「社会」の最新記事一覧
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2020/08/15 原田 泰15日で敗戦75年となる。日本の政府債務残高の対GDP比は敗戦直前を超えている。コロナ対策の財政支出増、コロナ不況による税収減で、さらに上昇するだろう。それでも戦中、戦後に起きたようなインフレは起きないどころかデフレを心配する状況にある。
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「私の家政婦ナギサさん」コメディエンヌの魅力がほとばしる
2020/08/14 田部康喜「私の家政婦ナギサさん」は、製薬メーカーのMR(Medical Representative)として、自社の薬の成分や効能を説明する仕事に就いている、相原メイ(多部未華子)が家政婦として契約した、鴫野ナギサ(しぎの・なぎさ、大森南朋)と繰…
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2020/08/12 赤坂英一「広島カープはまた巨人の〝カモ〟に逆戻りしてしもうたんか」。強気で鳴る広島OB評論家からすら、最近はそんな弱音が聞かれる。〝球界の盟主〟を呑んでかかっていた2016~18年の3連覇も今は昔。今季、巨人戦の対戦成績は2勝6敗1引き分け(12…
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2020/08/11 勝村久司今年は、例年、花火大会に子供を連れて行っていた代わりに、ぜひ、子どもたちにペルセウス座流星群を見に連れて行ってあげてほしい。花火大会と同じで、望遠鏡も双眼鏡も要らない。肉眼で寝転がるだけでいい。今年は特に小さな子どもたちにとって条件が良く…
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2020/08/10 新田日明6日の阪神―巨人戦(甲子園)で8回一死から巨人の増田大輝内野手が6番手としてマウンドに立った一件だ。采配をふるった巨人・原辰徳監督に対し「野手をマウンドに送るなんてありえない」「勝負を放棄する姿勢はおかしい」などといった批判が大物OBを中…
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2020/08/07 松永和紀科学誌ネイチャーに、トレハロースが感染症流行の深刻な原因となっている、とする論文が掲載された。トレハロースは林原が開発した食品添加物。その後、論文内容を科学的に否定する論文が二つ出たものの、「問題ない」という情報は広がらない。
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大学はこんなにいらない
2020/08/06 浅野有紀,濱崎陽平18歳人口が年々減少する中、定員を満たすだけの学生を確保できず、経営難に苦しむ大学が増えている。とりわけ私立大学はその割合が高い。約3割の大学が定員割れになっている。そんななか、地方私立大学の公立化が増加している。受験率は高まり、学費も安…
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大学はこんなにいらない
2020/08/03 濱崎陽平1990年には約200万人いた18歳人口は、2020年には約116万人と、約4割減少した。一方で、大学の総数は507から786(19年度)へと、約5割増加している。人口減少の局面にありながら、いまだに大学は「増殖」している。研究力低下が叫…
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2020/08/03 新田日明照ノ富士は強行出場を重ねた結果、コンディションがボロボロになり大関の番付から史上最大の陥落と一時は日常生活にまで悪影響を及ぼし、公傷制度廃止の憂き目にあった〝被害力士〟と言えるだろう。ネット上を見ても「照ノ富士のような悲劇を二度と生み出さ…
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『秋の西インド ラジャスターン、グジャラート、マディアプラデーシュ』第4回
2020/08/02 高野凌二人はインド(=ヒンズー)が歴史上他の国や民族を侵略したことはないと力説。中国では歴史上国内統治が安定すると必ず近隣諸国を侵略してきたが、ヒンズーは根本的に平和主義であると強調。
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「MIU404」は異色の警察ドラマ 野木亜紀子の脚本が冴える
2020/07/31 田部康喜「MIU404(ミューヨンマルヨン)」(TBS、金曜午後10時)は、綾野剛と星野源が、新設の第4「MIU(Mobile Investigative Unit:機動捜査隊)」の隊員としてコンビを組む、異色の警察ドラマである。ふたりの行動は、…
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小林久隆・米国立がん研究所主任研究員に聞く
2020/07/30 中西 享近赤外光を使った新しいがん治療法として注目されてきた、がん光免疫療法に使う医薬品と医療機器の実用化を担っている楽天関連会社の楽天メディカル社(本社米カリフォルニア州サンマテオ、三木谷浩史会長)が、厚生労働省に対して3月に医薬品と医療機器の…
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導入先進国の英国から学ぶ
2020/07/29 風間健太郎経済産業省と国土交通省が産業競争力強化に向けた官民協議会を設置するなど、普及への動きが加速する洋上風力発電。再生可能エネルギーの一つとして活用が期待される一方、先行して導入された英国等で問題視される生態系への影響について、具体的な要件や判…
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2020/07/29 赤坂英一最近、ナゴヤドームの記者席で久しぶりに会った中日関係者が、「いよいよ真価を発揮してきましたね」と声をかけてきた。早くも7月に一軍デビューを果たし、本来の長打力を見せている中日のドラフト1位新人・石川昂弥(19・東邦)のことである。高卒新人…
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~子育ての断捨離が、子の自立と親の自立を促す~
2020/07/28 馬場未織こどもたちが学校に登校できる毎日が再開してしばらく経つ。自粛が長引くほどこどもへの関心が強まってくたびれる親も少なくなかったろう。今回は、こどもの将来、そして親の将来を考えたところから逆算し、「する子育て」から離れてみることを提案する。
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2020/07/28 牧野健太郎(読み解き),近藤俊子(構成/文)お江戸で美人画といえば、喜多川歌麿さん。その歌麿さんが若い娘さんの生活を写して描いた「娘日時計」5枚シリーズの中の1枚「娘日時計 午ノ刻」。髪を上げて浴衣をはおり……何気ない湯上がりの1コマ。歌麿さんの美人画には、色っぽさと清涼感が同居し…
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2020/07/27 吉永みち子日本を代表する大女優、倍千賞恵子。普通を普通に演じることができる稀有な女優。歌手としても「下町の太陽」などのヒット曲を持つ。
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2020/07/27 新田日明言語道断だ。大相撲7月場所(東京・両国国技館)で東前頭5枚目の阿炎が知人と会食に行ったことなどにより、7日目の25日から休場となった。翌8日目の26日には会食の場所が接待を伴う店だったことに加え、他の部屋の幕下力士とともに場所中だけでなく…
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『秋の西インド ラジャスターン、グジャラート、マディアプラデーシュ』第3回
2020/07/26 高野凌カジュラホのホテルのロビーで何気なく英字新聞を開いたら外国人患者を治療するMedical Tourismで年間90億ドル外貨獲得という見出しが躍っていた。『先進国と同水準の医療を半額で』がキャッチフレーズらしい。
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2020/07/26 足立倫行夏休みになると思い出す光景がある。小学校低学年の頃、故郷(鳥取県境港市外江町)の海辺でのことだ。島根県の松江市から美保関町まで往復する「合同汽船」という貨客船があり、境水道に面した我が町は定期船の寄港地だった。
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