「世界情勢」の最新記事一覧
-
2019/10/29 岡崎研究所イラク各地で反政府デモが発生し、発生から1週間で、死者は100人、負傷者は3000人を超えたと報じられている。根底にあるのは、国民の窮状への不満の鬱積と、それに対して何もしない政府への怒り。対する政府はデモを厳しく弾圧している。
-
再建の先の持続性
2019/10/28 塩川慎也東日本大震災から8年半がたった釜石の街はラグビーW杯の開催に沸いていた。道路、防潮堤、学校、宅地などハードの整備はほぼ完了し、復興は次なる局面に移行する。
-
2019/10/28 岡崎研究所最近の中国の強気の言動は、その裏に不安を抱えた虚勢であるかもしれない。米国のシンクタンクの専門家は「中国の学者や官僚との個人的な会話でさえ、表面上の成功とは裏腹に、被害者意識と守りの姿勢がにじみ出ていた」と指摘する。
-
2019/10/26 中西 享70歳以上の高齢者たちが、音楽療法士のピアノ伴奏に合わせて、なつかしの曲を一緒に歌い、話し、笑う。認知症の人もいるが、青春時代の曲になると手ぶりも入って、自然と盛り上がり、お年寄りたちは始まる前と比べて、明らかに生き生きとしてくる。音楽が…
-
2019/10/26 山口亮子農業用ドローンでDJIを凌駕すると言えるかもしれないメーカーが中国・広州にある。XAG(旧XAIRCRAFT)だ。ドローンを使った総散布面積は世界38カ国2200万ヘクタール(日本の国土面積は3780万ヘクタール)以上。6万台以上の販売実…
-
若年層の育成が急務
2019/10/25 黒田祥子長時間労働の是正は多様な労働力の活用につながる。一方、それを中長期的な企業の生産性向上につなげられなければ、日本の持続的な経済成長も難しくなる。
-
ポスト冷戦の世界史ーー激動の国際情勢を見通す
2019/10/25 中西輝政冷戦後の30年の国際秩序の歴史を振り返ると、大国が群雄割拠する多極世界、それも協調ではなく対立が基調の「競争型・多極世界」に近づいている。こうした中で日本はどのような進むべきか――。
-
2019/10/25 岡崎研究所台湾の蔡英文総統は双十節(建国記念日)の記念演説で「一国二制度」を強く拒絶し、自由と民主主義の旗の下で台湾の主権を守っていくよう強く訴えた。ここ1年あまり繰り返している内容であるが、独立宣言無き事実上の独立を進めていると言えよう。
-
WTO紛争の「勝った」、「負けた」とは?
2019/10/24 川瀬剛志韓国・空気圧バルブダンピング防止税事件のWTO上級委員会報告が公表され、日韓両国が勝利宣言するという事態が生じた。これは一体どういうことなのだろうか。どちらかの政府が嘘をついているのだろうか。訴訟内容を分析してみたい。
-
2019/10/24 龍神孝介ミャンマー政府による弾圧でイスラム系少数民族ロヒンギャたちがバングラデシュへ大流出してから2年が経過した。帰還の目処が立たず、母国の人権状況が改善されない苛立ちから、ロヒンギャは抗議の声を上げる。難民キャンプの今を追った。
-
2019/10/24 岡崎研究所トランプ大統領はクルドが支配するシリア北東部へトルコが侵攻することを容認した。トランプの衝動と気紛れが引き起こした騒動のようである。米国大手メディアばかりではなく、共和党大物政治家や前国連大使までもが一斉に反発し非難している。
-
2019/10/23 岡崎研究所インド議会は突然憲法を改正し、ジャンムー・カシミールを自治州から中央政府管理領土に格下げした。カシミール渓谷では、携帯電話とインターネットを遮断され、州への出入りは許可が必要である。多くの権力濫用に、インド裁判所は沈黙したままである。
-
2019/10/22 岡崎研究所香港の林鄭月娥行政長官は、50年以上も発動されていない緊急条例を発動し、デモ参加者のマスク着用を禁止した。緊急条例により、ほとんど無制限の権力を手にできる。中国から強硬路線が指示されたのであろうが、騒動を収めるのに資するものではない。
-
ポスト冷戦の世界史--激動の国際情勢を読み解く
2019/10/21 中西輝政「ベルリンの壁」崩壊から30年が経つ。米ソ冷戦が終結した当初は、多極化した「協調的」な世界秩序が形成されるとみられていたが、30年経った今日、米中対立をはじめとした「競争的」な多極化した秩序へと移行している。
-
2019/10/21 岡崎研究所北朝鮮国営の朝鮮中央通信は、新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「北極星3号」の実験に成功したと伝えた。これは、従来の短距離ミサイルの実験より北朝鮮のミサイル能力を一段と向上させたものとみられる。
-
優秀な人材を優秀な社員に紹介してもらう企業
2019/10/18 濱崎陽平いい人材を獲得するために企業が採用形態を変化させる動きがある。社外の優秀な知り合いを社員に紹介してもらい選考を実施する「リファラル採用」。実施する企業が増えている。
-
2019/10/18 岡崎研究所北京では、中華人民共和国建国記念70周年を祝う軍事パレードが行われた。中国の軍事大国化を見せつけるもので、習近平主席の国力を鼓舞する言動も圧倒させた。中国がやっているような軍事力拡大は時代錯誤にしか思えない。
-
新ビジネス創出のキーマンとなるか?
2019/10/17 濱崎陽平新たな価値を創造するための働き方が模索されているが、同時に人材の採用や運用の見直しも行われている。大手企業でも注目されはじめたのが他社に転職した元社員を「出戻り社員」として受け入れる企業が増えている。
-
2019/10/17 岡崎研究所オーストリアで総選挙が実施され、中道右派の国民党と連立を組んでいた極右の自由党が大敗を喫した。同国は大国ではないが、欧州政治のバロメーター的な側面を持っている。総選挙での各党の結果は、いずれも最近の欧州政治に見られる特徴を表している。
-
2019/10/16 樫山幸夫韓国のチョ・グク法相が辞意を表明した。 検察との〝バトル〟に敗北した格好だ。チョ法相は、検察改革を掲げる文在寅大統領の強い意を受けて就任したものの、検察が反発、法相の夫人を起訴する事態になっていた。
|
|
|
