日経平均最高値は新政権への「期待」の表れ？次期…

石破首相の辞任表明を受けて以降、日経平均株価指数は断続的に最高値をつけている。「拡張財政路線に伴うインフレ継続、それと整合的な円安・株高」への期待は明らかに根強い。それは日本経済にプラスなのか。

「世界を相手に手当たり次第！」トランプ関税に違…

トランプ大統領の関税政策について、連邦控訴裁が大統領は国際緊急経済権限法（IEEPA）の下における権限を逸脱したと判断し、関税は違法との判決を一審に続き下した。問題は、最高裁がどういう判断を示すかであるが、楽観視できない理由が3つある。

全国に広がる子どもたちへの「木育」、こんな教育…

「木育」という言葉をご存じだったろうか。木を育てるのではなく、木について学んで育むという意味である。実はわりと新しい言葉と概念。どのようなもので、どうして誕生して広がってきたのかを追いかけてみたい。

トランプ関税に翻弄される通関現場、複雑化する申…

トランプ政権が打ち出す劇場型の通商政策は、日々メディアを賑わせているが、実務を担う現場にはより深刻な混乱が広がっている。とりわけ米国の通関現場では、大統領令や関税率の見直しが相次ぎ、日々の対応を難しくしている。

「医療資源」「財源」そして「いのち」にも…あら…

日本の医療制度の持続可能性に黄信号が灯り始めている。医療経済学と医療人類学の視点を交差させ、今後のあり方を考える。

ロシアはえせ戦勝国！「嘘も繰り返すと真実になる…

中国が第 2 次世界大戦での日本の敗北を記念した大規模軍事パレードで、プーチンと金正恩を主たる賓客として招いたが、これには強い違和感を持つ。歴史を捏造または歪曲する意図を感じるからである。

「超加工食品」は身体に悪い「毒」なのか？世界で…

開封するだけ、お湯を注ぐだけで食べることができる「超加工食品」。便利な食材なのだが、「健康を害する」ものとして、規制への動きが広がっている。日本でも、超加工食品を懸念する声も聞こえているが、実際に何が問題なのだろうか。

高騰する野菜は適正価格なのか？篤農家が語る打開…

高騰する野菜の市場価格にはコスト上昇分が転嫁されていない。「篤農家」として知られる澤浦彰治さんが問題提起する。

あいまいな米韓首脳会談…結局、何を議論したのか…

李在明とトランプの初めての首脳会談は、外交・安保・貿易について多くの人々が懸念していたような混乱や衝突もなく終わった。米国の一部にある李在明への不信感も、やや改善し無難に終わったことが最大の意義だろう。

事業承継とは「引き継ぎ」ではなく「志の受け渡し…

息子に跡を継がせたいのですが、私の想いが伝わりません。どうすれば心を通わせられるでしょうか？

韓国のコンテンツ産業はなぜ強いのか？「文化政策…

韓国のコンテンツ産業と日本との違いはどこにあるのか。その答えは、強烈な「原点」と「文化政策の捉え方」にあるのだ。

いつでもトラブルの当事者に！身近な問題にからむ…

事件事故や職場でのハラスメント、SNSでの誹謗中傷……。私たちの身の回りにはトラブルの種が多く、いつ巻き込まれるかわからない。そんな困りごとに大きくかかわるのが法律だ。法律を知っておくことが自らを守ることにつながる。

自民党総裁選に向け、日本をもっと考える、社会の…

石破首相が退陣し、自民党総裁選が行われる。日本のトップを決め、国の行く末を決める選挙だが、先の参院選のような「日本人ファースト」といった極端な言葉に惑わされてはいけない。物価上昇、外国人労働者、生活保護といった問題を冷静に考えたい。

【病院とクリニックって何が違うの？】意外と知ら…

医療の現場で耳にする「急性期」や「慢性期」はどういった状態なのか。そして、「病院」は「診療所」と何が違うのか。意外と知らない医療の世界をイチから解説する。

学校現場に潜む「9月1日問題」の正体…子どもだ…

夏休みが終わり、多くの学校では9月1日から教育活動が再開されている。しかし、この日は、教育現場にとっては“静かな危機”が潜む日でもある。とりわけ学校管理職にとって、夏休み終盤は「9月1日問題」という難しい問題と向き合う時期である。

「150歳まで生きられる」習近平とプーチンの会…

「抗日戦争勝利80周年記念式典」に出席した習近平氏とプーチン氏の私的な会話が話題となっている、テクノロジーの発達によって「150歳まで生きられる」という話なのだが、この様子を捉えた動画は中国側から「使用不許可」となった。なぜなのか。

荒ぶる超大国・米国に対して企業と政府がすべきこ…

トランプ2.0以降、同盟国への依存を断つ「自立」の動きが広がりを見せている。日本は米国との付き合い方を見直し、政府と民間の力で日米関係をより強固なものにしていく必要がある。

遠のくヒズボラの武装解除、米国やイスラエルの期…

レバノンのヒズボラはイスラエルの攻撃で大きなダメージを受け、後ろ盾のイランも弱体化しているため、米国等は武装解除が可能だと考えている。しかし、ヒズボラは武装解除を拒否しており、イランの影響力も強まっている。

国有林の治山や林道工事で随意契約は悪者なのか？…

森林土木は、急峻な山岳の中で行われ、どんな土木業者でもできるというわけにはいかなかった。建設業者にとっても技術的側面から林道工事の存在は重要で、官民の関係で成り立つ。これは、頻発する災害や人口減少の対策としても需要なものとなる。

コメの価格が高騰の大きな要因の一つ！欧米と比べ…

「令和のコメ騒動」は日本農業政策の欠陥を明らかにした。農家所得を維持するために米価を維持しようとする減反政策が農業の供給基盤を弱めたことは間違いない。解決策の一つは、農家所得と農産物価格を切り離すことだ。