「国際」の最新記事一覧
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アダム・カーティス監督「Russia 1985–1999: TraumaZone」(2022年、BBC)
2023/01/05 藤原章生ウクライナ侵攻が続く中、なぜ、ロシア民は戦争に反対しないのか。旧ソ連、ロシアを知るには今という点だけを見てもわからない。そこで見たのが、英国のアダム・カーティス監督によるBBCドキュメンタリー、「ロシア1985–1999 トラウマゾーン」…
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2023/01/05 岡崎研究所習近平のサウジ訪問、そこでのGCC首脳およびアラブ諸国との会議は、中国の湾岸アラブ諸国におけるプレゼンスを高めたことに疑いの余地はない。では米国が中東からの撤退を進める中、中国は米国に取って代わるのだろうか――どうやらそれは、難しそうだ。
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2023/01/04 服部倫卓ロシア経済の予測は「軽症」に見えるが、今日直面しているのは、目先のGDPでは測りにくい。残酷物語はこれからが本番。自動車販売と軍需産業という2つの分野に絞り、ロシア経済が直面している問題を見ていくことにしよう。
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2023/01/04 佐々木伸2023年の中東情勢は波乱含みの展開になるだろう。その中心は反ヒジャブ(スカーフ)・デモに揺れるイラン、極右政権が始動したイスラエル、そして膨大な石油資源を武器に独立独歩の歩みを始めたサウジアラビアの3カ国だ。
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2023/01/02 斎藤 彰忍び寄る「孤立主義」との戦い――。バイデン米政権にとって2023年の最大課題は、「米国第一主義」の国内ムードをいかに克服し、専制主義の中国、ロシア相手にどこまで自由主義陣営の結束を固められるかにかかっている。
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2023/01/01 海野素央今回のテーマは「2023年『トランプ離れ』は加速するのか?」である。24年米大統領選挙への出馬表明をしたドナルド・トランプ前大統領の好感度に変化が見える。
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2022/12/31 田部康喜NHKスペシャル「エリザベス女王~光と影 元側近が語る外交秘話~」は、英国の元首に禁じられている政治的な言動、行動のギリギリのところで平和のために言葉を放った、女王の秘話を綴ったドキュメンタリーである。
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記事で振り返る2022年(ウクライナ情勢編)
2022/12/30 吉田哲2022年は間違いなく歴史の転換点として世界史に刻まれる年になった。ロシアがウクライナへの侵攻を開始。停戦の見通しは今でもたたず、その影響は2国間だけでなく、世界に及んでいる。「第三次世界大戦」とも称される戦争はいかに始まり、どう動いてき…
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『続ロシアン・コミュニティー潜入記(後編)』
2022/12/30 高野凌バリ島に2カ月滞在して8カ所に宿泊して老若男女のロシア人100人以上から話を聞いたが、不思議なことに誰一人としてプーチンに対するあからさまな批判を口にすることはなかった。
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2022/12/29 部谷直亮ウクライナ軍によるモスクワ近くを含むロシア領奥地へのドローン戦略攻撃が12月初旬に相次いで成功している。今回の攻撃の深刻さは、ドローン防空が未だ前提ではない日本が同様の攻撃を受けた場合、首都圏の大規模停電を招きかねないという点だ。
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『続ロシアン・コミュニティー潜入記(中編)』
2022/12/29 高野凌バリ島の南端は断崖絶壁直下に真っ白な砂浜が広がるパライソだ。インド洋を望む美しい砂浜の大半はプライベート・ビーチ。不動産屋情報ではバリ島の南に位置するウンガサン、ウルワツ地区は富裕層が多く住むアナザー・ワールドであるという。
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2022/12/28 小谷 賢1997年に米中央情報庁(CIA)は、米国の「インテリジェンスの父」として、3人─ジョージ・ワシントン、ジョン・ジェイ、ベンジャミン・フランクリン─の名前を挙げている。いずれも米国の建国に貢献した偉大な政治家だ。しかし、崇高な理念だけでは…
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2022/12/27 鬼頭宏国連人口基金は、世界人口が80億人に達したと発表した。40億人になったのは1974年だったので、ほぼ半世紀で倍増したことになる。世界人口は今後も増加を続けると予想されるが、増加は無限に続かず、問題は人口の量そのものではなくなりつつあると見…
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2022/12/27 海野素央今回のテーマは「ウクライナ戦争は24年米大統領選挙にどのような影響を与えるのか?」である。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は21日、ワシントンを電撃訪問し、ジョー・バイデン米大統領と首脳会談を行い、その後、米連邦議会上下両院…
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2022/12/27 西村六善ウクライナ侵攻におけるロシア軍の後退が世界のメディアで取り沙汰されている。終結とその先に「ロシアの民主化」が見通されるが、そうした方向に向かえば世界はどうなるのか。考えてみた。
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2022/12/27 岡崎研究所豪州では5月の政権交代で労働党政権が発足したが、中国の脅威に厳しく対処する豪州の方針に変更はない。現在、西太平洋では、豪州と日本がアジアにおける米国の存在を繋ぎとめる錨の役割を果たしている。
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2022/12/26 岡崎研究所WTOは12月9日、トランプ関税の根拠である国家安全保障上の必要性(GATT第21条が認める自由貿易の例外)について不当と宣言した。これに対しバイデン政権は、貿易上の措置が国家安全保障に必要かどうかを判断するのは米国であり、WTOにはこの…
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2022/12/25 新田日明NYで世界の「SENGA」へと昇り詰めることができるか。福岡ソフトバンクホークスから海外FA権を行使し、千賀晃大投手がニューヨーク・メッツへ入団した。新天地となるメッツの先発事情、そして千賀のストロングポイントをクローズアップしながら諸々…
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『続ロシアン・コミュニティー潜入記(前編)』
2022/12/25 高野凌筆者はバリ島に10月17日~12月15日の2カ月間滞在した。12月1日までに見聞した亡命ロシア人については「ロシアン・コミュニティー潜入記(前半、後半)」の2回にわたり現地報告した。その後2週間でさらにロシアン・コミュニティーの実態が浮か…
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2022/12/24 高口康太「12月1日から20日の累計感染者数は推定2億4800万人」。ゼロコロナ政策を解除した中国でこのような数字が出回っている。感染爆発は確実に起きており、それを国民も政府も受け入れてしまっているようだ。
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