「経済」の最新記事一覧
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2021/10/29 原田 泰
岸田文雄政権の「新しい資本主義」は分配に重点を置いたと思っていたら、日本が成長していないという話で盛り上がっている。1990年から日本の給料が横ばいなのに、他の先進国は順調に上がっていると見せられたら、やはり成長が大事という気になってくる。
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改めて問われた「価値」とは
2021/09/08 原田 泰オリンピックもパラリンピックも終わった。今回ほど多くの議論を呼んだ大会はなかっただろう。しかし、オリンピックについて議論するとき、一番肝心な視点が抜けている。オリンピックはあくまでも「興行」であるということだ。
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コロナ対策の費用対効果分析④
2021/09/01 原田 泰新型コロナウイルスに感染しても、確実な治療法があれば何も恐れる必要はない。外出を控えることも都市封鎖することもないのだから、経済への打撃はなくなってしまう。では、効果的に医療体制の拡充と治療法の確立ができたのだろうか。
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コロナ対策の費用対効果分析③
2021/08/12 原田 泰前回に引き続きコロナ対策の費用対効果分析を行う。今回のテーマは、PCR検査とクラスター対策である。
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2021/07/31 多賀一晃
最近の白物家電は、リーダーシップが大手メーカーから中小メーカーへ様変わりしているようです。一つには、白物家電の多くの技術は、すでに世に出ているものが多く、新しく開発する余地がなくなったこと。そしてもう一つ方向性がガチガチに固定されてしまっ…
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2021/07/25 多賀一晃
先にロボット掃除機を使ったプログラミング教育の話をレポートしました。他に面白い教材を使っている例はないかサーチしたところ、ドローンを使っているところがありました。あの空飛ぶドローンです。供給しているメーカーを取材してみると、ドローンを教材…
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新型コロナ対策の費用対効果分析②
2021/07/20 原田 泰新型コロナウイルスは、2週間隔離すれば大丈夫とされている。だから、海外からの入国を禁じるか、空港で隔離すれば入って来ない。もっとも簡単で効果的な方法に思える。ただ、これから日本が直面する課題がオリンピック・パラリンピックへの対応である。
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2021/07/17 原田 泰
2020年度の日本の名目GDPは前年度より22兆円減少して、政府は新型コロナウイルス感染症対策のために77兆円の予算を余計に使った。予算のうちどれがもっとも効果的だっただろうか。どれがコロナ感染症という疾病に効果的であったかを議論する。
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中国ワクチン外交はもう終わり
2021/06/11 原田 泰自衛隊のワクチン接種予約システムで接種券に適当な番号を入れても受付できることがアエラドットや毎日新聞、日経クロステックで批判された。しかし、これは欠陥だろうか。
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2021/05/26 原田 泰
通常の所得税以外にも、キャピタルゲイン課税、資産保有税、相続税などによって、お金持ちからより多くの税収を上げることができるのではないかという疑問があるかもしれない。今回は、これについて考えてみたい。
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2021/05/25 多賀一晃
2021年4月。コロナ禍。少し多くなったとは言え、まだほとんどのメーカーが対面の発表会を実施しない時期。シャープから発表会への案内状が来ました。そしてそこで見たテレビの新製品は、テレビがテレビと名のらない日への第一歩という印象でした。
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2021/05/14 原田 泰
新型コロナ感染拡大による歳出拡大への対策として、高所得者への増税で税収を上げられると考える人がいるかもしれない。しかし、これは大きな誤解である。お金持ちの数は少ないし、お金持ちの所得の国民全体所得に占める比率も小さいからだ。
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2021/05/04 多賀一晃
「睡眠」は「運動」「食事」「ストレス」と共に、健康のために気になることで、いろいろな人が、「よく眠れない」「寝ても疲れが取れない」と言います。しかし、それは主観に基づく結果です。当然、睡眠中は意識がありませんから、詳しく分からないのも当然…
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ダイソン「dyson omni-glaide」を考える
2021/04/15 多賀一晃ダイソンが発表した新型スティック型掃除機「dyson omni-glide」(ダイソン・オムニーグライド)。実物を見て唸りました。もしかしたら、一番たじろいでいるのは日本の家電メーカーかも知れません。と言うのは、ダイソンが宗旨替えに近い製…
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2021/04/10 原田 泰
日本の生産性が先進国の中で低くなった。その理由として、多くが主張する、「日本はキャッチアップを終えて先進国になったのだから、もはやキャッチアップ型の成長はできない。これからの成長を支えるのは独自性と独創性だ」という言説にあると考える。
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2021/04/03 多賀一晃
アイリスオーヤマの業務用ロボット。一眼見て驚愕しました。そこで出会ったお掃除ロボットは、芝刈り機の様に大きな取手を持つ、タンク型の給水タンクの様なロボット。可愛い「お掃除」という言葉が、それなりに似合うiRobot社のルンバと違い、威圧感…
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2021/03/22 倉都康行
未上場企業買収目的の「空箱」が上場され、投資家からマネーが集まる事例が急増している。見極めの難しい投資ゆえの「失敗」も発生しており、市場を一変させる長期金利の動向などに注視が必要だ。
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すでにあった命を守れる土地
2021/03/17 原田 泰東日本大震災から10年たったということで、高台移転は、金と時間がかかって失敗だったと反省を特集している。これは都市計画家の西郷真理子氏が指摘したことであり、復興の壮大な無駄遣いは繰り返し批判されてきたことである。
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2021/03/09 原田 泰
新型コロナウイルスへの感染予防策と経済不況対策への支出によって、財政赤字が急拡大している。多くの方が心配になると思うが、政府の赤字と企業の赤字とは全く異なるということを説明したい。
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