WEDGE REPORT
時間軸の長い視点で深く掘り下げて、世界の本質に迫る「WEDGE REPORT」。「現象の羅列」や「安易なランキング」ではなく、個別現象の根底にある流れとは何か、問題の根本はどこにあるのかを読み解きます。
-
米国のアジア系詩人、キャシー・パク・ホンが放った魂の書、「マイナー・フィーリングズ」(上)
2021/06/01 藤原章生米国でのアジア系住民に対する差別の広がりを知ろうと、アメリカの新聞やテレビ報道に当たっていたら、『Minor Feelings(マイナー・フィーリングズ)』という本に行きついた。それを書いた韓国系アメリカ人の女性で詩人のキャシー・パク・ホ…
-
押し寄せる中国の脅威 危機は海からやってくる
2021/05/31 グラント F・ニューシャム中国にとって尖閣諸島は南西諸島奪取の「前菜」に過ぎない──。元米海兵隊大佐が日本人に警鐘を鳴らす、衝撃の論攷。
-
押し寄せる中国の脅威 危機は海からやってくる
2021/05/27 蕭 美琴中国の圧力と戦う台湾は、日米両国にとって信頼できるパートナーとしての役割を果たす──。台湾の駐米大使に相当する筆者が、その重要性と覚悟を説く。
-
2021/05/25 伊藤 融日米豪印のクアッドは初の首脳会談を行うなど新たな段階に入った。だがインドの「戦略的自律性」と「人権問題」は、クアッドの課題を示している。
-
2021/05/19 樫山幸夫白人警察官が黒人男性の首を押さえつけて死亡させた記憶があたらしいアメリカで、罪もない黒人青年をジョギング中に射殺した白人男3人がヘイトクライム(憎悪犯罪)で訴追された。日本ではほとんど報道されなかった事件の動機は、検察が〝リンチ〟と非難す…
-
2021/05/18 山本隆三梶山弘志経産相は5月14日の会見で、「今年夏季の電力需給が逼迫し、来年1、2月には東電管内で電力供給が不足する可能性がある。逼迫の理由は、事業環境の悪化により火力発電設備の休廃止が相次いでいるため」と述べたと報道された。
-
2021/05/15 相馬佳多くの日本人に愛される筆者の居住州ハワイでも、新型コロナワクチンの接種努力が順調に進められている。前出のジョンズ・ホプキンス大学統計によると、ハワイ州では5月11日現在で139万4995本のワクチン接種が完了。
-
2021/05/10 梅田邦夫ベトナムは中国から何度も侵略を受けたが屈せず、また中国と違う共産党体制を築いた。駐日大使を務めた筆者が、ベトナムの対中観と、今こそ日越関係を強化すべき重要性を指摘する。
-
2021/05/03 新田日明さすがに厳しい状況になってきた。メジャーリーグのタンパベイ・レイズに所属する筒香嘉智外野手が結果を出せず苦しみ続けている。2日(日本時間3日)現在、ここまで今季22試合に出場し、70打数11安打で通算打率は1割5分7厘、5打点、0本塁打と…
-
2021/04/23 樫山幸夫警視庁が摘発した中国共産党員によるサイバー攻撃は、日本国内の200にものぼる企業、機関が標的だったという。時あたかも、菅首相とバイデン大統領が、中国に共同で対抗することを確認した直後だ。日本は制裁発動などの厳しい手段をとるべきだろう。それ…
-
鴻海・EV生産プラットフォームが自動車業界に与える影響
2021/04/21 櫻井俊台湾の鴻海科技集団が発表したEV生産のオープンプラットフォーム「MIH」。自動運転用ソフトウェアの提供を担うのは日本のティアフォーだ。創業者の東京大学大学院情報理工学系研究科・加藤真平准教授にMIHはEV生産をどう変えるのかについて聞いた。
-
2021/04/20 杉山和弘設計から製造まで「垂直統合」で半導体業界に君臨してきたインテル。それに対して製造に特化して台頭してきた台湾のTSMC。王座交代はあるのか?
-
2021/04/13 樫山幸夫戦後、さまざまな機会に行われてきた日米首脳会談の多くは、同盟関係の強化など所期の目的を達してきた。その反面、時に思わぬ結果をもたらし、むしろ両国関係の緊張を招いたこともないわけではなかった。同盟深化の実現か。それとも、良好な関係にカゲを指…
-
2021/04/13 田中実全国人民代表大会(全人代)の常務委員会は3月30日、香港の選挙制度改革について全会一致で可決した。その内容は、香港の選挙について民主派の関与させないようにするも、1国2制度を有形無実化するものだった。また、香港政府の林鄭月娥(キャリー・ラ…
-
2021/04/13 新田日明歴史的快挙に日本中が涙した。米男子ゴルフの海外メジャー初戦「マスターズ」の最終日は11日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCで行われ、松山英樹がアジア人初の優勝を果たした。「メジャー」と呼ばれる男子の4大大会を日本人選手として初め…
-
2021/04/09 ヴォルフガング・パーペ,渡邊頼純新型コロナ対応のなか、英国のブレグジット、独・メルケル首相の退任など欧州の変化が続く。新時代の国際関係のあり方はどうあるべきか。欧州委員会でアジア戦略担当を務めた筆者の提言。
-
2021/04/07 樫山幸夫北朝鮮が東京五輪への不参加を表明した。新型コロナウィルスによる選手への健康被害を避けるためという。選手団と合わせて高官が来日すれば、日朝関係改善につながるとの期待は潰えた。
-
「前例のない大規模な内戦」目前か 停戦無視で空爆
2021/04/07 海野麻実国軍は容赦なく不服従運動やデモ抗議に参加した人々らを逮捕・拘束、さらには住宅への放火や銃撃などで女性や子供を含め多くの犠牲者を出してきた。残虐な行為はますます加速する一方で、市民の側に立つことを表明し、デモ抗議を行う人々らを警護、弾圧から…
-
習近平国家主席が打ち出してからはや7年
2021/04/02 高原明生中国共産党のソフトパワーの源泉は、魅力的な概念を発明することにある。われわれはそれに幻惑されてはならないが、その力を侮ってもならない。
-
「一帯一路」大解剖 知れば知るほど日本はチャンス
2021/04/02 ジャガナート・パンダ中国との関係性を強化させてきた結果、「罠」に陥りつつあるスリランカ。コロナ禍で一帯一路事業が「足踏み」する今こそ、そこから脱する好機だ。
|
|
|
