「国際」の最新記事一覧
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2023/11/10 岡崎研究所ベネズエラのマドゥーロ政権が野党連合と来年の大統領選挙の実施について合意し、バイデン政権がこれを評価して制裁緩和を正当化しようとしている。マドゥーロの動きも制裁緩和もまだ動きがあり、どちらも先は見通せない。
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2023/11/09 山崎文明イスラエルによるハマスのテロに対する報復がますますエスカレートしている。ハマスによる大規模攻撃の実態を示す情報も明らかになりつつあり、報復が報復を呼ぶ火種がくすぶる。世界からは1日も早い停戦を求められている。
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前首相の死が見せる中国の本質(下)
2023/11/09 平野 聡去る10月27日に死去した中国の李克強前首相は、その晩年と死の直後に人々の注目の的となり、多くの人々から深い敬愛を受けた。しかし一方で、今日の中国を考える上で問題を残さないわけでもなかった。
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2023/11/09 岡崎研究所米政権は民主党、共和党にかかわらず、長年、南太平洋島嶼国に無関心だったが、昨年中国がソロモン諸島と安全保障協定を締結する等の動きを受け、やっと、この地域への関与を強めている。南太平洋における中国の動きに引き続き対応が必要だ。
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前首相の死が見せる中国の本質(上)
2023/11/08 平野 聡今年3月まで10年間にわたり中国の首相を務めた李克強氏が、心臓麻痺で死去し、告別式と火葬が執り行われた。この数日間のうちに中国から伝わった情報は、この国の体制の闇深い本質を見せつけているとともに、今後の中国のさまざまな可能性を匂わせる。
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2023/11/08 高橋雅英ガザ地区を実効支配するイスラム主義勢力ハマスとイスラエルの衝突に、フランスのマクロン大統領がハマス掃討への国際的な有志連合を提案した。こうしたイスラエル寄りのフランスに対し、中東諸国の一部で抗議デモが発生するなど、批判が向けられている。
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2023/11/08 岡崎研究所イスラエルとハマスの衝突は、アラブ産油国が再び石油戦略を発動して第3次オイルショックを引き起こすのか。それは考え難いが、市場の不安感から更なる油価の高騰はあるだろう。
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2023/11/07 斎藤 彰イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ攻撃がエスカレートする中、米国では、共和党右派が来年大統領選に向け、バイデン政権の「弱腰対応」を批判、政争の具にする動きを見せ始めた。ホワイトハウス側は防戦に躍起となっている。
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2023/11/07 岡崎研究所米国防総省が新しい報告書で、中国が核戦力を増大させていることを大きく取り上げている。中国が核による最低限抑止を標榜していた頃の政策姿勢が大きく変わってきていることを示している。
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イスラム勢力を支援する〝小国の知恵〟
2023/11/06 佐々木伸パレスチナ自治区ガザ情勢はイスラエル軍とイスラム組織ハマスとの市街戦が切迫する中、ハマスに拉致された人質の安否が一段と懸念される。人質解放交渉はカタールが舞台となっているが、なぜ同国が仲介者となっているのか。〝小国の知恵〟を探った。
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2023/11/06 高口康太李克強前首相の突然の死は中国国民の怒りを呼び覚ましたのか。この反応にネットと世論の乖離が生まれている。また、習近平国家主席との政策、路線の対比が語られるが、果たしてそうなのだろうか。
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2023/11/06 岡崎研究所ハマスの突然の、余りに残虐な、大規模な攻撃へのイスラエル国民の憤怒は、理解に余りあるが、イスラエルは長期的視野を失わず、出来る限り自制することが重要である。米欧はイスラエルを支持するとともに自制を促している。
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2023/11/05 野嶋 剛中国の李克強前首相が死亡は、経緯の不自然さから「粛清」説が中国内外で燻り続けている。謎に包まれた死亡は、中国の体制に対して内外の人々が抱く不安感を強く刺激すると同時に、改革開放の時代が完全に幕を下ろしたと位置付けられる事案でもある。
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豪雨酷暑の韓国周遊自転車キャンプ旅(第4回)
2023/11/05 高野凌十分な貯蓄もできず“お金がないから結婚、子育てが不安”というのが一般的な20代、30代の現状であるという。韓国は国家としては先進国になったが若年失業率が高くフツウの若者はお金がないので明るい未来が見えない。
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2023/11/04 篠原初枝第二次世界大戦を防げなかったことから、国際連盟は「失敗」と評されることも多い。だが国際連盟が示した国際機関の意義は、コロナ禍の今こそ顧みるべき重みを持つ。
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2023/11/03 山本隆三脱炭素社会に向けた再エネの主役として欧米各国が洋上風力に力を入れていたのだが、早くもつまずいた。世界で何が起き、これからどうなるのだろうか。
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2023/11/03 岡崎研究所エクアドル大統領選で、2年の国会議員の政治経験しかない35歳がベテラン女性政治家に勝利した。これは、治安の悪化と困難な経済状況に不満を募らせ、既存の政治家に失望している国民が、将来に変化をもたらす期待にあることを明確に示している。
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恩恵としての一帯一路とその限界(下)
2023/11/02 平野 聡去る10月18・19日に開催された第3回一帯一路サミットを取り巻く重要な変化として、これまで一帯一路に参加してきた諸外国が依拠してきた価値観や秩序・国益と、実際の一帯一路の展開との間に隙間が生じている問題に注目したい。
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2023/11/02 岡崎研究所企業にとり現在の選択肢は、「中国プラスワン」か「中国事業の分離」の択一のようだが、企業が難しい選択に直面していることは容易に理解される。対中デリスキングは迅速にはいかないし、簡単でもないとされるが、その必要性自体は否定されていない。
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2023/11/01 久末亮一マキャヴェッリは著書『君主論』のなかで、政治リーダーには「Virtu」(ヴィルトゥ、個人のもつ政治的技量)と「Fortuna」(フォルトゥナ、時勢や天意のめぐりあわせ)が重要であると説いた。死去した中国の李克強前首相にとってその二大要素は…
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