「ライフ」の最新記事一覧
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2024/11/30 土方細秩子
日本からはフィンランド航空の直行便があり、夜10時に羽田を出発、翌日朝4時にヘルシンキ到着、と1日を有効に使える。ロシア上空が飛べなくなり飛行時間は13時間程度に伸びたが、北回りの場合は乗客に「北極点通過証明書」が配られるなど、マイナスを…
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2024/11/29 野口千里
ノーベル賞のパロディーとして1991年に始まった、イグ・ノーベル賞。そこには、「おもしろい」だけでは終わらない、研究の多様性を認めることの本質が存在していた。
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2024/11/28 仲上龍馬
「ただ駆除を重ねてクマを悪者扱いするだけでは、何も変わらない」。軽井沢町のクマ対策を先導してきたプロ集団、NPO法人ピッキオに勤める田中純平さんはそう話す。この国と自然にかける思いを聞いた__。
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2024/11/25 仲上龍馬
2005年、世界自然遺産として登録された北海道の知床半島。クマへの理解の深さと多様な対策に、未来を生きるヒントがある。
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絵画のヒストリア⑰
2024/11/24 柴崎信三モネの連作『睡蓮』が繰り広げる〈美の饗宴〉は、フランスの政治家、クレマンソーとの間に結ばれた古い絆を抜きにして語れない。これが日本の国立西洋美術館で展示されたのは、実業家である松方幸次郎の存在も大きい。
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2024/11/23 羽鳥好之
ラストエンペラーの実弟・愛新覚羅溥傑に嫁いだ日本人女性、浩。二人がその運命に翻弄される前、束の間の幸せを感じられた邸宅が千葉県稲毛の高台にある。夫婦が「一番幸せだった記憶」と語った場所は絢爛豪華なものではなく、ほっと落ち着くような空間だっ…
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2024/11/21 井原 裕
弁護士は最高スペックの頭脳の持ち主であり、法の論理を展開できる。ただし、これはコンディションがいい場合である。頭に霧がかかったような「ブレイン・フォグ」となれば、論理は頓挫する。ひどい場合、数日、数週間、このような状態に陥ってしまう。
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2024/11/17 堀口 逸子
年末年始に向けて会食の機会が増える人も少なくないと思われます。食事には、何を自分で食べるか選択できると食事とそうでない食事があり、選択できない食事の場合には、どのように対処すればよいのでしょうか。3つのポイントで解説します。
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2024/11/10 田部康喜
TBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」は、世界遺産に指定されている長崎県沖の端島(通称・軍艦島)を主要な舞台として、過去と現在をつないで物語が展開する大型ドラマである。脚本家の野木亜紀子さんの傑作である。
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2024/11/05 田中充
プロ野球の日本シリーズは、DeNAベイスターズがソフトバンクホークスを下し、26年ぶり3度目の日本一に輝いた。レギュラーシーズンはリーグ3位で貯金わずか2だったDeNAが下剋上を果たした勝負の分かれ目は、「シリーズ男」「DH」「継投策」に…
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2024/11/04 堀口 逸子
厚生省・農林水産省の「食事バランスガイド」では「1日3食」とは記載されておらず、『1日(分)の食事』を示しています。「朝ごはんを食べなければならない」ことより、1日(分)で考えることが重要なのです。
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絵画のヒストリア⑯
2024/11/03 柴崎信三森鴎外は留学先のミュンヘンで出会った日本人画家、原田直次郎が才色にあふれた女性との恋を素材に『うたかたの記』を書いた。たまたま当地で遭遇した国王ルートヴィヒ2世の不可解な溺死という事件が、大きな飛躍へのモチーフをかたち作った。
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2024/11/03 水代優
きんつば屋は1930(昭和5)年に、白石さんの祖父が創業しました。その始まりは「水の都」大阪というエピソードです。3代目の白石誠治さんは「父親から受け継いだ味を変えない」という思いで続けています。
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2024/10/31 島澤 諭
年収が一定額を超えると社会保険料の支払いが生じて手取りが減る「年収の壁」対策も進められている。しかし、そもそもの「壁」の設定が現代社会と合っておらず、抜本的な改善が求められる。
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2024/10/30 鈴木文彦
経済産業省が設置した「書店振興プロジェクトチーム」で、本と出会う場である「書店」、「図書館」、「ネット」の3つが共存することが理想である」としている。書店が減少し続ける中、ネットや図書館とどう共存していけば良いのか。
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2024/10/27 平川 あずさ
よく耳にする健康情報に惑わされたり、健康に良いといわれる野菜を摂っているから大丈夫と考えて結果的に偏ってしまったりすることはよくあります。野菜をしっかり食べていると思っていても、実は不足していることがあるかもしれません。
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2024/10/27 羽鳥好之
愛知県名古屋市にある文化のみち二葉館。日本の女優第1号の川上貞奴が電力王・福沢桃介と共に暮らした大正ロマンあふれる和洋折衷の邸宅からは、二人の実業家としての側面が垣間見える。
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2024/10/26 葛西龍樹
「男性更年期障害」という言葉がメディアなどの影響で多く使われているが、実はほぼ日本だけで言われている名前だ。前立腺肥大症とは違う疾患カテゴリーで、そうした症状に対しては、患者と医者の会話が肝要である。
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『神武天皇の歴史学』外池昇氏インタビュー
2024/10/26 足立倫行『神武天皇の歴史学』(講談社選書メチエ)はその神武天皇を、実在、非実在論争とは距離を置いて、史料を重視する歴史学の立場から検証を試みた労作である。
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