「中国」の最新記事一覧
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2022/04/17 樋泉克夫
中国の〝熱帯への進軍〟は、ウクライナ問題に世界の耳目が注がれている間も止むことはない。浸透姿勢がこのままと続けば、日本が70余年にわたって築いた東南アジアとの結びつきは齟齬を来し、国際社会における立ち位置を後退させる恐れは否定できない。
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2022/04/07 樋泉克夫
習近平政権にとって、ウクライナ危機を「後門の狼」に喩えるなら、「前門の虎」は一度は封じ込めたはずの新型コロナだろう。政権3期目続投が水泡に帰すことはないにしても、「虎」と「狼」への対応次第では政権基盤の脆弱化は覚悟せざるを得ない。
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2022/03/16 樋泉克夫
北京パラリンピックが閉幕した。冬季オリンピックと合わせて中国語で「双奥」と呼ぶ北京における〝オリンピックの季節〟が終わりを告げたことで、中国は今秋の第20回共産党全国大会に向かって長い政治の季節に突き進むことになる。
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2022/03/15 高口康太
中国政府はウクライナ侵略に対し、ロシア寄りの報道やネット検閲を進めている。ただ、こうした世論誘導をやりすぎているあまり、むしろ中国共産党の支配にマイナスの影響を与えているようにも見える。
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2022/03/06 樋泉克夫
ロシアのウクライナ侵攻から1週間が過ぎ、戦場の状況が報じられるようになったが、戦争そのものの〝実像〟が判然とはしない。関係諸国の対応からは、国際社会は依然として米国、ロシア、中国の3大国、それも最高権力者によって左右されている。
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2022/03/03 高口康太
ロシアによるウクライナ侵攻が全世界の注目を集めている。国際社会がロシアへの批判を強める中、数少ないロシア擁護の筆頭とされているのが中国だ。政府は苦しい立場に立たされているが、一般の中国人は戦争をどのように受け止めているのだろうか。
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2022/02/20 高口康太
「開幕目前の北京五輪 中国では盛り上がってない」とのニュースを目にした方は多かったかもしれないが、開幕すると状況は一変した。ウインタースポーツに無関心だった人もテレビにかじりついている。ここには、中国の世論操作能力の向上がありそうだ。
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2022/02/19 樋泉克夫
北京五輪後の今秋に第20回共産党全国大会を控えた習近平政権が3期目へと継続することは揺るがないだろう。ただ、毛沢東の遺志を深く心に刻んでいると言える習近平の立ち位置は微妙なものとなる危険性をはらんでいる。
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開会式に見る「中国が管理する世界」
2022/02/08 平野 聡「鳥の巣」と呼ばれる中国国家スタジアムを覆い尽くした、北京冬季五輪開幕を告げる緑と青の光。世界はその美しさに圧倒され、「外交ボイコット」をはじめとした論争など忘れたかに見える。しかし、この背後に隠された政治的な意図を深く考えるべきだ。
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2022/02/02 樋泉克夫
冬期北京オリンピックが開幕される。台湾やウイグルといった国際紛争への火種を抱えている上、国内に多種多様な問題を抱えており、中国としても08年の北京夏季オリンピックと同列に位置づけているわけではないだろう。
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2021/12/21 高口康太
〝五輪外交ボイコット〟が世界的な話題となっているが、中国国内では、人気のなかったウインタースポーツを、冬季五輪開催という大義名分を得て、中国政府、スポーツ界、経済界は一丸となって産業拡大へと突き進めている。
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2021/12/03 高口康太
中国共産党は同党史上3回目となる「歴史決議」を採択した。この決議がいったいどういう内容で、どんな意味を持つのかについては腹オチすることは難しい。筆者が注目したキーワードは「錯誤」(中国で「あやまち」の意)だ。
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2021/11/24 野川隆輝
中国の人権問題に懸念を抱く日本の地方議会に対し、中国公館の職員と思われる人物からの抗議電話が昨今、増加している。現場では一体、何が起きているのか──。
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2021/09/22 平野 聡
中国によるさまざまな締め付けが止まらない。「これは第二の文化大革命(文革)ではないか」との評価もあるが、毛時代、改革開放に次ぐ第三の局面を見せ始めたものと考える。それは、AI・IT時代における「中国化」の名のもとで萎縮してゆく姿である。
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2021/09/03 及川淳子
今年の夏、中国では内陸で豪雨による大規模な洪水が相次いだ。被害の深刻さが明らかになるにつれて、インターネットでは批判や疑問の声が多く見られた。政府の対応からは、豪雨だけでなく、世論動向に対する危機感も垣間見ることができる。
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中国を変える〝中国人〟
2021/08/01 房 満満政府からの圧力に動じることなく、自らの足で稼いだ情報を基に「環境法治」の必要性を訴えた民間NGO代表。「自然之友」は民間組織にこそ中国を変える力があることを示している。
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2021/06/01 樋泉克夫
5月16日、景勝地で知られる杭州西湖の湖畔にキャンパスを構える湖畔大学で、大学を表象化したかのような巨大自然石に大きく刻まれ、鮮やかに黄金に色付けされ光り輝いていた「湖畔大学」の4文字が削り取られた。
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2021/05/20 樋泉克夫
内外における言語教育は、中国政府が一貫して推し進める国策遂行上の重要な柱と言えるだろう。そこで興味を持つのが、中国国内では日本語教育を通じてどのような日本イメージが描かれていたのか、である。
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2021/05/07 樋泉克夫
中越両国が南シナ海の領有問題をめぐって激しく対立している現状から考えるなら、中国との友好を謳うグエン書記長の発言は理解に苦しむ。これが日本人の一般的反応だろう。だが両国関係の歴史に照らすなら、強ち荒唐無稽なお人好し発言とも、なぜか受け取れ…
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2021/04/28 樋泉克夫
習主席は対外強硬から国際協調へと姿勢を転換させたのか。はたまた今次サミットへの参加それ自体がバイデン政権への「屈服」なのか――様々に論じられてはいるが、それはさて置き、ここでは現在の中国の指導者世代が気候変動を含む環境問題全般をどのように…
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