「世界情勢」の最新記事一覧
-
ウクライナ戦争でロシア寄りの動き
2022/03/08 佐々木伸ウクライナ戦争は中東にも大きな影響を及ぼしてきた。注目されるのはサウジアラビア、UAEが冷遇されてきたバイデン米政権に反旗を翻す動きを見せる一方、核合意再建協議の合意が近いとされていたイランも強硬姿勢に再び転じる態度を示していることだ。
-
2022/03/08 岡崎研究所
韓国の大統領選挙がいよいよ3月9日に迫っている。与党の李在明候補にも野党尹錫悦候補にもまともな経済政策がないとの批判が出ている。韓国でもポピュリズムが進む中、公約は大きな政策というよりも細かな人気取りばら撒きの様相が強くなっている。
-
2022/03/07 岡崎研究所
ウクライナ戦争は、ウクライナ人の抵抗がどの程度か、ロシアにおけるプーチン批判がどのくらいか、西側の対応がどれくらいかなど、条件によって帰趨が決まる。ただ、プーチンは戦術的利益を得たとしても、長期的、戦略的には負ける可能性が高い。
-
2022/03/06 畑中美樹
液化天然ガス(LNG)の有力産出国である中東カタールの存在感が高まっている。同国が欧州へのガス供給量を引き上げることが期待され始めたためである。
-
2022/03/04 中村繁夫
突如として勃発したロシアによるウクライナ侵攻。レアメタルビジネスを通じて、ロシア、ウクライナと深い関係を築いてきた、レアメタル専門商社AMJ特別顧問の中村繁夫氏に、ウクライナの知られざる実像を語っていただいた。
-
決選投票までもつれるのは必至
2022/03/04 宮下洋一フランス大統領選が4月10日に開始する。強硬な新型コロナウイルス感染防止対策で批判も多い現職のエマニュエル・マクロン大統領は、このまま2期目を迎えることができるのか。
-
2022/03/04 岡崎研究所
ペルーのカスティージョ大統領の迷走ぶりは、国際的メディアの注目を浴びるまでになっている。国家警察における汚職への対応や、過去の家庭内暴力問題で、首相が次々と交代。国民の要求を集約する政治過程の仕組みができていない現状を露見させた。
-
2022/03/03 桒原響子
ロシアは、今回のウクライナへの侵攻に際してもサイバー攻撃や情報戦などを組み合わせたハイブリッド戦で臨み、ディスインフォメーションを流すなどしてきているが、プーチン大統領の大きな誤算と失敗が垣間見えてきている。その背景を詳しく見ていこう。
-
2022/03/03 岡崎研究所
イラン当局は核合意の復活に向けた要求を軟化させており、核合意の復活を受容する世論が形成されている。しかし、仮に、核合意の復活に合意が成立したとしても、米国議会の壁がある。
-
2022/03/02 山崎文明
ロシアによるウクライナ侵攻では、武力による侵略と、情報戦やサイバー攻撃をともなうハイブリッド戦という軍事戦略が用いられている。その攻撃手法を見ることは、いつ起こるかわからない中国による尖閣・台湾侵攻での日本の防衛体制強化につながる。
-
2022/03/02 川口貴久
ロシアがウクライナに全面侵攻した。ロシアが引き起こした地政学的危機は、ウクライナのみならず全世界のサイバーリスクを高めている。
-
2022/03/02 岡崎研究所
中国による対リトアニア貿易措置についてEUは、中国がリトアニアに差別的貿易措置を取っているとして、中国をWTOに提訴した。当然の事であり、EU はリトアニアを守っていくべきである。
-
2022/03/01 井上雄介
「今日のウクライナは明日の台湾」――。ロシア軍のウクライナ全面侵攻後、台湾メディアにこの言葉が踊り始めた。19年の「今日の香港は」、21年の「今日のアフガニスタンは」に続き3回目で、いざとなれば見捨てる「対米懐疑論」が広がる恐れがある。
-
2022/03/01 岡崎研究所
ウクライナ情勢は緊迫状態が続いているが、最近の欧米メディアにおいては、バイデン大統領の対露政策の対応や手法を問題視するものも目立っている。ウクライナ情勢がどう推移しようと、核兵器国に対する米国対応の先例と見られてしまう懸念がある。
-
2022/02/28 長尾 賢
ロシアのウクライナ侵攻に対する国連安保理決議でインドはなぜ、棄権したのか。ここでは3つに分けて考える。①インドがロシアの軍事行動にどのような態度を示してきたのか、②その背景にある事情、③その態度は、今後も続くものなのか――。
-
2022/02/28 岡崎研究所
ウクライナ危機は将来専門家達による事例研究のひとつになり得る。中露共同声明はケナンのソ連封じ込め戦略の中露版と考えることもできる。ウクライナを巡る対立は「逆キューバ危機」である。
-
2022/02/27 大西康雄
中国ラオス鉄道が開通し、2022年1月20日に寧夏回族自治区からビエンチャンまでの貨物列車が運行された。「債務の罠」との批判を受けながらも中国がこれを完成させた背景には、ラオスひいては東アジア諸国連合(ASEAN)との関係を重視する姿勢が…
-
2022/02/25 山崎文明
早稲田大学の学生がオンライン講義を複数同時視聴したとして、単位取得を認められなかったことが話題となっている。これは、同じアカウントで複数動作を実行できなくする「排他制御」をしていないのが原因だが、日本の知財が海外に流出する原因にもなる。
-
2022/02/25 冷泉彰彦
新型コロナウィルスの感染拡大の期間、最初の感染拡大だけでなく、変異株が出現するたびに、日本では「水際作戦」が強化された。この影響はビジネスだけでなく、留学生にも大きく与えている。
-
2022/02/25 岡崎研究所
IMFとアルゼンチンとの間で445億ドルの債務再編の基本合意がなされた。合意におけるコンディショナリテイはかなり甘く、デフォルトを回避することが主眼である。経済状況は、アルゼンチン外交にも影響を与えており、中国との提携に大きく舵を切ってい…
|
|