「国際」の最新記事一覧
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2023/07/24 岡崎研究所米国のウクライナへのクラスター爆弾の供与に対し、米国内や同盟国からも異論が出ている。だが、民間人への無差別攻撃をいとわないロシアの排除こそ最優先であり、何より供与はウクライナ自身が望んだものである。
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ニュージーランド南島、自転車キャンプ旅(第8回)
2023/07/23 高野凌オマル・ハーバー・キャンプのダイニングで30歳くらいのフランスの高校の文学(literature)の教師と一緒になった。海外で日本文学について聞かれることが多々ある。特に村上春樹と三島由紀夫は頻度が高い。
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2023/07/22 小谷 賢日露戦争の海戦としては、1905年5月の日本海海戦がよく知られている。従来は東郷平八郎・連合艦隊司令長官による丁字戦法が功を奏したとされてきたが、むしろ難しかったのは日本海軍がウラジオストクに向かうロシアのバルチック艦隊の航路を予測し、こ…
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2023/07/21 高橋雅英ロシアの民間軍事会社「ワグネル」がアフリカ諸国で存在感を示し、ロシア政府も同社と連携し、アフリカ諸国で影響力を維持している。ワグネルによる反乱がアフリカ各国の情勢やロシアの対アフリカ外交にどう影響を及ぼすかが注目される。
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2023/07/21 岡崎研究所大統領選が来年に迫る中で、バイデン政権の貿易政策は、民主党左派や労働組合のような自由貿易政策に不満を述べるばかりの貿易論に終始している。残念ながら、バイデン政権は貿易政策なくして発足し、貿易なくして終わるのだろう。
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2023/07/20 土方細秩子ニコラは本社を米アリゾナ州に持つ、電動トラックに特化した企業だ。一時、水素エンジントラックの開発に着手していたが、その走行テスト結果などが虚偽だった、として批判を浴び、水素エンジンから撤退した過去を持つ。
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2023/07/20 岡崎研究所新型コロナや米国の金利上昇、ウクライナ戦争などで、途上国の債務問題が深刻化している。最大の債権国は中国である。西側と中国の間でグローバルサウスでの影響力が争われている今、債務問題は重要なテーマとなっている。
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2023/07/19 佐藤俊介ロシア軍によるウクライナ東部クラマトルスクへのミサイル攻撃でウクライナの著名作家、ビクトリア・アメリーナさんが37歳の若さで死亡した。ロシア軍幹部は〝美しい攻撃〟と賞賛。ロシアの欺瞞が浮かび上がる形となっている。
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2023/07/19 田部康喜NHKスペシャル・混迷の世紀シリーズ「台頭する“第3極”インドの衝撃を追うは、人口で中国を抜いたうえに、GDPが2027年には日本とドイツを凌いで世界第3位に躍り出ると推定されているインドの実像に迫るドキュメンタリーの傑作である。
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2023/07/19 岡崎研究所プリゴジンの反乱の影響はいまだ流動的であるが、プーチンのリーダーシップが揺らいだことは確実なようだ。ウクライナ戦争が持久戦になればロシアに有利との戦略をプーチンは描いているようであるが、それを挫く必要がある。
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2023/07/18 井上雄介米中衝突は台湾周辺でいつでも起こりうる。中でも南シナ海に浮かぶ小さな東沙諸島が、特に危険な火薬庫になる恐れがある。台湾の離島への注目が世界で高まりつつある。
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2023/07/18 岡崎研究所バイデン政権は自由市場・自由貿易を柱とする「レーガノミクス」から、産業政策と市場監視を通じ中間層に恩恵をもたらそうとする「バイデノミクス」へ転換を図る。それが成功するかは分からないが、しばらくは「時代の精神」となるだろう。
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2023/07/17 斎藤 彰激しい攻防が続くウクライナ戦争の趨勢が、来年米大統領選結果次第で劇的に変わるとの見方が、西側有識者の間で広がりつつある。とくに、ドナルド・トランプ候補が再選を果たした場合、ウクライナ側がたちまち苦境に陥るというものだ。
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2023/07/17 岡崎研究所原発処理水放出に対し、韓国野党「共に民主党」は街頭闘争を展開するなど政府への攻撃を強めている。彼らの念頭にあるのは、2008年に米国産牛肉輸入問題に端を発するデモで李明博政権が反政府運動に敏感になったことの再現だろう。
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2023/07/16 西村六善3日で終わるはずの戦争が500日を超えた。ロシアにとって戦況は好転していない。民間軍事会社ワグネルのプリゴジン隊長の蜂起以降、プーチン大統領の指導性にも疑問符が付いた。ロシアは崩壊に向かっているのか。
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ニュージーランド南島、自転車キャンプ旅(第7回)
2023/07/16 高野凌日本人と分かると頻繁に聞かれるのがフクシマの安全性という原発問題。そして無職の年金生活者(pensioner)と分かると「日本は金持ち国家だから自由に海外旅行できる高額の年金をもらえて羨ましい」というステレオタイプな反応だ。
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2023/07/15 海野素央今回のテーマは、「バイデンの『本当の敵』ーー米連邦最高裁」である。米連邦最高裁は6月29日、大学入試で黒人やヒスパニック系の志願者を優遇する措置を「違憲」とした。さらに翌30日、ジョー・バイデン米大統領が昨年、中間選挙投開票日の前に発表し…
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2023/07/14 岡崎研究所ロシアのウクライナ侵攻、そして中国の台頭という安全保障上の大きな課題を抱えるバイデン政権は、来年の大統領選を見据え、イランに核問題において大幅に譲歩し、問題の先送りを狙っているとされる。
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2023/07/13 佐々木伸スウェーデンのNATO加盟に強く反対してきたトルコのエルドアン大統領が一転して賛同、加盟が事実上決まった。「危機感を高めて最後に利益を得る」というのが同氏の手法だが、今回もその真骨頂がいかんなく発揮された感がある。
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2023/07/13 岡崎研究所ブリンケン国務長官の訪中の一方で、サリバン大統領補佐官は訪日し、日韓比の安全保障高官と協議した。中国の脅威を前に、反目し合っていた日韓関係を筆頭に、アジア諸国の連携が急速に進んでいる。
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