「世界情勢」の最新記事一覧
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2025/11/12 岡崎研究所米国とインドの関係は悪化しているが、インドの指導者は引き続き米国と協力することを欲している。関係を深めることは、それほど難しくはなく、最も分け隔てている二つの問題は、双方の利益が最も一致している問題である。
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2025/11/11 岡崎研究所日本が防衛力を拡大することが米国の利益となり、トランプ大統領の圧力で日本はその方向に動いている。日本にとっても3つの利益があり、日米での重複部分は小さくない。
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2025/11/10 西山隆行ニューヨーク市長選挙では、民主党候補のマムダニが勝利した。数年前ならば、選挙に勝てる要素が一つもない候補。同日に行われた他の選挙でも民主党が勝利した。結果から米国の現状を読み解いてみたい。
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2025/11/10 岡崎研究所ついにトランプ大統領は忍耐の限界に達したとして、プーチン大統領に対する姿勢を徐々に厳しくしている。2大石油企業への制裁はNATO諸国やEUの制裁や支援と同時に科され、効果が期待される。ただ、ロシアも牽制しており、緊張感は高い。
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2025/11/07 長尾 賢トランプ大統領が10月半ば、インドのモディ首相が「ロシア産原油購入を停止すると約束した」と発言し、インド側が否定した。ここには、各国の思惑がある。そもそもインドはロシアからの原油輸入を停止することが可能なのか。
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2025/11/07 岡崎研究所トランプ政権がカリブ海で強力な軍事態勢を築きベネズエラ沖合で薬物密輸ボートを破壊する作戦を展開している。その最終的な目的はベネズエラのマドゥロ政権の転覆であるとみられ、そこには2つの理由がある。
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2025/11/06 冷泉彰彦日本では急速に「外国人問題」が話題とされるようになってきた。まるで江戸末期の攘夷運動のような感情論が流行している。しかし、個別の事実に目を向けると、「外国人問題」などという「問題」はないと言える。
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2025/11/06 岡崎研究所停戦交渉が進まずプーチンへの苛立ちを高めたトランプは、ロシアの石油大手 2 社を制裁対象に加えた。今回の制裁はウクライナ戦争開始以来、米国がロシアのエネルギー部門に対して課す最も重大な措置で、効果が注目される。
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2025/11/05 山崎文明アサヒグループホールディングスがサイバー攻撃被害を発表してから1カ月以上がたったが、いまだシステムは正常に稼働していない。攻撃したとされるハッカー集団が公開している情報からは企業の内情が見て取れ、日本企業の教訓となる。
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2025/11/05 岡崎研究所北朝鮮の軍事パレードで披露された戦略兵器や中露両国高官の参加は、北朝鮮の「非核化」への枠組みがもはや完全に崩壊していることを示している。「力による平和」を直視した、新たな発想と行動が求められている。
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2025/11/04 岡崎研究所プーチンのウクライナ戦争へのオプションは尽きている。プーチンのオプションを封じるには、欧州が確固としてウクライナを支持し続けることが不可欠である。
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2025/11/03 岡崎研究所東ティモールのASEAN加盟は、米中対立の観点からは米側に有利な展開とも言えるが、今後米国のアジア太平洋への関心が弱まるようなことになれば、逆に米国にとって不利な変化となる懸念がある。
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山師のがんファイター14回
2025/11/01 中村繁夫がんを宣告されて得度(とくど)を選ぶ著名人が少なくない。京セラの創業者である故・稲盛和夫氏、作家で僧侶の故・瀬戸内寂聴氏、美容外科医の高須克弥氏、そして元演歌歌手の香田晋氏。それぞれ立場も歩んだ人生も全く異なるが、彼らには共通する一点があ…
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2025/10/31 岡崎研究所ガザ停戦合意はまだ第一段階であるが、今日の中東に関する5つの重要な現実が表している。今後の中東情勢を見ていくうえで有用な視点と言え、「本物の永続する平和」を達成するチャンスとして試すこともできる。
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2025/10/30 岡崎研究所ロシアのドローンがポーランド領空を、戦闘機がエストニア領空を侵犯する中、欧州の懸念は高まっている。こうしたグレーゾーン戦は2つの見方ができる。欧州における議論には、日本も緊密に参加し問題意識を共有することが必要だ。
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山師のがんファイター13回
2025/10/29 中村繁夫私の大腸がん手術は、私の体力を考慮すると、リスクを懸けた戦いであった。ステージ4、すなわち遠隔転移を伴う末期がんである。原発は大腸、転移は肝臓しかも9カ所──主治医は慎重に言葉を選びながら、「11時間に及ぶ大手術になる」と告げた。手術室の…
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2025/10/29 岡崎研究所ドイツや英国では中国の諜報活動、中国政府による「国境を越えた弾圧」に対する懸念も年々強まっている。諜報活動は、第3国人を活用する事例も多く、政治、軍事、産業、科学等あらゆる分野にも及んでいる。日本も講ずべき対策が4つある。
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2025/10/28 岡崎研究所ASEANが大陸の諸国と海洋の諸国の間で分裂する傾向を見せ始めている。大陸グループは中国寄りの傾向を強め、海洋グループは米中間でバランスを取っている。タイとベトナムとの関係強化が戦略上重要となる。
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2025/10/27 岡崎研究所トランプによるウクライナへのトマホーク供与検討に際してのロシアの反応がこれまでと異なるものとなっている。プーチンは、トランプに気を遣った、抑制した対応を行っているように思える。その意図は何なのか。
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