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2025/12/03 池上重輔訪日外国人旅行者の増加とともに、日本の免税制度は急速に拡大し観光の重要な要素となっている反面、構造的な脆弱性が浮き彫りになっている。一部では制度の廃止を求める声もあるが、それによって日本の稼ぐ力が削ぐ懸念もある。どうすべきか。
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2025/11/14 池上重輔日経平均株価はついに5万円の大台を突破した。表面的には、円安、金利差、高市早苗政権への期待という「マクロ要因」で説明されることが多いが、その底流で企業そのものの変革が起きつつあることにも着目する必要がある。
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2025/10/10 池上重輔「観光立国」が推し進める日本にとって観光の活性化そのものが地方雇用を創出し、地域社会の再生を支える基盤となり得る。そこで人材が重要になるのだが、顧客との接点を担う人材を中心に大いに不足する懸念が日本は特に高い。何をすれば良いのか。
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2025/08/28 池上重輔ジャングリア沖縄は、沖縄本島北部というこれまでの沖縄における主要観光地とは異なる場所に位置し、その推進体制、事業規模や資金調達の特性から、沖縄観光の新たな起点となることが期待されている。訪問した体験から課題と可能性を考察する。
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2025/08/12 池上重輔観光業界において、省人化技術の導入が急速に進展している。背景には、現場が直面する「人手不足」や「低生産性」があるのだが、省人化は、単なるコスト削減策としてはいけない。効率性の向上と雇用・収入面での改革を両立させることが不可欠である。
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2025/06/16 池上重輔企業のDXが進展しているが、観光においては、業務効率化だけではなく、観光地マネジメントやサービス向上も重要だ。どのようなに進め、どのように変わっていくのか。観光DXの理念と実装をバランスよく実現している福井県の事例を見てみたい。
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2025/04/28 池上重輔大阪・関西万博に訪問してみて、各国のパビリオンから自らの地域資源を世界にどう魅せていくかを学ぶ絶好の機会となっていた。それぞれの文化・価値観・観光資源を凝縮して表現しており、地方観光戦略に参考となる視点が満載である。
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2025/04/14 池上重輔開幕した大阪・関西万博は一時的な国際イベントにとどまらず、地域経済の構造転換、外貨獲得、そして観光・産業の国際化を加速させる絶好の機会である。中でも、訪日外国人観光客の受け入れと経済波及効果の最大化は、大阪万博成功の鍵を握る要素である。
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2025/04/02 池上重輔“よいものを安く大量に”という価値観で成長してきた日本企業が価格戦略の見直しを余儀なくされている。そんな中、日本マクドナルドは度重なる値上げをしても売上を上昇。経営戦略を見ていきたい。
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2025/03/06 池上重輔イベントや宿泊施設、飲食店への「ノーショー(無断キャンセル)」や「ドタキャン(直前キャンセル)」が少なくない。事業者にとっては予約にあてた人やモノのコストは小さくなく、経営的な被害も大きい。宿泊施設、飲食を対象に対応を考えてみる。
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2024/12/19 池上重輔日本が抱える地方衰退や人口減少といった課題に対し、観光産業が大きく貢献すると考えられている。観光と地方創生を繋ぐ方法はいくつかあるのだが、非観光事業者と観光が結びつくことは必須である。全国各地にある青年会議所の可能性を考えてみたい。
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2024/11/15 池上重輔ハロウィンで路上飲酒の禁止などの規制を強化した東京・渋谷。それでも、昨年比約2割増の約1万8000人が集まった。ただ、その盛り上がりほどの経済効果は生まれていないという。渋谷ハロウィンに何が必要か、海外の事例を参考にしながら、検討したい。
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2024/07/22 池上重輔東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドが新事業として、日本においてディズニークルーズを2028年度から開始すると発表した。これをきっかけとしてクルーズ観光を日本がどのように活用すべきかの基本情報を提供したい。
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2024/06/13 池上重輔世界経済フォーラムによる世界119カ国を対象にしたトラベル&ツーリズム発展指数の2024年版で日本は3位だった。前回の1位から落ちたが、トップ3は微差。それでも観光収入は世界から後塵を拝す。何が問題か、ランキングを詳細に見ていきたい。
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2024/06/03 池上重輔観光客の増加が住民生活や地域生活に悪影響を及ぼすオーバーツーリズム。実は、既に観光地として確立している地域にとってのみでなく、観光客を呼び寄せたいと思っている地域もそう思っていない地域も含め全ての地域が準備するべきテーマなのである。
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2024/05/21 池上重輔世界に名だたる観光都市と言える京都が頭を悩ませるのがオーバーツーリズムである。観光客の分散化、マナーについての教育・啓蒙といった対策がすでに取られているが、その定義や影響を考えると足りない視点もある。
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2024/04/03 池上重輔花見へ行く日本人は約6139万人、訪日外国人客は約373万人で、経済効果は1兆円を超える予測がある。花見人口は国内が多いのだが、桜と花見はインバウンド観光の好機となる。その事業機会とオーバーツーリズム等の課題への対応を考察したい。
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2024/03/13 池上重輔バブル経済崩壊以降長らくデフレが続いた日本で、主にインバウンド顧客を対象に高額な製品・サービスが売れている。今こそ、日本の価格を冷静に外国と比較し、好転させる時がきている。
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2023/12/21 池上重輔観光客の増加が住民生活や地域生活に悪影響を及ぼすオーバーツーリズム。実は、既に観光地として確立している地域にとってのみでなく、観光客を呼び寄せたいと思っている地域もそう思っていない地域も含め全ての地域が準備するべきテーマなのである。
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2023/12/06 池上重輔日本でも社会・経済的課題となってきたオーバーツーリズムについて、地元住民の意識と行動を5つの時系列的な段階でたどるという「Doxyモデル(Doxey1975)」を紹介し、象徴的な事例で掘り下げてみたい。
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