「社会」の最新記事一覧
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2025/10/12 唐木英明トランプ大統領が解熱鎮痛剤タイレノール(有効成分:アセトアミノフェン)と自閉症が関連しているとし、妊婦の使用を控えることを医師に通知するよう食品医薬品局へ指示した。医学界と科学界は批判を浴びせた。背景について解説する。
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2025/10/10 池上重輔「観光立国」が推し進める日本にとって観光の活性化そのものが地方雇用を創出し、地域社会の再生を支える基盤となり得る。そこで人材が重要になるのだが、顧客との接点を担う人材を中心に大いに不足する懸念が日本は特に高い。何をすれば良いのか。
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2025/10/08 中岡 茂林道は山村部の市町村にとっての必需品であったが、整備の遅れが続いている。昨今の人口減少や地方の過疎化が需要を下げる側面もある。これは図らずも林業自体の先行きの困難さがよく示されている。
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2025/10/06 高崎順子日本社会で排外主義が声量を増している。それは先進各国でも起きていることだが、人手不足が慢性化している分野では、外国人労働者が支えているという側面もある。フランスで働く「外国人エッセンシャルワーカー」に取材した。
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2025/10/04 林 智裕ルポライターがクルド人問題を取材した書籍を、書店がおすすめしたところ、「差別的」といった批判が広がった。特定の社会問題を扱った書籍や言論が、その内容を吟味されることなく社会から排除される事態が近年相次いでいる。
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『豊かさとは何か』の著書・暉峻淑子埼玉大学名誉教授インタビュー
2025/10/03 暉峻淑子,大城慶吾戦争体験や飢餓の恐怖を経験した人にとって「令和の米騒動」はどう映るのか。97歳の経済学者、暉峻淑子氏が今、私たちに伝えたいこととは──。
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2025/10/03 熊野孝文「令和の米騒動」の中、2025年の新米が出回りはじめているものの、コメの価格高騰はおさまらない。苦しいのは食卓だけでなく、コメを主原料としている加工食品業界も影響を受ける。中でも国産米使用を謳っている焼酎業界は厳しい現実に直面している。
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2025/10/02 仲上龍馬,大城慶吾国家としての明確なビジョンを持たないまま、〝ご都合主義〟で外国人労働者の受け入れを進める日本。過去の失敗と真摯に向き合い、今こそ「日本社会の再生」を果たすべきだ。
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2025/10/02 片野 歩秋の風物詩サンマは近年、不漁が続いていたが、今年は近年になく好調で、48時間の休漁も行われた。なぜ漁が上向いているのか? その理由を理解していないと、また獲れなくなる事態を繰り返してしまう。
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2025/09/29 島澤 諭低所得世帯への配慮が適切になされれば、「働く人が減る社会の基幹税としては消費税が適している」のであり、労働人口減少社会においては、消費税を基幹税とした方が経済・社会の支え手である勤労世代の負担が軽減されるのである。
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2025/09/28 羽鳥好之「売り手よし、買い手よし、世間よし」——。近江商人として日本を代表する初代伊藤忠兵衛。家族や店員を重んじたその商人道が、いまも旧邸に息づいていた。
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2025/09/27 WedgeONLINE公式YouTubeチャンネル「教えない授業」を提唱・実践し、各界から注目を集めている山本崇雄氏。教師が一方的に教えず、問いかけを通じて生徒自身が考えることで、自律性や主体性を育むこの画期的な教育法がいかにして広まったのか、山本氏がその経緯について語ります。
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2025/09/27 葛西龍樹「子供のメンタルヘルスについて相談するところがない」と言われている。日本では、大人でも精神科医を受診するのはハードルが高い。身体的、精神的、社会的問題を併せ持つ患者の方が多く、その境界線を越えてケアできる家庭医の役割は重要だ。
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2025/09/26 田中充日本のボクシング界が、試合での選手の「死」という深刻な課題に迫られている。8月には、同じ興行で2人のボクサーが試合後に命を落とした。KOシーンを醍醐味とする風潮や「水抜き」と呼ばれる過度な減量が背後にあり、特効薬は見当たらない。
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2025/09/25 井原 裕メンタルクリニックによる一枚の診断書に翻弄されて、必要を超えた長い休職を複数出してしまっている会社が出てきている。メンタルクリニック休職診断書の問題は、社会の根幹を揺るがす脅威となりえる。そのリスクに気づくべきは、経営者である。
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2025/09/25 中西 享立山連峰を望む富山県入善町に広がる田園風景は息をのむほど美しい。10年後もこの風景を保つことができるのか? 稲作を営む農家たちに話を聞いた。
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2025/09/24 中川雅之大都市を中心に住宅価格が高騰し、住宅取得が困難になる傾向が強まり深刻な危機になっている。今後も都市機能を維持・発展させるためには、住宅市場が抱える〝矛盾〟を解消する住宅政策が必要だ。
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2025/09/23 藤原辰史戦前帝国日本は、稲作を通じて「食権力」を行使し、戦後は、それに翻弄されている。「令和の米騒動」を一時の問題とせず、食料政策を綱渡りにしている原因を考えなければならない。
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2025/09/22 横山真弓本来は臆病なクマが、なぜ人里に下りてくるようになったのか。その背景を理解し、一刻も早く適切な人員配備と対策を始めなければならない。
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