「国際」の最新記事一覧
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2023/11/27 長尾 賢
インド主催で、グローバルサウスサミットと、G20のサミットがオンラインで開催された。どちらも今年2回目である。なぜインドは繰り返し、これらを開くのだろうか。インドの狙いは何か。大きく3つの特徴から目的が類推できる。
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2023/11/27 岡崎研究所
ハマスとイスラエルの闘いが中東全域の紛争に拡大する懸念が世界で高まっている。中東の主要国は更なる紛争を望んでいないが、意図しない方向へと進む可能性はある。簡単に起こるとは思えないが、関係国が誤算しないよう注意する必要がある。
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豪雨酷暑の韓国周遊自転車キャンプ旅(第7回)
2023/11/26 高野凌今回韓国を旅行して違和感を覚えたのは韓国における特異な歴史考察の視点である。歴史的出来事を考察するときに被害者的立場から考察・分析するのである。歴史的出来事を当時の世界情勢から分析するとか、客観的な第三者の立場で考察するのではなく、“被害…
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絵画のヒストリア⑤
2023/11/26 柴崎信三レンブラントの代表作「夜警」は、当時のオランダ・アムステルダムが西インド諸島や南米など植民地の富をもたらし、人と資金の流入と新しい技術の発展を促した都市であったことを物語る。チューリップ・バブルと呼ばれる投機ブームでの狂騒も描いている。
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2023/11/24 伊藤弘太郎
ロシアによるウクライナ侵攻以後、西側自由主義諸国の中で韓国防衛産業の存在感は高まるばかりだ。朝鮮半島が東西陣営の武器庫となりつつあるが、韓国が実はロシアと軍事でのつながりがあることは忘れてはならない。
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2023/11/24 岡崎研究所
米ソ冷戦時代、米国の軍事経済両面の国力は挑戦者を寄せ付けなかった。数年前に始まった新たな対立の時代において、米国はそうした抑止力を失いつつある。それは物理的な力よりも世界からの敬意が剝がれつつあることが問題のようだ。
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2023/11/23 小谷 賢
世界のインテリジェンス強国を挙げよ、という議論になると、必ず名前が挙がるのが『007』の母国、英国だ。ただ英国が一貫してインテリジェンスに強かったわけではなく、そこには試行錯誤の歴史があった。
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2023/11/23 岡崎研究所
IMFの助言機関である国際通貨金融委員会は、IMFが「有意義な規模」で増資することを支持する議長総括を公表した。IMFの改革は避けて通れない。今年のG20首脳会議やBRICS首脳会議で見られたように、難しい政治上の問題にもなっている。
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2023/11/22 辰巳由紀
「イスラエル版9・11」と一部で呼ばれるほどインパクトを与えたハマスによる攻撃にイスラエルが熾烈な反撃を加えたことで始まったこの紛争は、長期化の様相を呈する。再選を目指す米国のバイデン大統領にとっては、外交で足を取られる形が続いている。
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2023/11/22 樫山幸夫
故ジョン・F・ケネディ元大統領の暗殺から60年を迎えた。実弟の元司法長官の非業の死からも55年にあたる。大統領暗殺めぐるオリバー・ストーン監督の新作映画が封切られ、ロバート氏の次男が次期大統領選で勝敗を左右しうる存在と注視されている。
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2023/11/22 岡崎研究所
ウクライナのザルジニー総司令官が膠着状態に陥っていることを認め、長期的な消耗戦はロシアに有利に働くとしている。事態を打開するためには、ドローンや電子戦などテクノロジーの革新が必要と語っている。
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2023/11/21 佐々木伸
パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスの指導部や戦闘員の多くがイスラエル軍の制圧した北部を抜け出し、住民が避難する南部へ逃走している疑いが濃厚になってきた。前線は今後南部に移るのは必至で、戦争は第二段階に入った。
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2023/11/21 久末亮一
米中首脳会談が約1年ぶりに行われ、いくつか合意をしたが、会談直後にバイデン大統領が「習近平は独裁者」と発言し、両国の深刻な溝を露呈した。対照的に日中首脳会談は何ら具体的成果も見られず、日本と米国、中国の新たな関係性が見えてきた形だ。
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若者とアラブ系の支持を失うバイデン
2023/11/21 海野素央今回のテーマとして、「イスラエル・ガザ戦争は2024年米大統領選挙にどう影響を及ぼすのか」を選んだ。というのは、10月7日に発生したイスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃は、2024年米大統領選挙におけるジョー・バイデン大統領の選挙戦…
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2023/11/21 岡崎研究所
ウクライナと中東が世界の注目を集める中で、中国が太平洋で、用心深く挑発行為を繰り返し、米国と地域の主要同盟国であるフィリピンを試している。行為は無視するにはあまりに露骨になりつつあり、極めて危険な状況。もっと関心を持つべきである。
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2023/11/20 海野素央
イスラエルに対する米国の支援の手厚さに、違和感を覚えた日本人も少なくないはずだ。両国の関係の背景を理解しつつ、日米の連携強化に必要な「共感」について考える。
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2023/11/20 斎藤 彰
リベラル派として知られていたハーバード法科大学院出身のエリート弁護士はなぜ、2020年大統領選挙でトランプ氏に肩入れし、投票結果転覆を画策したのか――。同事件でジョージア州検察当局と司法取引したニュースは、米司法界にまで大きな波紋を広げて…
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2023/11/20 岡崎研究所
イスラエルとハマスの衝突をきっかけに欧州で反イスラエル・デモが頻発している。その背景には、欧州の移民政策や多文化主義の失敗をはじめ、数多くの読み取るべきことがある。
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豪雨酷暑の韓国周遊自転車キャンプ旅(第6回)
2023/11/19 高野凌9年前にも釜山を起点に韓国一周自転車キャンプ旅をしたが、今回9年ぶりにソウルを起点に韓国一周して最初に気づいたのはカフェ、コーヒーショップの大増殖だ。スターバックス、エディア・コーヒー、ツーサム・プレース、コンポーズ・コーヒー、トムアンド…
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2023/11/18 土方細秩子
今年6月に発足したエネルギーデータ管理のオープンソースを創出する業界イニシアチブ、TEIA(Trusted Energy Interoperability Alliance)。発足当時のメンバーは日本のJERA、ドイツのE.ON、オースト…
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