WEDGE REPORT
時間軸の長い視点で深く掘り下げて、世界の本質に迫る「WEDGE REPORT」。「現象の羅列」や「安易なランキング」ではなく、個別現象の根底にある流れとは何か、問題の根本はどこにあるのかを読み解きます。
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2021/04/02 Jagannath P. PandaThere has recently been a subtle change in Beijing’s approach towards the sub-continent, with neighborhood politics per…
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2021/04/01 佐々木伸コロナ禍に終息の兆しが見えず、世界各地でアジア系住民人に対するヘイトクライムが急増している中、ニューヨークのマンハッタンの中心部で3月29日、フィリピン系米市民が黒人の男に酷い暴行を受ける事件が発生した。現場前のビルの中には警備員らがいた…
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2021/03/30 樫山幸夫アメリカの対話呼びかけに対し北朝鮮は弾道ミサイルの発射実験で応え、朝鮮半島情勢は再び緊迫化の気配を見せ始めた。バイデン大統領は強く非難、この問題は、来月に予定されている日米首脳会談の主要な議題に浮上してきた。
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2021/03/30 多賀一晃2015年、ドローンを使った初のピラミッド撮影を成し遂げたチーム「GIZA 3D Survey」。ギザのピラミッド群は、ほぼ2週間でスキャン作業を終えたそうです。が、それは生データー。その後、ノイズを除去、一つ一つのデータを出した後、組み…
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「ITプラットフォーム企業に対する独占禁止ガイドライン」が施行
2021/03/29 高口康太中国政府はプラットフォーマーの「力」の何を問題視したのか。突如始まった規制強化の背景には、一党独裁を固守する中国共産党特有の事情が垣間見える。
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「一帯一路」大解剖 知れば知るほど日本はチャンス
2021/03/26 西沢利郎東南アジアのラオスにて、中国国境から首都を結ぶ鉄道が建設中だ。しかし建設前から、採算の目途は立っていなかった。それでも強行されたのは、国家レベルでラオスが働きかけたからだ。
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「一帯一路」大解剖 知れば知るほど日本はチャンス
2021/03/24 石田正美2月にクーデターが起きたミャンマーでは、軍事政権と中国との関係が注目されている。両国関係で最も重要なのが一帯一路だ。ここには「援〝習〟ルート」が通っている。
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2021/03/22 倉都康行未上場企業買収目的の「空箱」が上場され、投資家からマネーが集まる事例が急増している。見極めの難しい投資ゆえの「失敗」も発生しており、市場を一変させる長期金利の動向などに注視が必要だ。
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2021/03/20 田中実香港は中国とアメリカとの関係の中から語られることが多いが、旧宗主国であるイギリスと中国との関係から香港をみるとどうなるのか? 英中関係に詳しい武蔵野大学法学部政治学科の中園和仁教授に話を聞いた。
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資本主義の転機 日本と世界は変えられる
2021/03/20 スズキ・トモ成熟経済で希少なのは、カネではなく、アイデアやプライドを持ったヒトだ。優秀な人材を経済全体で活用できる新しい会計の仕組みとは。
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〝国軍とのパイプ〟生かした独自外交の行方はいかに
2021/03/19 海野麻実我々日本人自ら「親日国」と形容することも多いミャンマ――。ミャンマーのクーデターから1カ月が経過するなか、俄かにその風向きに微かな異変が起きつつある。
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資本主義の転機 日本と世界は変えられる
2021/03/18 原 丈人行き過ぎた株主資本主義によって、社会的な分断が大きく広がりつつある。今こそ従業員や地域を第一に考える「公益資本主義」を日本から発信していく必要がある。
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2021/03/15 海野麻美コロナ禍で迎えた今年の春節(旧正月)は、本国中国だけでなく、中華系の人々が移民として根付いてきた世界各地の風景もがらりと変えてしまった。
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2021/03/12 小谷 賢経済安全保障の重要性が高まる中、行政傍受や情報分析などの機能強化が必要だ。日本が米英らと体制を共にするための課題へ早急に取り組まねばならない。
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テキサス州の電力自由化市場の問題を考える
2021/03/04 山本隆三2月中旬米国を襲った寒波は、テキサス州を中心に停電を引き起こし、同州では400万以上の家庭が停電することになった。停電、水道管破裂などテキサス州の状況が日本でも大きく報道されたが、電力市場が自由化されているテキサス州では、卸電力価格連動型…
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2021/03/03 樫山幸夫これだけ詳細かつ丁寧に尖閣について語っていながら、「主権」の部分についてだけ、とってつけたようにミスだったと説明するのは、いかにも不自然というべきだろう。近い将来、実際に方針転換をすることを念頭に、それに向けての〝環境整備〟、つまり事前の…
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(後半)
2021/02/28 伊藤めぐみ日本ではシリアでの戦争はほぼ終わりつつあると思っている人もいるかもしれない。しかしそのことを彼らに伝えると強く否定する返事が返ってきた。彼らがシリアへ帰るのを拒否する理由は何なのか。その恐怖は何なのか。レバノン北部のアッカル地方を中心に取…
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(前半)
2021/02/27 伊藤めぐみ現在、全世界の国外に逃れたシリア難民の数は560万人に登る。とりわけレバノンは多くの難民を受け入れており、人口の4分の1にあたる150万人のシリア難民が暮らしている。そのレバノンは一昨年前から深刻な経済危機下にある。レバノン人でさえも貧困…
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2021/02/26 樫山幸夫女性蔑視の発言、緊急事態下での高級クラブ通いで元首相や元閣僚がポストを追われたのと時を同じくして、アメリカでは、寒波に凍える地元有権者を見捨て、暖かいメキシコに避げた大物上院議員が集中砲火にさらされている。
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2021/02/26 齋藤 純コロナ禍による原油価格低迷を背景に、アラブの産油国で脱石油依存が喫緊の課題となっている。だが改革の原資は減りゆく石油収入であり、特にサウジはそのジレンマに直面している。
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