「世界情勢」の最新記事一覧
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2023/01/11 岡崎研究所
米中対立激化やゼロコロナ政策などの中国の諸問題が、製造拠点のインドへの移転に追い風になっている。だがその成長の余地の一方で、インド自身も多くの問題点を抱えている。インド経済の成功いかんはインド自身の政策によるところが大きい。
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2023/01/10 岡崎研究所
今年の米国の国防権限法案で、米国が台湾防衛への武器供与を迅速化しようとしている。背景にあるのは台湾有事への焦りと備えだ。
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2023/01/09 宮下洋一
年収が上がらず、「安い国」へと変貌してしまったニッポン。未来の日本に希望を持てず、海外へ出稼ぎに行く日本人が増えている。これから日本を出る男女を始め、すでに欧米やアジア諸国で働いている若者たちの今を取材した。
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2023/01/09 岡崎研究所
平和の時に戦争に備えなければならないと同時に、逆に、戦争の時には平和に備えなければならない。ウクライナ戦争を「休戦協定」ではなく、もっと実効性のある形で終わらせるには、どのような方策が必要なのだろうか。
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2023/01/08 長尾 賢
インドの戦闘機4機と大型輸送機2機、空中給油機1機が2023年1月16~26日にかけて、茨城県にある百里基地にきて、航空自衛隊と共同演習「ヴィーア・ガーディアン」を行う。日印で行われる初めての戦闘機の共同演習である。実は、大変重要な演習で…
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2023/01/06 岡崎研究所
多くの欧米のメディアは、問題児のイランのイスラム革命体制が倒れて欲しいという希望的観測に基づいて、ヒジャブ着用問題から始まった反政府デモの記事を書いている。だが、現体制はそう簡単に倒れるものではない。
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アダム・カーティス監督「Russia 1985–1999: TraumaZone」(2022年、BBC)
2023/01/05 藤原章生ウクライナ侵攻が続く中、なぜ、ロシア民は戦争に反対しないのか。旧ソ連、ロシアを知るには今という点だけを見てもわからない。そこで見たのが、英国のアダム・カーティス監督によるBBCドキュメンタリー、「ロシア1985–1999 トラウマゾーン」…
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2023/01/05 岡崎研究所
習近平のサウジ訪問、そこでのGCC首脳およびアラブ諸国との会議は、中国の湾岸アラブ諸国におけるプレゼンスを高めたことに疑いの余地はない。では米国が中東からの撤退を進める中、中国は米国に取って代わるのだろうか――どうやらそれは、難しそうだ。
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2023/01/04 佐々木伸
2023年の中東情勢は波乱含みの展開になるだろう。その中心は反ヒジャブ(スカーフ)・デモに揺れるイラン、極右政権が始動したイスラエル、そして膨大な石油資源を武器に独立独歩の歩みを始めたサウジアラビアの3カ国だ。
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記事で振り返る2022年(ウクライナ情勢編)
2022/12/30 吉田哲2022年は間違いなく歴史の転換点として世界史に刻まれる年になった。ロシアがウクライナへの侵攻を開始。停戦の見通しは今でもたたず、その影響は2国間だけでなく、世界に及んでいる。「第三次世界大戦」とも称される戦争はいかに始まり、どう動いてき…
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2022/12/28 山崎文明
ランサムウェアの被害件数は確実に増えている。感染して身代金を支払うべきかどうかの選択に悩んでいる企業や医療機関も少ないないだろう。この被害に便乗するデータ復旧会社も出始めている。
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2022/12/27 岡崎研究所
豪州では5月の政権交代で労働党政権が発足したが、中国の脅威に厳しく対処する豪州の方針に変更はない。現在、西太平洋では、豪州と日本がアジアにおける米国の存在を繋ぎとめる錨の役割を果たしている。
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2022/12/26 岡崎研究所
WTOは12月9日、トランプ関税の根拠である国家安全保障上の必要性(GATT第21条が認める自由貿易の例外)について不当と宣言した。これに対しバイデン政権は、貿易上の措置が国家安全保障に必要かどうかを判断するのは米国であり、WTOにはこの…
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2022/12/23 岡崎研究所
米国、ブラジルからスウェーデン、イタリアまで、民主主義は挑戦に直面していると思えた。しかし事実はこれらのすべての事例で、選挙は最も非リベラルな勢力の多くをおとなしくさせる効果を持ち、少なくとも今は中道が勢力を維持した。一方、我々は、その間…
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2022/12/22 岡崎研究所
ロシアのウクライナ侵攻後も、アフリカ有数の大国である南アフリカは依然、プーチン寄りの姿勢を崩していない。背景には、かつてアパルトヘイト撤廃を主導した与党アフリカ民族会議(ANC)の変化がありそうだ。
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2022/12/21 岡崎研究所
11月末の台湾統一地方選で、蔡英文総統率いる与党・民進党が敗北した。これがそのまま2024年の総統選を左右するわけではないが、台湾政界の今後を示唆するものにはなりそうだ。
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2022/12/20 岡崎研究所
ロシアのウクライナ侵攻のさなか、ロシアの南翼に位置するトルコはNATO加盟国でありながらNATO主要国とは一線を画し、独自の立場でロシア・ウクライナ両国と携わっている。常識外の行動を取るエルドアン大統領政権下では、その行動の予測は難しい。
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2022/12/19 岡崎研究所
ウクライナ侵攻や台湾情勢の緊迫化を受け、日本は歴史的な防衛力強化を図っている。同盟国である米国もこの動きを歓迎しているが、同時に米国自身の軍備増強も求められている。
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2022/12/18 宮下洋一
サッカーのW杯カタール大会決勝で、フランスはアルゼンチンにPK戦の末敗れた。連覇への戦いに盛り上がりを見せたフランスだが、日本人が想像している以上に多民族・多文化国家であり、日本のように、「日本人が勝った」という感覚とは異なる。
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2022/12/16 岡崎研究所
メキシコのロペス・オブラドール(AMLO)大統領は、国家選挙機関(INE)を改組し選挙に関する大統領権限を強化する法案を議会に提出し、INEの機能を大幅に制限しようとしている。これに反対する大規模な街頭デモが行われている。11月13日には…
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