「wedge」の最新記事一覧
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2022/02/28 長尾 賢ロシアのウクライナ侵攻に対する国連安保理決議でインドはなぜ、棄権したのか。ここでは3つに分けて考える。①インドがロシアの軍事行動にどのような態度を示してきたのか、②その背景にある事情、③その態度は、今後も続くものなのか――。
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2022/02/28 岡崎研究所ウクライナ危機は将来専門家達による事例研究のひとつになり得る。中露共同声明はケナンのソ連封じ込め戦略の中露版と考えることもできる。ウクライナを巡る対立は「逆キューバ危機」である。
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2022/02/27 斎藤 彰ウクライナ戦争をめぐる対露制裁の一環として、最後まで躊躇していた〝金融の核爆弾〟といわれるSWIFT国際金融メッセージ・システムについて、米欧主要同盟諸国が26日夕、一転して「ロシア締め出し」を決定した。ロシアに致命的ダメージともなりかね…
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2022/02/27 大西康雄中国ラオス鉄道が開通し、2022年1月20日に寧夏回族自治区からビエンチャンまでの貨物列車が運行された。「債務の罠」との批判を受けながらも中国がこれを完成させた背景には、ラオスひいては東アジア諸国連合(ASEAN)との関係を重視する姿勢が…
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2022/02/26 斎藤 彰バイデン米政権はロシアが対ウクライナ軍事行動に踏み切ったことを受け、間髪入れず対露追加金融・経済制裁に踏み切ったが、最も致命的となる強硬措置は見送られた。その背景にあるのが、国内および欧州同盟諸国側の抜き差しならぬ〝内輪事情〟だ。
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「なぜ、君は踊るか。-バレエダンサー 飯島望未―」が解き明かす
2022/02/26 田部康喜「なぜ、君は踊るのか。-バレエダンサー 飯島望未―」は、世界的なバレエ団のなかで、日本人バレエダンサーが最高峰の「プリンシパル」を輩出している、理由の一端が理解できるドキュメンタリーの秀作である。
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福島工業高等専門学校(福島県)
2022/02/26 堀川晃菜東日本大震災から間もなく11年。とりわけ原子力発電所の廃炉という長い道のりを歩むには、次世代の人材育成が欠かせない。その取り組みで注目を集めているのが、福島県いわき市にある福島工業高等専門学校だ。
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欧州、エネルギー危機へ
2022/02/25 山本隆三ロシアがウクライナに侵攻したが、欧米諸国の第2弾制裁においても、ロシアに深刻な打撃を与える世界の金融機関の国際取引決済システムから締め出せずにいる。理由は簡単だ。EU諸国がロシアから天然ガス、原油、石炭の輸入を行えなくなるからだ。
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2022/02/25 山崎文明早稲田大学の学生がオンライン講義を複数同時視聴したとして、単位取得を認められなかったことが話題となっている。これは、同じアカウントで複数動作を実行できなくする「排他制御」をしていないのが原因だが、日本の知財が海外に流出する原因にもなる。
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2022/02/25 冷泉彰彦新型コロナウィルスの感染拡大の期間、最初の感染拡大だけでなく、変異株が出現するたびに、日本では「水際作戦」が強化された。この影響はビジネスだけでなく、留学生にも大きく与えている。
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2022/02/25 岡崎研究所IMFとアルゼンチンとの間で445億ドルの債務再編の基本合意がなされた。合意におけるコンディショナリテイはかなり甘く、デフォルトを回避することが主眼である。経済状況は、アルゼンチン外交にも影響を与えており、中国との提携に大きく舵を切ってい…
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2022/02/24 大山典宏一過性の市民活動ではなく、社会のインフラとしてフードパントリーのしくみを整えていくためには、依然として課題も多い。その一つに、日本では、「政策としてのロジスティックス」が十分に議論されていない点が挙げられる。
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インテリジェンス・マインド
2022/02/24 小谷 賢前回の本連載で説明したように、中国のインテリジェンス・コミュニティーは共産党を中心とし、台湾を対象にして構築されたものであった。その後、文化大革命の収束をきっかけに、鄧小平の主導でコミュニティーの改革が始まり、1983年に政府組織として国…
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2022/02/24 岡崎研究所バイデン政権は、トランプ政権が一方的に破棄したイラン核合意を復活させ、改訂核合意を作る方向を目指しており、イランに柔軟な譲歩も示す。今の段階で改訂版の合意は大変望ましいことであり、イランが核兵器開発するのを阻止する道はそれしかない。
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2022/02/23 斎藤 彰トランプ・ファミリーへの強制捜査はあり得るか? あるとすればその時期は? 11月中間選挙で劣勢に立たされている民主党が、進行中のトランプ関連捜査や議会調査の今後の展開に並々ならぬ関心を示している。バイデン・ホワイトハウスも例外ではない。
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2022/02/23 葛西龍樹たばこによる健康被害は、がんや心血管系疾患の誘発など深刻だ。ただ、禁煙を進めようにも、最新データがなくケアを検討できなかったり、個人の生活環境も考慮する必要であったりと障害は多い。
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2022/02/23 佐々木周作「アンガー・マネジメント」を習得したい、経営者の困ったさん。怒りやイライラといった負の感情と上手に付き合っていくためには……。
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2022/02/23 岡崎研究所台湾の蔡英文政権が成立した2016年には、台湾を外交的に承認する国の数は22カ国あったが、22年現在その数は14カ国にまで減少した。このような傾向に歯止めをかけることは、蔡英文政権の主要外交任務のひとつである。
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2022/02/22 新田日明あらためて羽生結弦の素晴らしさに魅了された人は多かったのではないか。北京冬季五輪にて、ショートプログラムで「氷の魔物」に阻まれ、フリーの前日に右足首を捻挫するアクシデントに見舞われながらも、激痛を押して人類初のクワッドアクセルに挑んだ。
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2022/02/22 谷 弘昨年秋から北朝鮮の超音速ミサイルの発射が続いている。一連の打ち上げを見ていると、迎撃を難しくする技術の開発を目指していることは明白である。すでに日本全体をカバーするミサイルも存在しており、日本は十分に警戒をしなければならない。
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