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タニタ・谷田千里社長インタビュー(後編)
2021/12/20 立花 聡会社はなぜ、個人事業主化を求めているのか。その原点と本質的な理由とは何か。そして、目的を実現するには、社員と個人事業主という二択だけなのか。その間に「第三の道」はないのか。
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タニタ・谷田千里社長インタビュー(前編)
2021/12/19 立花 聡体脂肪計で国内シェア首位の健康機器メーカー、タニタ(東京・板橋)は他社に先駆け、2017年から社員が「個人事業主」として独立することを支援する取り組みをはじめている。開始から4年、現場と現状を知るために、谷田千里社長に話を聞いた。
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2021/09/06 立花 聡
飲食業界は、経済の好不況や新型コロナのような災厄で浮き沈みが激しい業界といえる。過去十数年、東南アジアを中心に観察し、どんなに不況で客が来なくても、潰れることなく、しぶとく経営を継続している店には、共通した特徴があることが分かった。
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2020/10/20 立花 聡
どっちが勝つか。世界が注目する米大統領選挙は投票日まで2週間を切った。各種の世論調査をみる限り、支持率ではバイデンがトランプを大きくリードしている。大手メディアもバイデン優位を報じている。ただ、世論調査があてにならないという説もあって、情…
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2020/10/13 立花 聡
驚いた。『米台国交回復を推進する』『中国共産党に対抗するよう米国の援助を求める』という2本の決議案が10月6日、台湾立法院(議会)本会議に提出され、全会一致で可決された。驚いたのは、法案そのものでなく、筋金入りの親中党派とされていた最大野…
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2020/10/09 立花 聡
経営・ビジネスの観点から、米中新冷戦という「ニューノーマル」に直面し、日本人経営者・ビジネスパーソンはどのような目線をもつべきかという命題をめぐって、少し展開してみたい。
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2020/09/01 立花 聡
深刻なダメージを受けた観光業や外食業、小売業は依然として厳しい状況にある(参照:『マレーシア版「GoToトラベル」、現場で何が起きているのか?』)、(『マレーシア版「GoTo外食」、常識を覆す飲食店の繁盛ぶり』)。国境の街ランタウ・パンジ…
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2020/08/30 立花 聡
マレーシアでは、外食業も明暗が分かれている。各地で「明」の部類に属する飲食店を何店舗か取材してみた。比較しやすいように、一般市民が使うミドルクラスの中華料理店にターゲットを絞った。時間帯も週末や祝日を避けて平日の夕食時間に合わせてみた。調…
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2020/08/29 立花 聡
「Go To トラベル」は何も日本だけの話ではない。私が住んでいるマレーシアも似たような、非公式的な「Jalan Jalan」(マレー語:散歩する)キャンペーンに取り組んでいる(参照:『マレーシアの「本物ロックダウン」現場から見た日本』)…
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2020/08/25 立花 聡
米台国交樹立は決して幻ではない(参照:『米台国交樹立も視野に、トランプ対中闘争の5つのシナリオ』)。ただ理屈では分かるのだが、最大の障害はなんといっても、中国。実際にいざ米国がその一歩を踏み出した途端に、台湾海峡戦争を惹起するのではないか…
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2020/08/12 立花 聡
マレーシアは、コロナ禍を上手く乗り切っている49カ国ランキングの中に、なんと、台湾に次ぐ2位という好成績をたたき出している(ニッセイ基礎研究所調査)。拙稿『マレーシアの「本物ロックダウン」現場から見た日本』にも触れたように、マレーシアは過…
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2020/08/03 立花 聡
世界を驚かせる出来事。トランプ米政権は突然、ヒューストンの中国領事館に閉鎖命令を出した。続いて、ポンペオ米国務長官は7月23日、カリフォルニア州のリチャード・ニクソン図書館で、これもまた世界を驚かせた演説を行い、中国人民に好意や同情を寄せ…
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2020/04/13 立花 聡
手錠を掛けられ、マレーシア警察に連行された写真付きと実名出しで現地で報道された――。日本人容疑者(81歳、年金生活者)は4月3日、ノル・イッツァティ・ザカリア判事の前で通訳によって訴状を読み上げられた。
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2020/01/09 立花 聡
私は日本出張を終え、次の出張先である上海に立ち寄ってから居住地のクアラルンプールへ帰還するため、A空港国際線ターミナルを利用した。その際、同ターミナルの保安体制に重大と思われる瑕疵があったと認識し、空港保安警備会社B社と空港警察の現場担当…
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2020/01/07 立花 聡
日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告はプライベートジェットに乗ってレバノンに逃亡した。大手メディアから個人SNSまで世間は騒然とした。嵐のような報道を眺めていると、やはり「逃げ」というキーワードに世論の関心が集まったようだ。あえて善悪論…
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2019/12/03 立花 聡
「日本共産党からの香港民主運動への支援に感謝する」。11月28日夜、香港の中心部・中環で行われた、米「香港人権・民主主義法」の成立に感謝する大規模市民集会で発表された感謝リスト。日本関係者のなかでも、特に「日本共産党」の名が挙げられた。一…
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2019/11/27 立花 聡
香港問題のキーとなる「香港人権・民主主義法案」(参照:『香港問題は延焼中、米「香港人権法案」で中国は苦境に陥る』)。11月19日、米上院は全会一致で可決し、そして翌日の20日、米下院は賛成471票・反対1票の圧倒的賛成多数で可決した。法案…
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香港デモ実録3
2019/10/31 立花 聡香港デモの参加者は、穏健派である「和理非派」(平和・理性・非暴力の頭文字を取った名前)と過激派にあたる「勇武派」に分かれている。異なる理念や立場から対置される両派はいささか対立しているかのように思われがちだが、事実はどうであろうか。
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香港デモ実録2
2019/10/30 立花 聡主催者が政府にデモを申請しても却下されるケースは最近続発している。以前の「原則許可」から現在の「原則不許可」へと当局の姿勢が変わった。政府の言い分としては、「デモの暴力化」という理由が挙げられていたが、デモ側からすれば、政府は対話の姿勢す…
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香港デモ実録1
2019/10/25 立花 聡デモ・騒乱が続く香港を一度この目で確認したくて香港行きの飛行機に乗り込んだ。10月19日、クアラルンプール早朝発のエアアジア便は、昼前の11時に香港国際空港に到着。空港ターミナルは人影まばら、いつもの2割以下という感じ。観光業への打撃はや…
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