Wedge REPORT
ビジネスの現場で日々発生しているファクトを、時間軸の長い視点で深く掘り下げて、日本の本質に迫る「WEDGE REPORT」。「現象の羅列」や「安易なランキング」ではなく、個別現象の根底にある流れとは何か、問題の根本はどこにあるのかを読み解きます。

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2024/11/12 田中淳夫
人手不足社会が深刻となる中、住宅建築の世界に新たな動きが起きている。それは建築業界内だけに留まらず、木材調達の方法にも大きく影響し、日本の林業界をも変える力になるかもしれない。
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2024/11/08 樫山幸夫
トランプ前大統領のカムバックで、米国、世界はどう変わるか。シンゾウードナルドの親密な関係を築いてきた安倍晋三元首相亡きいま、日本も先方の出方を慎重に観察すべきときだろう。
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2024/11/07 中岡 茂
造林には、除伐とつる切という作業があるが、これをどのように行うかによって造林作業や森の姿は変わってくる。特につるに関しては、造林木の大敵であるのに対し、民芸品や薬用酒の材料になるなど、山村の生活を豊かにする側面もある。
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2024/11/01 青山 佾
総選挙の底流では、選挙運動の進め方に大きな変化があった。リアルの演説をネットで広く拡散する融合型が支持を得た。これを機会に、日本の選挙運動を規制する制度を候補者の人柄や重点政策がわかるよう抜本的に改正したらどうか。
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2024/10/28 樫山幸夫
石破茂新内閣の信任を問う総選挙は、裏金問題などの不祥事、首相自身の不人気、党内亀裂という〝敗北の3条件〟すべてにあてはまる惨憺たる結果だった。世界的な〝非常時〟に、日本が内政にかまけていれば、世界での存在感はいっそう薄れる。
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2024/10/25 中西 享
痛い、ちょっとしたミスで採血部分が腫れあがるなどトラブルが多い腕からの静脈採血検査。これを、簡単な器具を使うことにより、指頭と呼ばれる指先から、これまでの数十分の1に相当するわずか0.2㍉㍑の血液を数秒で採取ができる超カンタンな多機能微量…
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明治大学・海野教授が日本橋浜町「Hama House」で講演
2024/10/24 中西 享大統領選挙の投票が2週間足らずに迫る中で、米国の政治事情に詳しい海野素央明治大学政治経済学部教授が10月21日に、「アメリカを覆う深刻な分断と民主主義の危機~アメリカ大統領選挙2024の行方はいかに~」と題して都内で講演した。司会は、グッ…
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2024/10/24 関口和一
石油大国のUAEが次世代モビリティーの分野でも世界の中心になろうとしている。日本の政府や企業は最先端技術のテストベッドを上手に生かす必要がある。
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2024/10/22 海部健三
減少を続けるウナギ。それでも、食べてはいけないわけではない。ウナギの実態を正確に知った上で消費行動についても考える必要がある。
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2024/10/21 渡邊啓貴
石破茂新政権は首班指名同日に解散総選挙を宣言した。この事態を前に想起されるのは、1997年にフランスのシラク政権が8割以上の与党議席を持つ中で行った抜き打ち解散選挙での大敗北だ。日本のデモクラシーが試されている、と言っても過言ではない。
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2024/10/15 田中淳夫
日本の再生可能エネルギーはベトナムなくして成り立たない……。実はバイオマス燃料の自給率は2割程度に過ぎず、多くを輸入に頼る。その中でも、ベトナムからが半分以上を占める。知られざるベトナムの林業現場を紹介しよう。
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〜アメリカ取材報告会@Hama House〜
2024/10/15 Wedge ONLINE編集部『Wedge』2024年8月号(7月20日発行)では「Japanese, be ambitious ! 米国から親愛なる日本へ」という特集を組み、アメリカ社会で活躍する様々な日本人や外国人の日本研究者らに取材しました。雑誌発売後の7月24…
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2024/10/12 Wedge ONLINE編集部
東海道新幹線は2024年10月に開業60周年を迎えた。鉄道は都市間の人やモノをつなぐインフラとして、日本の生活や経済を支えてきた。鉄道をテーマにした記事6本を編集部が厳選してお届けします。
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2024/10/10 中岡 茂
日本で一番広大な人工の創造物は何か?それは人工林である。およそ1000万ヘクタール、全森林面積の40パーセント、国土の27パーセントに及ぶ。その植付は、数十年先の木材需要を見据える必要がある。過酷な下刈を支えるのは。
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2024/10/04 木村正明
サッカーJリーグに経営権交代の波が押し寄せ、その買収額が物議を醸している。サッカー界のみならず日本のプロスポーツが発展するために必要なこととは。
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2024/10/02 久保田精一
欧米の主要国では、トラックドライバーがエッセンシャルワーカーとして処遇され、企業にはロジスティクス担当役員を設置し、戦略的な物流網を構築している。
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2024/09/27 中岡 茂
人工林を造成する造林を稲作に見立てられがちだが、作物に合わせて農地の環境をつくる農業に対し、林地の環境に合わせて育成する樹種を選ぶ林業は全く異なる。この樹種の選択を間違えると、向こう数十年間、取り返しがつかなくなる。
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2024/09/19 WEDGE編集部
2024年4月の『働き方改革関連法』施行により、トラック運転者の時間外労働の上限が制限されました。モノを届けるための運送能力が不足する『物流2024年問題』への対応が目下の課題です。<物流問題>をテーマにした5本を編集部が厳選してお届けし…
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2024/09/14 藤原章生
良き父であれ悪しき父であれ、子供達は父のことが最後までわからない。子供達は父に、本当は何をしてほしかったのか。映画「パドレ・プロジェクト 父の影を追って」はそんな問い、いわば「人間の謎」を抱かせ、見る者をひき込んでいく。
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2024/09/12 田中淳夫
日本林業の活性化策の一つとして、木材輸出が推されている。中でも力を入れるべきは木製家具。あまりイメージはないかもしれないが、「日本は木工王国」で、宮大工の木組みや建具に施された緻密な細工など木工技術は洋風家具の製造にも活かせるのだ。
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