「国際」の最新記事一覧
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2025/06/05 海野素央
トランプは自分の政策の実施状況や成果が思わしくない場合、手持ちの多くのカードの中で、その状況から国民の目を逸らすためにより大きなインパクトを与える可能性のあるカードを選んで切る。それが今回の場合、「ハーバード叩き」と、「日本製鉄の新たな利…
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2025/06/05 高口康太
今、ちょっとした「広東語学習ブーム」が起きている。火付け役となったのは香港映画「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」。香港映画としては異例のヒットとファンの熱意をかきたてた魅力を探っていきたい。
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2025/06/05 岡崎研究所
トランプ大統領の中東政策も「トランプ第一主義」だ。イスラエルのネタニヤフ首相と隙間風を吹かせているが、イランとの核合意を拙速に結べばイスラエルのイラン攻撃を促し、中東情勢にさらなる混乱を呼ぶ可能性もある。
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2025/06/04 滝田洋一
『ゴルゴ13』は、長年ビジネスパーソンに親しまれている長寿連載マンガだ。リアリティー満載のストーリーが特徴的で、単なるマンガに留まらない魅力にあふれている。
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2025/06/04 岡崎研究所
トランプ関税発表後、世界 100 ヵ国を対象とした意識調査で、79%の国が「アメリカよりも中国に好感を持っている」と回答した。中国は東南アジア諸国歴訪から、北京で中南米カリブ海諸国共同体との首脳会合も行い、米国の裏庭に切り込んでいる。
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2025/06/03 佐藤俊介
トルコで5月16日に開催されたロシア・ウクライナの直接協議に、開催を呼びかけたはずのプーチン大統領が姿を現すことはなかった。ロシア代表団を率いたウラジーミル・メジンスキー大統領補佐官はウクライナを恫喝。協議への考えが見て取れる形となった。
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2025/06/03 吉永ケンジ
韓国軍の光と影。2年ぶりに開催された海軍兵器展示会で、韓国海軍と防衛産業企業はドローン空母など最先端の技術を世界に発信し、訪れた視察団やバイヤーの目を奪った。一方で、韓国軍は深刻な麻薬汚染に犯されており、麻薬探知犬による兵営の調査まで行わ…
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厚生長官 ロバート・ケネディ・ジュニア
2025/06/03 大野和基第2次トランプ政権の幹部たちはどんな人物なのか? 本誌連載「MAGA解剖」第5回では、厚生長官のロバート・ケネディ・ジュニア(71歳)を解剖する。
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2025/06/03 岡崎研究所
米政府系報道機関ラジオ・フリー・アジア(RFA)が消滅の危機にあることを習近平国家主席が喜んでいる。ジャーナリスト投獄数で世界をリードする中国共産党は検閲と監視を強めており、米政府は情報空間を中国に譲り渡すことになる。
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2025/06/02 岡崎研究所
ウクライナ・ロシア間で3年ぶりに行われた「直接交渉」は実質的な成果をもたらさなかった。この結果は、トランプがプーチンに騙されているとも言える。
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『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第1回
2025/06/01 高野凌アルゼンチン南端のパタゴニアで遭遇した2人のユダヤ人女子の話を聞いて、筆者の上記の夢想は完膚なきまでに粉砕された。筆者は2人の真摯な言葉により“ユダヤ民族の生存圏確保”の深刻な歴史的背景がやっと理解できたように思う。
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「Computex Taipei」2025リポート
2025/05/30 土方細秩子5月に台湾で開催された「Computex Taipei」で、世界最大規模のICT(情報通信技術)リサーチ企業、米ガートナー社による「2025年に登場する技術とトレンド、トップ12」というイベントが開催された。発表したのは同社のリサーチ部門…
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2025/05/30 廣部 泉
米公共ラジオ(NPR)がトランプ政権を提訴した。トランプ大統領が政府資金の提供を停止する大統領令に署名したため。自分の気に入らない報道機関を大統領が潰すことが出来るとすれば、大きな民主主義の危機と言ってよく、今後の行方が注目だ。
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2025/05/30 岡崎研究所
ドイツのメルツ首相は連邦議会での2回目の投票でようやく選出される不安定なスタートを切った。大連立は民主的政党が国内外の諸課題解決に取り組んで結果を出す最後の機会であり、これが失敗すればAfDがもっと伸長してしまうだろう。
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2025/05/29 野嶋 剛
台湾の頼清徳総統が就任1年に当たり、日本テレビのニュース番組「NEWS ZERO」に出演し、同番組キャスターで嵐のメンバーである櫻井翔氏のインタビューを受けた。「日本重視」をにじませたが、その動機はどこにあるのか。
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2025/05/29 岡崎研究所
米中貿易戦争の 3 カ月間の緊張緩和は、国内の家計、企業、金融市場だけでなく、対立に巻き込まれた国々にも望みを与えるだろう。しかし、楽観は禁物だ。短期的な事象に惑わされず、より大きな構図に注目すべきだ。
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2025/05/28 岡崎研究所
トランプの関税政策に対するラテンアメリカの反発や不満を利用して、中国の影響力拡大が懸念されている。諸国は過度な中国依存を望まない立場にあろうが、米国を過度に刺激しない範囲で中国との関係強化を図る動きを防ぎ得ない。
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2025/05/27 吉永ケンジ
「K防産」と称して防衛産業を主要輸出産業の一つに育成する韓国。先週の国防日報には、韓国が独自開発するKF-21戦闘機の進捗状況と最大のお得意様であるポーランド軍への多連装ロケット砲の教育という躍進を象徴するような2つの記事が掲載された。
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2025/05/27 熊谷 徹
ドイツのメルツ氏は首相就任直前に、思わぬ挫折を経験した。連邦議会での投票で一度落選したのだ。ドイツで初めての椿事は、政権基盤の不安定さを露呈。連立相手・社会民主党との関係がきしみを見せており、今後も内政問題で紆余曲折が予想される。
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2025/05/27 岡崎研究所
トランプ政権の関税措置に関する米英合意は、経済的あるいは法的に美しいものとは言わないであろう。主権国家間の自由化の合意というよりも、暴力団の親分に対する庇護のための支払いに近い。
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