世界潮流を読む 岡崎研究所論評集
世界の流れは、時々刻々専門家によって分析考察されています。それらを紹介し、もう一度岡崎研究所の目、日本の目で分析考察するコラム。
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2022/06/02 岡崎研究所プーチンはウクライナをロシアに吸収合併し、ベラルーシとの3カ国よりなる「ミニ・ソ連の再興」を夢見たのだろうが、結果としては、国連憲章にある戦後の秩序を壊し、ロシアの国際的な地位にも大きな損害を与え、制裁によりロシア経済も疲弊させている。
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2022/06/01 岡崎研究所ワシントンで開催された米国・ASEAN 特別首脳会議では、28項目の「共同ビジョン声明」を採択した。ASEANにおいて、政治的にも経済的にも米国への期待が高まっているのであれば、米国にとって、対ASEAN外交を強化する大きなチャンスである…
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2022/05/31 岡崎研究所ウクライナ戦争における西側の目標は、ロシアの置かれた状況を侵攻以前よりも悪くすることであるべきなどと強気なものに転じている。西側の強気の発言には、軍事的分析の裏付けがあるのであろうが、目標に到達し得るかどうかは分からない。
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2022/05/30 岡崎研究所ウクライナ情勢は中国指導部の台湾統一戦略に何らかの影響を与えているだろう。習近平にとっては、ロシアの侵略がはじまってから、10~12週間がたち、台湾問題との関係で、自分たちの計算が狂ってきたと思っているのではないか。
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2022/05/27 岡崎研究所北アイルランド議会選挙において、アイルランドとの統合を目指すシン・フェインが初めて最大政党となり、自治政府の首席大臣の地位を手にした。歴史的・画期的なことであるが、今回の選挙でアイルランドとの統一が近付いたというわけではない。
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2022/05/26 岡崎研究所フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長が石油の輸入禁止を提案した。ロシアの原油輸出の50%が欧州向けであるから、インパクトは大きいであろう。他方、予想されたことであるが、ハンガリーが反対し、スロバキア、チェコも抵抗している。
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2022/05/25 岡崎研究所ウクライナ情勢から得られる最も重要な「教訓」は、中国の台湾への「脅威は現実のもの」であり、今すぐにこれに対応するための準備が必要であるとし、台湾がより良い準備をすればするほど、中国が台湾へ侵攻する危険性は低くなる。
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2022/05/24 岡崎研究所ウクライナ紛争が単なる主権と領土保全の問題から、ロシア対西側諸国の対立という「新冷戦」に入ったと言える。20世紀後半の冷戦と比較して、米国内の分裂や民主主義対独裁主義の対立による多国間協力崩壊の危機などより不安定で予見困難だとしている。
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2022/05/23 岡崎研究所フィリピン大統領選挙で、かつての独裁者マルコス元大統領の長男であるフェルディナンド・マルコス・ジュニアが当選を決めた。心配なのは独裁指向よりも、統治能力が心配であろう。大統領選の討論会から逃げ回り、まともな政策や外交を提示していない。
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2022/05/20 岡崎研究所ベラルーシのルカシェンコはプーチンの共犯者であり、今もロシアのウクライナ侵攻を助けている。ベラルーシはロシアの侵攻についてロシアから多くの情報を得ているに違いなく、その成功を願うとともに、その成功に疑念を持って来ているとも思われる。
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2022/05/19 岡崎研究所コロナ対策をめぐり習近平政権は確かに難局に立たされている。世界規模での蔓延の持続と変異種の登場は、中国のコロナ政策、ひいては習近平政権の統治そのものに重大な挑戦を突きつけている。ゼロコロナ政策は、間違いなく修正を迫られている。
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2022/05/18 岡崎研究所ウクライナ問題に関するインドの言動には失望させられる。バイデン大統領を始めとする西側首脳の働き掛けの効果も全くないようである。しかし、インドの態度はもう少し複雑のようだ。
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2022/05/17 岡崎研究所米国とサウジアラビアおよびUAEとの関係がぎくしゃくしている。ロシアに対抗する西側の結束は、原油価格の高騰により直ちに砕けるほど脆弱ではないだろうが、EUがロシア原油の禁輸に動き出した事情もあり、サウジアラビアに増産させる努力は重要である。
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2022/05/16 岡崎研究所英国のトラス外相はロンドン市長官邸で『地政学の復帰』と題して講演し、ロシアによるウクライナ侵略を受け、これまでの自由主義陣営のアプローチが失敗したことを率直に認め、侵略者に対抗する自由主義陣営の取り組みを再活性化することを説いている。
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2022/05/13 岡崎研究所中国とソロモンとの安全保障協力協定の締結は、豪州の国防専門家にとっては大きなショックになっているように見える。豪州は選挙運動中で、対中国政策の成功を最大の武器に選挙戦を進めていたモリソン首相にも影響を与えかねない。
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2022/05/12 岡崎研究所フランス大統領選挙の決選投票で再選をはたしたマクロン氏は勝利演説で、極右候補を支持した有権者の怒りを理解し公正な国家を目指すと発言し、謙虚な姿勢を示した。これは、次の注目点となる6月の国民議会選挙を念頭に置いたものである。
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2022/05/11 岡崎研究所保守系の尹錫悦が韓国の新大統領に就任した。尹氏は4月にワシントン・ポスト紙のインタビューに応じ、ウクライナへの対応、クアッドへの参加意向、対中関係、日韓関係、対北関係など、外交政策の方針につき幅広く基本的な考え方を述べている。
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2022/05/10 岡崎研究所ロシアのウクライナ侵攻は、スウェーデンとフィンランドの安全保障環境を劇的に変更することとなった。近い将来、両国が NATO加盟を申請することは間違いない。
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2022/05/09 岡崎研究所キーウ訪問をすませたオースティン国防長官は記者団と会見し、米国の目標は変わりつつある姿勢を見せた。米国はウクライナが生き残るだけでなく、勝利させることを視野に入れつつあるのではないかとの印象を与えた。
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2022/05/06 岡崎研究所ラテンアメリカにおいて左派政権の成立が続いている。1999年から2000年代に進み、右に揺れ戻しがあったものの、再び来ている。一見、新たな「ピンク・タイド」が押し寄せているようにも見える。
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