「国際」の最新記事一覧
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(前半)
2021/02/27 伊藤めぐみ現在、全世界の国外に逃れたシリア難民の数は560万人に登る。とりわけレバノンは多くの難民を受け入れており、人口の4分の1にあたる150万人のシリア難民が暮らしている。そのレバノンは一昨年前から深刻な経済危機下にある。レバノン人でさえも貧困…
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2021/02/26 樫山幸夫
女性蔑視の発言、緊急事態下での高級クラブ通いで元首相や元閣僚がポストを追われたのと時を同じくして、アメリカでは、寒波に凍える地元有権者を見捨て、暖かいメキシコに避げた大物上院議員が集中砲火にさらされている。
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2021/02/26 齋藤 純
コロナ禍による原油価格低迷を背景に、アラブの産油国で脱石油依存が喫緊の課題となっている。だが改革の原資は減りゆく石油収入であり、特にサウジはそのジレンマに直面している。
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2021/02/26 岡崎研究所
2月4日、英国の放送規制当局であるオフコム(情報通信庁)は、中国の海外向けテレビ放送(CGTN)の英国国内での放送免許を取り消した。
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2021/02/25 阿古智子
著者の知り合いである區諾軒氏ら約50人の民主派関係者が香港で拘束された。混乱のミャンマーなど民主主義が後退する国家でも中国の影がより濃くなっていく。
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2021/02/25 山本隆三
実に20年間同じことを繰り返して来たといえる国が、またグリーンイノベーション戦略を打ち出した。今度は、2050年温室効果ガス純排出量ゼロ達成のためだが、その内容は実現可能なのだろうか。米国、EU、中国と戦えるのだろうか。
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放置されてきた呼吸器感染症への備え
2021/02/25 櫻井俊新型コロナの死者数を減らすべく、1年以上、現場の奮闘が続いている。政治はそれに〝依存〟するのではなく、平時から有事に向けた備えをどうするのかに向き合うべきだ。
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2021/02/25 岡崎研究所
2月5日、南米のガイアナは、台湾との間で結んだ同国への台湾の代表機関の設置に関する協定を、中国の圧力により、締結後24時間も経たないうちに一方的に破棄した。中国と台湾は、バイデン政権の出方を伺っている。
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謎だらけだった“トランプ王国”の実態解明
2021/02/24 斎藤 彰保守派判事が多数を占める連邦最高裁が、政権交代後、前大統領に肘鉄となる裁定を相次いで下し、“混迷のトランプ時代”一掃に向け動き出したとして注目を集めている。
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2021/02/24 海野素央
今回のテーマは、「22年米中間選挙と24年大統領選挙における『共和党説明責任プロジェクト(Republican Accountability Project)』の影響力」です。反トランプの共和党員が「共和党説明責任プロジェクト」を立ち上げ…
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2021/02/24 遠藤典子
年明けの危機的な電力受給逼迫は、原子力不足も要因となった。CO2排出量に加え、安定供給、経済性、安全保障を考慮した国益に適う電源構成の将来設計が必要である。
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2021/02/24 岡崎研究所
中国は先端デジタル技術を国家戦略として推進しており、それを背景に、例えばQRコード決済(キャッシュレスの決済)や自動運転で世界をリードしている。欧州では中国に対抗するには「デジタル主権」ではなく米国と団結すべしという意見があるが、欧州より…
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2021/02/23 岡崎研究所
欧州委員会は、EUのワクチン調達についての不手際をめぐり、非難の嵐に晒されている。EUではワクチンの供給不足が原因でワクチン接種が停滞し、接種数はEU人口の3%にとどまり、英国の15%、米国の10%に大きく後れを取っている。
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2021/02/22 佐々木伸
バイデン米政権のイラン核合意復帰をめぐって両国の駆け引きが一気に激化している。米側がイランと対話の用意があると発表したのに対し、イランは米国が制裁解除をしない限り、国際原子力機関(IAEA)の抜き打ち核査察を2月23日に停止するとの強行姿…
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2021/02/22 新田日明
周りが見えている人はたくましく、そして強い。大坂なおみの全豪オープン優勝はそれを改めて再認識させられた。20日にメルボルンで行われた同大会シングルス決勝でジェニファー・ブレイディ(米国)を6―4、6―3で下し、2年ぶり2度目の頂点に返り咲…
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2021/02/22 斎藤 彰
米国史上最悪となった連邦議事堂乱入・占拠事件の逮捕者たちは、意外にも大半がごく普通の市民だった―。事件捜査が進むにつれ、分断社会の根深さが浮き彫りとなり、衝撃が広がっている。
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〝お蔵入り〟した別システムの行方
2021/02/22 櫻井俊新型コロナ患者の報告システム「ハーシス」の開発経緯には、他の分野にも通じる「問題」が詰まっている。
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2021/02/22 岡崎研究所
バイデン政権の具体的な中東政策は、政権発足間もない現時点では未知数であるが、バイデン政権が対応しなければならない中東の諸問題は、米国の優先度から言うと、イランの諸問題、サウジアラビアとの関係、中東和平問題となろう。
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2021/02/21 中西 享
米国のペンシルベニア大学が発表した世界有力シンクタンク評価報告書で、日本国際問題研究所(佐々江賢一郎理事長)がその国際的な活動が評価されて世界トップのシンクタンク賞に当たる「シンクタンク・オブ・ザ・イヤー2020」に選ばれた。アジアのシン…
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社会全体の協力が不可欠
2021/02/19 山岸義晃新型コロナを打倒するには、ワクチンの「効果」と「安全性」の理解が欠かせない。そして何より、われわれ一人ひとりも重要なプレーヤーであることを認識することも大切だ。