「wedge」の最新記事一覧
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深まる疑惑と今後の見通し
2021/08/28 小谷哲男バイデン政権が新型コロナの発生起源に関する調査結果を公表した。新型コロナが生物兵器として生成されたものではないとしたが、生物を介して自然にヒトに感染したのか、武漢ウイルス研究所から事故で流出したのかについては、結論を出せなかった。
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2021/08/27 葛西龍樹K.W.さんと10年の付き合いである。高血圧のため、3カ月ごとに診察している。直面しているのは、前回の診察でK.W.さんが持ち出した「会社の部下たちが、『社長も前立腺がんの検診を受けたらどうですか?』って言うんですけど」への対応だ。
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2021/08/27 橋場日月織田信長は「瀬戸焼を作れるのは瀬戸の窯だけ」と規定し、ブランド化を図ったが、領国内の道路普請も命令している。このインフラ革命は、軍事的な貢献もさることながら、産業の発展も与えた。
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2021/08/27 岡崎研究所中国はテク企業への統制を進めている。自国の取引所で、自国の権限で、自国の条件で資本を調達することを望んでおり、金融市場に与えるマイナスの影響は、まだまだ続くと思われる。
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真珠湾攻撃から80年 明日を拓く昭和史論
2021/08/26 金子龍司戦前戦中の日本で行われていた娯楽に対する検閲は、政府や軍の暴力性だけに起因するものではない。むしろ国民の側が、当局に対し一部音楽などを統制しろと、「投書」を通じ圧力をかけていた。
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2021/08/26 友森敏雄事務系の職場ではスーツ以外に代替して着るものがなかった。しかし、「クールビズ」などのカジュアル化によって、スーツ以外でもよいことになると、一気にスーツ離れが進んだ。それはスーツが多くの人にとって‶着なければならない〟ものであって、〝着たい…
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2021/08/26 岡崎研究所ハーバード大学のジョセフ・ナイ教授がProject Syndicateで、中国の台頭に対する米国と同盟国の大戦略は、冷戦時代のような生存脅威への全面勝利ではなく、ルールに基づくシステムの下で協力と対抗する「管理された競争」を目指すのが必要…
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誹謗中傷にさらされながら闘う医師チーム
2021/08/25 田部康喜NHK「フェイク・バスターズ 新型コロナウイルスと誤情報」は、新型コロナ感染拡大に対する最大の武器である、ワクチン接種を阻む要因を浮き彫りにした。国内外の医師で構成するチームが正しい情報の発信によって対抗する、献身的な姿も描いた。
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『尖閣危機』~コロナ敗戦を糧としなければ、必ず領土を失う~(下)
2021/08/25 勝股秀通尖閣危機で目指すべきは、中国に尖閣諸島には指一本触れさせないことだ。そのために、放置してきたグレーな状況を解消するため、現行法制やシステムの問題点を洗い出し、必要な立法措置を講じて、中国に対し日本の意志と能力をはっきりと示すことだ。
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2021/08/25 岡崎研究所キューバでの抗議活動やハイチでの大統領暗殺を受けた政情の極度の不安定の問題で、ラテンアメリカ外交がバイデン政権にとっての難題として俄かに注目される状況になって来た。そして直近の米国の対応にはやや首をひねるものがある。
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2021/08/24 宮下洋一フランス各地で7月から、新型コロナウイルスのワクチン接種を推進するマクロン政権に対し、一部の国民が反対デモを行っている。ワクチン接種証明書がなければ、飲食店や大規模商業施設、病院や公共交通機関の利用ができなくなるからだ。
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『尖閣危機』~コロナ敗戦を糧としなければ、必ず領土を失う~(中)
2021/08/24 勝股秀通歴史的に見て、詰将棋を見ているように周到かつ緻密な指し手で尖閣奪取を図る中国。対して、時の政権は与野党対立や国内世論分断により意志を示すことができなかった。今の政治からも、日本の主権が侵害され続けているという危機感は伝わってこない。
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2021/08/24 岡崎研究所元豪州首相のケヴィン・ラッドが、Foreign Affairsで、クワッド(日米豪印の4か国協力)の成功は中国の野望達成にとり主要な脅威になると述べている。中国に世界的な反中連合になることを強く警戒させている
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『尖閣危機』~コロナ敗戦を糧としなければ、必ず領土を失う~(上)
2021/08/23 勝股秀通いまの日本にとって、新型コロナウイルスを収束させることが喫緊の課題であることはもちろんだが、直面している危機は、それだけではない。東シナ海に浮かぶ沖縄県石垣市の尖閣諸島では、いま何が起き、どのような事態が繰り返されているのか。
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あなたの知らない東京問題 膨張続ける都市の未来
2021/08/23 吉田哲多くの国民がイメージする県と市町村の関係とは異なる行政システムとなっている東京都と23区の関係。この首都ならではとも言われる仕組みは権限の〝奪い合い〟という歴史的経緯で生まれている。
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2021/08/23 岡崎研究所アフガニスタン政府の崩壊は、米当局や安全保障専門家たちの予想をはるかに上回る速さだった。今回の「陥落劇」は、ベトナム戦争でのサイゴン陥落を想起させるとしてセンセーショナルに報道されているが、こうした議論は適切であるのか、疑問がある。
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2021/08/22 磯山友幸実は再生プラスチック製品の原料はゴミではないことが多い。個人だけではなく、会社から出るゴミの管理も大きな課題となるなか、本当のゴミを原料にした「FUROSHIKI」の価値とは?
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2021/08/21 磯山友幸全国各地で生産される特産物。生鮮食品である農産品や水産品には旬がある。冷凍すれば保管できるが、味や風味が落ちる。そんな課題を乗り越えた、細胞を壊さない凍結技術が地域の雇用に活路をもたらしている。
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2021/08/20 川崎隆司全国的な感染拡大の一方で、緊急事態宣言の効力は薄れ、国民の意識は二極化している。膠着状態のコロナ対策を前に進めるため、今こそ将来に向けたロードマップを描くべきだ。
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2021/08/20 青木健太2001年の米同時多発テロから20年になる今年、米軍はアフガニスタンから撤退する。「力の真空」をつき、タリバンは首都を制圧しアフガン政府を崩壊させた。日本も「新中東秩序」に備えねばならない。
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