「世界情勢」の最新記事一覧
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2022/03/25 岡崎研究所
マクロン大統領は、なかなか再選出馬を表明しなかったが、締め切り期限の前日に立候補を表明した。政権構想について十分な議論を行わない民主主義のルールを軽視した戦術だとの批判も出ているが、ウクライナ問題でマクロンは優位となったようだ。
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2022/03/24 飯田将史
軍事力増強に邁進している中国だが、内部では軍人の人材確保が困難になりつつある。優秀な人材の確保に向け、彼らはどのようなことを行っているのか。
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2022/03/24 岡崎研究所
台湾では、「今日のウクライナが明日の台湾」にならないための議論が浮上している。国防上核兵器を含む高度の抑止力を保持すれば、中国が将来、「台湾統一」を目指して台湾に軍事侵攻することを躊躇することとなるかもしれないとの主張も出ている。
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2022/03/23 岡崎研究所
EU は、ロシア政策についての結束を最も不得手としたが、ロシア脅威に目覚め、一致して制裁を発動する一方、防衛力向上に注力、東欧やバルカン対策の強化に舵を切るだろう。EUが世界と連帯する方向にウクライナ危機は働くのではないかと思われる。
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2022/03/22 岡崎研究所
バイデン政権は、ロシア原油禁輸措置を検討している最中の3月5日、5年ぶりとなる米国高官とベネズエラ・マドゥーロ大統領との会談を唐突に開催した。これは、ベネズエラ原油により禁輸するロシア原油に代替するための交渉とみられた。
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2022/03/21 岡崎研究所
ロシア軍の侵攻について、プーチンは予定通りと言っているが、ウクライナ側の強い抵抗により期待通り進んでいないことは明らか。ロシア経済は制裁でますます弱くなり、国民の戦争への反対は徐々に高まる。プーチン政権が終わる可能性は、かなりある。
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2022/03/20 畑中美樹
トルコはロシアがウクライナに侵攻したことで微妙な立場に置かれることとなった。両国ともにビジネス上、重要な存在であるからである。トルコは天然ガスの約33%、小麦の約66%をロシアに依存している。
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2022/03/19 長尾 賢
インドがロシアから原油を非常に安い価格での輸入を検討している。米国はロシア産の原油や天然ガス、石炭の輸入を禁止しているから、これは制裁の効果を弱めてしまう可能性がある。なぜインドはこんなことをするか、インド側の3つの考え方がある。
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2022/03/19 大西康雄
中国とロシアは、2021年6月には中露善隣友好協力条約を延長して関係強化を図ってきた。米欧との緊張関係という共通の背景があり、経済関係の発展ぶりも目覚ましい。米欧など各国が対ロシア経済制裁を強化する中、その行方が改めて注目される。
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2022/03/18 岡崎研究所
ロシアの圧倒的な軍事力の故に、ウクライナがロシアの手に落ちる可能性は高い。ブルッキングス研究所のロバート・ケーガンが、ウクライナがロシアの手に落ちた場合に想定される戦略的・地政学的な大きな変動を論じている。
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2022/03/17 岡崎研究所
ウクライナ情勢に目が行っている間に、米国の共和党内の潮目が変わった可能性がある。中間選挙で共和党が優勢とみられる中、共和党内で伝統的保守派とトランプ派のどちらが優位になるかが注目されている。
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2022/03/16 岡崎研究所
ドイツは、防衛政策の歴史的な大転換に踏み出そうとしている。その内容は、戦後のドイツ人の間に強く根差してきた反戦・平和主義の転換を求めるものである。契機となったのは、言うまでもなく、ロシアによるウクライナ侵略だ。
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2022/03/15 高橋一也
韓国大統領選で勝利した保守派の尹錫悦氏が日韓関係を改善すると期待する論調が出てきているが、必ずしもそうではない。韓国の民族的アイデンティティを重視する保守派に推されて当選したが故に、構造的ともいえる〝反日〟世論に抗することは困難である。
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2022/03/15 岡崎研究所
すべての国の主権、独立、領土の一体性は尊重し保護されるべきであり「ウクライナも例外ではない」という中国・王毅外相の発言は外交の化粧板に過ぎなかった。中国報道官はロシアのウクライナ侵攻を「侵攻」と認定するのを拒否し、西側の制裁を批判した。
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2022/03/14 佐々木伸
ロシアはウクライナ侵略でシリア人傭兵部隊を投入するなど、複雑な様相を見せ始めた。裏では、プーチン大統領の私兵軍団とも呼ばれる民間警備会社「ワグネル」の暗躍が取り沙汰される。「ロシア軍の損害が予想以上に甚大である証拠」との見方が強い。
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2022/03/14 岡崎研究所
ロシアのウクライナ侵略が続く中、フィンランドとスウェーデンでNATO加盟を求める世論が強まっている。冷戦中、ノルウェーはNATO加盟、スウェーデンは中立、フィンランドは親ソ連という、安全保障バランスが成り立って来たが、崩れてきていたように…
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2022/03/11 岡崎研究所
プーチンには、ラテンアメリカにおいて、米国に対抗する影響力を持つという長期的目標とウクライナを巡るロシアの立場に支援を得るとの短期的目標があると見られるが、当面の重点は、後者に置かれていると見られる。
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2022/03/10 岡崎研究所
米国はウクライナに気を取られるのではなく、台湾にもっと目を向けるべきである。軍事資源を欧州からインド太平洋に移し中国と対峙すべきである。
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2022/03/09 岡崎研究所
バイデン政権の今後にも関わる11月の中間選挙にこのウクライナ問題がどう影響するのかが注目されている。今後、バイデンの対ウクライナ政策を巡り、トランプがさらに批判を強めるのではないかとの見方もあるが、そう単純にはいかないように見える。
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2022/03/08 宮下洋一
多くの死傷者を出しているロシアのウクライナ軍事侵攻で、第三次世界大戦の懸念が深まる中、欧州連合(EU)はウクライナへの武器支援など、特別措置に踏み切っている。
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