「社会」の最新記事一覧
-
2024/03/05 野川隆輝
ほんの数分でも、ぐっと力んだ両手には汗が滲んでいた。1月下旬、小誌記者は同僚の女性記者2人とともに、大阪ヒートクール(大阪府箕面市)が提供する生理痛VR体験デバイス「ピリオノイド」を体験した。
-
2024/03/04 冷泉彰彦
日本人の大学への進学率が男女同率となるのは時間の問題だろう。その一方で、日本は世界の「ジェンダーギャップ指数」の達成度が125位と低迷。問題になっているのが女性の企業管理職への登用だ。これは日本企業独特の人材・商習慣が根強く関連している。
-
『キャプテン!日本のスポーツ界を変えた男の全仕事』(川淵三郎著)
2024/03/01 中島章隆日本のスポーツ史のうえでも画期的な足跡を残してきたJリーグ。生みの親である元日本サッカー協会会長、川淵三郎がリーグの発足からバスケットボール協会の改革まで、足跡を回顧したのが『キャプテン!』だ。日本スポーツの現代史をたどってみたい。
-
2024/03/01 與那覇 潤
「ダイバーシティー」「SDGs」「DX」……。昨今日本では、こうした聞こえのいい言葉が飛び交う。だが、重要なのは装飾された〝言葉〟ではなく、その〝内実〟に目を向けることだ。
-
2024/02/29 片野 歩
海外に釣りに行けば大きな魚が釣れる。そう思っている釣り人は多いのではないでしょうか。日本の海は、世界三大漁場の一つに含まれているのに、なぜ日本ではなく、海外では大きな魚がたくさん釣れるのでしょうか。
-
2024/02/29 渡辺 努
今年も春闘の季節を迎えた。賃上げの実現は既定路線で、日銀の金融政策も正常化に向かうだろう。「金利のある世界」の到来後も、「賃金と物価の好循環」のために国民全体で機運を高めるべきだ。
-
2024/02/28 原田 泰
人口減がデフレをもたらし、人手不足をもたらしているという人口減決定論がいまだ強い力を持っているようだ。今回は人口減と雇用状況を結び付ける議論を考えたい。人口減に伴う高齢化や社会構造の変化が雇用情勢の変化をもたらしているのかということだ。
-
2024/02/27 藤原章生
30代のころ、5年半滞在した南アフリカを再び訪れ、友人に23年ぶりに会い、居候し1ヵ月半がすぎた。長い日程は、南アフリカの代表的な現地語、ズールー語を学ぶため。ヨハネスブルク郊外の旧黒人居住区ソウェトで普段語られる言葉を聞き取りたいからだ。
-
-
2024/02/26 田中充
崖っぷちまで追い詰められていた柔道ウルフ・アロンが鮮やかな逆転劇で、2大会連続の五輪切符を手中に収めた。2年前に東京五輪で金メダルを取った後、2月まで一度も国際大会で優勝ができなかった。逆境をバネにウルフはどう這い上がったのか。
-
-
2024/02/25 高野凌
12月7日。スリランカ南部に広がる高原地帯は英国植民地時代から続く紅茶栽培の中心地である。キャンディーからヌワラ・エリア迄の高原地帯をおんぼろローカルバスに揺られて3時間半、バスの両側に延々と見える限り紅茶畑が広がる。営々と何世紀もの間お…
-
奈良県奈良市
2024/02/25 羽鳥好之春日大社にもほど近い若草山のふもと、大和の街並みにも溶け込む和洋折衷の美しい佇まいが宿泊客を出迎える。明治の時代に贅を尽くして建てられた奈良ホテルにはその歴史にふさわしい優雅で厳かな時間が流れている。
-
一冊一会
2024/02/24 WEDGE編集部今月は「ジェンダー」をテーマにセレクトしました。固定観念は日常の中にも、無意識の中にも潜んでいます。
-
2024/02/22 青山 佾
日本人にも馴染み深い観光地であるサンフランシスコだが、最近は治安悪化が盛んに報道されている。現地を踏査してところ、足を踏み入れない方がよい通りと、市民や観光客が行き来する通りとに分かれる。明暗が分かれるのはなぜだろうか。
-
-
2024/02/22 中西 享
能登半島地震によって改めて「マンションの防災対策と長寿命化」に注目が集まっている。そこでカギとなるのが管理組合の意識と行動だ。
-
2024/02/21 山本隆三
過疎に悩む地域は、発電事業と水素製造により地域で雇用を生み過疎に歯止めをかけると意気込んでいる。しかし、洋上風力設備で発電される電気のコストは安くない。地元の雇用も期待できない。洋上風力と水素による地域創生は無理筋にみえる。
-
-
2024/02/20 ブレイディみかこ,野口千里
エンパシーとは、「その人の立場だったら自分はどう感じ、どう考えるのかを想像して、理解する能力」のこと。英国在住のコラムニスト、ブレイディみかこ氏に日本で生かすべきエンパシーのあり方を聞いた。
|
|