「社会」の最新記事一覧
-
2023/04/18 片野 歩塩サバ、シメサバ、サバ缶など。日本人にとってサバは、漁獲量が多くもっとも身近な魚種の一つ。しかし、サバの詳しく資源動向や問題点が明示されている例は見当たりません。そこで科学的なデータを基に、将来もサバを食べ続けられるために示してみます。
-
2023/04/16 中島恵今年3月、中国・天津市で小中学生など7人が連続して自殺し、教育関係者や保護者の間に衝撃が走っている。受験競争が激しい中国では、長年、子どもの宿題の多さが社会問題の一つになっており、政府は宿題の量などを減らす政策を実施したばかりだった。
-
2023/04/16 城島明彦「姉川の戦い」は、1570(元亀元)年に起きた「信長・家康軍VS浅井・朝倉軍」の激戦で、家康の「5大合戦」ないしは「6大合戦」の1つに数えられる重要な合戦だ。この戦いの〝勝敗の行方を左右したキーマン〟は浅井長政である。義理か血縁かで揺れた。
-
2023/04/14 山崎文明欧米では、政府機関を中心にした中国製のアプリや監視カメラの締め出しが激しい。一方、日本国内では、低価格を武器に中国製監視カメラが売上を伸ばしている。政府も問題は認識しているようだが、具体策も見えていない。
-
満州事変に至る道 大日本帝国陸軍の素顔(6)
2023/04/13 髙杉洋平なし崩しに始まった日中戦争に際し、中国はすぐ降伏するだろうとの甘い見通しのまま日本は場当たり的に戦争に臨んでいくことになる。泥沼化する戦争に対し、日本は自己正当化を繰り返し、その中でのロジックが足かせとなり、身動きが取れなくなっていく。太…
-
2023/04/07 鬼頭宏2月末に人口動態統計の速報値が発表され、2022年の外国人を含む出生数が80万人を下回ったことが明らかになった。岸田文雄首相は「異次元の少子化対策」をたたき台が示されたが、果たしてじゅうぶんな効果を上げることができるのだろうか?
-
2023/04/05 浅川澄一時代の流れは老衰死(自然死)に向かいつつある。延命治療よりも自然死を選択する日本人が増えてきた。死ぬ場所も「病院第一」から意識転換が起こり、「在宅」の延長として「施設入居」が選ばれている。しかし、死因が老衰死の割合は低い。なぜか。
-
2023/04/01 井原 裕生存権は、すべての人に平等に与えられている。しかし、健康は平等には与えられていない。弱者と強者とには残酷なほどの格差がある。「命の平等」を保証するには、医療によって健康格差を縮小しなければならない。
-
2023/03/31 佐々義子遺伝子組換え食品の表示がこの2023年4月から変わる。どのように変わるのか、これまでの表示をふりかえりながら、消費者の受け止め方の移り変わりも見ていきたい。
-
『越境の中国史 南からみた衝突と融合の三〇〇年』著者インタビュー
2023/03/30 足立倫行本書の帯文に、「最前線は“南”にあり。香港・台湾問題の源流」とある。つまり、今の中国を理解するには華南(南中国)の歴史を振り返る必要がある。多動性・流動性に溢れた近代300年の華南の姿から中国社会を考察してみよう、というのだ。
-
NHKスペシャル「メルトダウン File.8 前後編」が掘り起こした新たな事実
2023/03/30 田部康喜「NHKスペシャル メルトダウン」は福島第1原子力発電所のメルトダウンの原因について、追及の手を緩めずにFile.8に至った。メルトダウンがいかにして起きたのか、それを防ぐ手立てはなかったのか、ジャーナリスト魂を長期にわたって燃やし続けて…
-
2023/03/27 吉田浩今回のテーマは高齢者の寿命と口(くち)の関係である。表題の「高齢者は口には注意しよう」を読んで、高齢者の失言などにケチをつける内容かと思った読者もいるかもしれないが、それとは違う。正真正銘、口から発生する健康上の災いの話である。
-
新たな地方自治のカタチ
2023/03/26 野川隆輝地域の課題は自分がやらなくても「誰かがやってくれる」と思いがちだ。そんな状況を見直し、住民が本来持っている〝力〟を引き出す現場に迫った。
-
「地方議員の実像」③
2023/03/25 出井康博地方議員で最も“格上”とみなされるのが都道府県議会議員だ。報酬は市区町村議よりも高く、市議などからのステップアップを目指す人も多い。しかし、都道府県議の実態は市議らにも増して見えにくい。
-
2023/03/24 小島正美今年4月1日から遺伝子組み換え(GM)食品の表示制度のうち、「遺伝子組み換えではない」との任意表示は「不検出」に限ることとなった。これで表示の正確性は確保されるが、新たに登場した表示の言葉にも課題がありそうだ。
-
「地方議員の実像」②
2023/03/24 出井康博地方議会の実態は、国会と比べて見えにくい。動向がメディアで報じられることも少なく、議員たちが何をやっているのかもよくわからない。これでは選挙への関心が低くなって当然だ。地方議員とは、いかに選ばれ、どんな仕事をしているのか。
-
2023/03/23 高口康太中国発の大人気動画アプリ「TikTok」(ティックトック)に逆風が吹いている。米国では利用禁止、あるいはTikTok北米事業の売却が命じられる公算が高まっている。いったい何が起きているのか?
-
「地方議員の実像」①
2023/03/23 出井康博自治体の規模に関わらず、議員には住民を代表して行政を監視する役割がある。なり手不足は、監視機能の低下につながる。また、高齢の議員ばかりが増えれば、若い世代の声が行政に反映されなくなってしまう。どうすれば「なり手不足」と「高齢化」は解消する…
-
2023/03/21 冷泉彰彦米国から日本社会を見ていて気になるのは、日系人、特に日系アメリカ人の受け入れに距離感があることだ。これは日本社会が抱えていた問題と言えるが、WBC日本代表チームにおける、ヌートバー選手の異常な人気は、従来のパターンとは異なるのを感じる。
-
『外食を救うのは誰か』著者インタビュー
2023/03/20 友森敏雄「低採算」「ブラック職場」「閉店ラッシュ」……。外からは見えない「外食産業」の内側を徹底取材で解き明かした『外食産業を救うのは誰か』(日経BP)。著者で日経ビジネス記者の鷲尾龍一さんに話を聞いた。
|
|
|
