「世界情勢」の最新記事一覧
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2022/08/03 樫山幸夫
ペロシ米下院議長の台湾訪問に中国が強く反発し、米中関係は冷却化し緊張を増すだろう。ただ、緊張が激しいと伝えられれば伝えられるほど、不安が脳裏をよぎる。実のところ、過去に日本が煮え湯を飲まされた経験が何度かあるからだ。
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2022/08/03 岡崎研究所
NATO首脳会議が、日豪韓NZの首脳を招き、中国の「システミックな挑戦」を新たな戦略概念に規定した。ウクライナ戦争下であっても、アジアとの協力に言及したことは、大きな意味がある。
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2022/08/02 冷泉彰彦
萩生田光一経済産業相が起業家を育成するため毎年200人規模の人材を5年間、計1000人を日本から派遣するという構想を明らかにした。全く理解不能な発想だ。テック関係の起業を活性化するには、そんな政策が有効ではないことぐらい、当然理解している…
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中央アジア紀行から、コロナ戦記へ
2022/08/02 中村繁夫今回は中央アジア紀行を終えて立ち寄ったシンガポールでのコロナ体験記だ。シンガポールでは帰国できないコロナ難民が数百人も日本大使館に並んでいた。海外に出張や観光旅行に出た日本人も同じように海外でコロナに罹患して帰国ができない話をよく耳にして…
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2022/08/02 岡崎研究所
プーチン大統領はウクライナ戦争はすべて計画通り進行していると信じ、「勝ちつつある」と思っているところがありそうだ。プーチンの自信に穴を開けるべく、西側はウクライナ支援の強化を急ぐ必要がある。
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2022/08/01 佐々木伸
サウジアラビアのムハンマド皇太子が欧州を訪問し、国際的孤立から完全復権を果たした。エネルギー危機で重要性が劇的に上がり、米欧首脳は批判してきた人権問題そっちのけで〝サウジ詣〟。ロシアとも太いパイプを維持し、したたか手腕を印象付けている。
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2022/08/01 岡崎研究所
バイデンのサウジ訪問につき米国内ではメディア、民主党左派、保守党、人権活動家等から強い批判が沸き上がっている。しかし、今回のサウジ訪問が綿密に計画され大成功だったとは言えないが、他に策があったようには見えない。
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2022/07/30 中村繁夫
中央アジア5カ国の市井の人々は、ウクライナ戦争に対してどのようなイメージを持っているのだろうか。マクロで言えば、ロシアとウクライナの兄弟喧嘩であり、米露の代理戦争としてウクライナが表立っているという見方をしている人が多い。
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2022/07/29 冷泉彰彦
日本では、新型コロナウィルス「第7波」が猛威をふるっているが、世界各国と比べるとコロナ対策の超優等生であると言える。問題はただ一つ、政府がしっかりと公式見解を語るということだ。
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2022/07/29 岡崎研究所
ウクライナ侵略への対ロシア制裁にアジア、アフリカ、ラテンアメリカ諸国がほとんど参加していない。途上国が中立の立場をとるのは、米中覇権争いにおいて醸成された超大国間でいずれかに付くような選択を強いられたくないとの主張が結晶化したものだ。
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2022/07/28 岡崎研究所
かつて「一国二制度」の香港の形態が50年間続けば、それは台湾問題解決の前例になると中国は称していたが、習近平体制下において、すでに香港は「一国一制度」に変えられてしまった。台湾住民にとって香港の魅力はすでに存在しないも同然と言ってよい。
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2022/07/27 岡崎研究所
BRICSの首脳会合がオンラインで開催された。議長国を務めた中国の意図は、欧米諸国に対抗して団結を強めることにあり、BRICSの枠組みを元来の経済中心のものから地政学的な役割を果たすものに変えたいとの中国の意図もはっきりしている。
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2022/07/26 佐々木伸
ロシアのプーチン大統領のイラン訪問は両国が反米同盟の強化を誇示する形で終わった。米欧から厳しい制裁を受ける国同士という声がある一方、大統領がイラン最高指導者ハメネイ師からウクライナ侵攻に対する「お墨付き」を得たのが最大の成果だろう。
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2022/07/26 岡崎研究所
ウクライナ戦争でのロシアの核恫喝は、今後アジア太平洋等での核恫喝への懸念を高めた。本年8月の核拡散防止条約再検討会議や来年のG7等では、五核保有国の責任はじめ現実主義に立った十分な議論がされるべきだろう。
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2022/07/25 岡崎研究所
安倍晋三元首相への世界から寄せられる弔意を見れば、如何に大きな評価と信頼を得ていたかが分かる。一つ気になることがあるとすれば、内外評価の乖離である。この乖離により、日本は何か重要な機会を逸しているような感がする。
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2022/07/22 岡崎研究所
アルゼンチンの公的債務問題を専門とする経済学者のグスマン経済相が突如辞任した。同時に財務担当次官、税務担当次官等も辞任しており、同国の経済的混迷がさらに深まることが懸念されている。
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2022/07/21 中村繁夫
今回は中央アジア諸国に1カ月かけて資源の調査に行った。今や中央アジアではカザフスタン、キルギスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、そしてトルクメニスタン(以下、カザフ、キルギス、ウズベク、タジク、トルクメンと記す)の5カ国をひっくるめて中…
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2022/07/21 岡崎研究所
バイデン政権の通商政策は保護主義で、トランプ政権から方針転換できていないように見える。それは、経済成長をもたらす政策よりも政治を重視しているようだ。
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2022/07/20 岡崎研究所
スウェーデンとフィンランドのNATO加盟について、エルドアン大統領は「ひどく腹立たしい」存在だったに違いない。しかし、黒海と地中海とを結ぶボスポラス海峡とダーダネルス海峡を扼するトルコの地政学的重要性は極めて大きい。
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2022/07/19 岡崎研究所
尹錫悦大統領がNATO首脳会議への出席し、岸田文雄首相とも短い会話を交わした。尹錫悦の日韓関係改善の意思は真正であると思われるも、文在寅政権下の大法院判決が絡んでおり、韓国新政府が解決策に苦慮しているのであろう。
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