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2022/11/09 浅川澄一第9期介護保険の改訂に向けた「給付と負担」の議論がやっと始まった。制度施行以来23年。サービス利用が一段と広がることは間違いない。制度の持続性を保つ策として、利用料アップとサービス縮減への見直し圧力が高まっている。主な論点は6つある。
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2022/11/07 山本隆三米国中間選挙の争点に物価上昇、インフレが浮上している。バイデン政権のエネルギー政策がインフレを引き起こした原因と考える有権者も多い。選挙結果はエネルギー・気候変動政策に影響を与え、世界エネルギー需給と各国の気候変動政策も影響を受ける。
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2022/11/06 片野 歩日本海でズワイガニ漁が解禁となりました。日本のズワイガニの資源管理は、ロシア、米国、カナダ、ノルウェーなどの国々とは「根本的に」異なります。その結果、日本とその他の国々とでは、資源量が大きく異なることを解説します。
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川崎フロンターレに学ぶ「ことビジネス」の本質
2022/11/06 野川隆輝千里の道も一歩から――。まさにこれを体現しているといえるクラブがある。今シーズンも最後まで優勝争いを繰り広げた川崎フロンターレだ。その強さの根源に迫ろう。
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価値を売る経営で 安いニッポンから抜け出せ
2022/11/05 梶田美有百貨店「外商」が活況を呈している。富裕層を魅了する〝人ならでは〟のサービスが生み出す価値とは。
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価値を売る経営で 安いニッポンから抜け出せ
2022/11/04 友森敏雄〝超〟富裕層のニーズを満たす旅行コンテンツを提供するエクスぺリサス。「五ツ星の体験」をつくることでどのような「価値」を生み出しているのか。
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2022/11/04 山口亮子家畜の細胞を培養して作り出される「培養肉」。その開発に各国がしのぎを削るなか、日本の開発現場はどんな強みを持ち、どんな課題にぶつかっているのか。「培養フォアグラ」を世界で初めて生産したスタートアップのインテグリカルチャーを取材した。
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中国軍自爆ドローンによる海上自衛隊無力化の恐れも
2022/11/02 部谷直亮ウクライナ軍は2022年10月29日にロシア海軍の黒海艦隊に対し、海戦史上の画期となる軍事革命を象徴する攻撃を行った。航空機が戦艦を初めて撃沈したタラント空襲(1940)や日本海軍による真珠湾攻撃(1941)に匹敵する契機になりそうな見込…
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2022/11/02 新田日明オリックス・バファローズが26年ぶり5度目の日本一を達成した。ファンにとってはシーズンが終わっても喜びの余韻に浸る「おりほー」の日々がしばらく続きそうだが、オリックスは今オフのストーブリーグでも〝台風の目〟になろうとしている。
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2022/11/02 熊野孝文米穀専門小売店はコメの流通規制が撤廃されてから急激に数を減らしている。米穀小売店はそれぞれ独自の路線を模索し、存続しようとしている。また、コメの大切さや美味しさを伝える地道な活動も展開し、お米ファンを増やすことにも寄与しようとしている。
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2022/10/31 島澤 諭高齢世代向け社会保障給付を削減することで、社会保障のスリム化を主張をすると、「かえって子供たちの負担が増えるだけ」と「忠告」や「反論」を浴びせられる。こうした主張は正しいのだろうか。
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2022/10/30 池田 瞬コロナ禍で停滞した消費活動を取り戻すという意味で「応援消費」という言葉がクローズアップされている。本書『応援消費――社会を動かす力』はそうした新しい消費の態様を分析しながら、現代の消費社会がどのように変化してきたかを解明した。
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2022/10/29 多賀一晃小型家電が多いツインバードと冷蔵庫は、すぐに結びつくものではないが、秘めた実力はある。そのツインバードが、矛盾に満ちた冷蔵庫、分野に乗り込んだのだ。
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100年続く米国の病「黄禍論」(1)
2022/10/28 廣部 泉大谷翔平選手を始め、米国内で活躍する日本人、アジア人は数多い。しかしコロナ禍で「アジアン・ヘイト」が横行するなど、アジア人差別はいまだ根深いものがある。その根源をたどると、19世紀の「黄禍論」が浮かび上がってくる。
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『名スカウトはなぜ死んだか』(六車護著)
2022/10/28 中島章隆今年はまれにみる「平穏ドラフト」と言っていい。だが、1965年以来、58回に及ぶ歴史を振り返ると、悲喜こもごも、さまざまなドラマが生まれてきた。今回取り上げるのは、悲劇の中でもとりわけ深刻な事件を扱った『名スカウトはなぜ死んだか』だ。
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2022/10/28 原田 泰「全国旅行支援」に対し、「支援」の分だけ便乗値上げが横行しているのではないかという声がSNSで盛り上がり、観光庁も気にしている。なぜこんなことが起きているのだろうか。需要と供給の法則から言えば、実は当たり前のことが起きている。
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2022/10/27 吉田浩コロナ、円安、物価高のこの1年で、庶民のささやかな生活防衛のための節税策と言えば、「ふるさと納税」があげられる。ここでは、ふるさと納税で寄附を受け、返礼品を送る自治体の側に立って、この制度の費用と便益を考えてみることにしたい。
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2022/10/26 片野 歩サケ(シロサケ)が産卵のために川を遡上していくのは秋の風物詩です。しかしながら、かつて大量に水揚げされたサケの漁獲量が減少しています。一般的に気づかれていない視点から、サケの回帰量が本格的に回復しない理由について考察してみます。
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2022/10/26 小黒一正32年ぶりに1ドル150円を突破した。現在の円安は、本当に米国と日本の金利差の拡大のみの影響なのか。金利平価説のメカニズムを概説し、テレビや新聞が見落としている視点として、構造的な貿易赤字の問題を取り上げたい。
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2022/10/26 唐鎌大輔ドル/円相場は政府・日銀の為替介入と思しき動きを挟んで乱高下している。「安い日本」の状況を活かして国内への生産回帰が貿易赤字を縮小し、円売り圧力が和らぐという展開も描く報道も散見されるが、日本経済全体の話なのか確信は持てない。
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