもあるということだ。
-
2023/08/31 平沢裕子
水道水から目標値を超える有機フッ素化合物(PFAS=ピーファス)検出――。今年に入り、こんな報道を目にする機会が増えた。水道水の安全性に疑問を抱く人もいるのではないだろうか。改めて水道水の安全、そして品質について考えてみたい。
-
2023/08/30 八重樫通
夏休み初日に福岡県宮若市で川遊びをしていた小学6年の女児3人が亡くなる水難事故が起きた。翌日学校は保護者説明会を開催し、在校生の心のケアや注意喚起を図った。通常はそこまでが多いが、今回は報道機関向けの会見も開いている。必要はあったのか。
-
2023/08/30 中島恵
東電福島第一原発が処理水を海洋放出したことを受け、中国政府が日本に猛抗議している。解禁になったばかりの訪日団体旅行もキャンセルが相次いでいることがわかり、4年ぶりに再開へと漕ぎつけたインバウンドにも影響がじわじわと広がり始めている。
-
2023/08/30 山崎文明
「中国が日本の機密防衛ネットワークをハックしたと当局者が発言」と題する記事がワシントン・ポスト紙のウェブサイトに掲載された。日本でも、主要メディアがこのことを伝えたが、自衛隊のシステムはどこまで侵入されてしまっているのか。
-
2023/08/29 高口康太
福島原発処理水の海洋放出に中国政府は強く反発し、日本の水産物の全面禁輸という強硬措置に出た。官製メディアは未来に禍根を残すと報じている。これに対し、不安にかられた中国人民は塩の買い占めを始めるという予想外の混乱へとつながっている。
-
2023/08/28 林 智裕
2023年8月24日、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉と被災地復興に不可欠な工程であるALPS処理水の海洋放出が本格始動した。メディアでは、放出に対する批判の記事が飛び交う。それらは果たして真に当事者に寄り添い、問題解決に資するものなの…
-
愛知県犬山市
2023/08/27 羽鳥好之織田信長の実弟でもある茶人 有楽斎。乱世を生き抜いてたどり着いた有楽斎の創意がつまった茶室が犬山城のふもとにある。
-
キーワードから学ぶアメリカ⑧
2023/08/26 西山隆行米国の二大政党について、民主党がリベラル、共和党が保守の立場に立つといわれる。だが、米国の場合、特定の思想やイデオロギーに基づいて政党の立場を説明するのは容易ではない。共和党の性格を理解するためには、歴史を振り返る必要がある。
-
『今を生きる思想 宮本常一 歴史は庶民が作る』畑中章宏氏インタビュー
2023/08/26 足立倫行『今を生きる思想 宮本常一 歴史は庶民が作る』(畑中章宏、講談社現代新書)は、「今こそ読まれるべき思想家」を集めた講談社の現代新書100(ハンドレッド)シリーズの一冊である。
-
2023/08/24 堀井伸浩
自民党再エネ議連の事務局長を務めていた秋本真利議員による洋上風力にまつわる疑惑は、再エネが「絶対的正義」とする風潮が招いたとも言える。過剰なレントシーキングをかけることは、国富を失うことにつながり、制度の再考が求められる。
-
2023/08/24 大城慶吾,野川隆輝
建設業界の魅力を高めるには、これまでの業界慣行の抜本的見直しが不可避だ。どのような点がポイントになるのか。土木学会会長も務めた森地茂氏に聞いた。
-
2023/08/24 田阪幹雄
物流の「2024年問題」の本質は、工場間輸送、工場~倉庫・物流センター間輸送等のBtoB貨物輸送の発着両端で発生しているドライバーの手待ち・手荷役や長時間運転を含む長時間労働の解消にある。何が問題なのか。グローバルな視点からアプローチして…
-
2023/08/23 大城慶吾,野川隆輝
将来のインフラの経年劣化が避けられない中、構造物のメンテナンスの重要性が増している。どのような人材や技術が求められるか、橋梁工学が専門の三木千壽氏に聞いた。
-
2023/08/22 橋本淳司
多くのグローバル企業が水不足地域で製造施設を運営しており、水リスク管理が求められている。持続的に水を活用するために日本企業と地域は今後、どのようなことをしていくべきなのか。
-
2023/08/21 Wedge編集部(友森敏雄、野口千里)
集まらない求人、賃金不払残業……。現場ではさまざまな問題が生じている。日々、それらの危機を肌で感じる立場の3人の〝声〟から見えてくるものとは─。
|
|