「経済」の最新記事一覧
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2022/10/30 中村繁夫
3つの老舗旅館に1泊づつの宿泊してみた。いずれも100年を超す超老舗だ。私は純粋な京都生まれの京都人で京都に実家があるからわざわざき京都の老舗旅館に泊まるという発想はなかった。
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2022/10/28 原田 泰
「全国旅行支援」に対し、「支援」の分だけ便乗値上げが横行しているのではないかという声がSNSで盛り上がり、観光庁も気にしている。なぜこんなことが起きているのだろうか。需要と供給の法則から言えば、実は当たり前のことが起きている。
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2022/10/26 唐鎌大輔
ドル/円相場は政府・日銀の為替介入と思しき動きを挟んで乱高下している。「安い日本」の状況を活かして国内への生産回帰が貿易赤字を縮小し、円売り圧力が和らぐという展開も描く報道も散見されるが、日本経済全体の話なのか確信は持てない。
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2022/10/16 中村繁夫
スタートアップワールドカップとは、70以上の国と地域で予選が開催され、世界のスタートアップエコシステムの構築と起業家精神の育成を目的として設立された世界最大級のピッチコンテストである。その世界決勝戦が、サンフランシスコのマリオット・マーキ…
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2022/10/07 唐鎌大輔
10月11日から始まる水際対策の緩和を受けて、いよいよ外国人の個人旅行やビザなしの来日が再開する。「規制を外したから、2019年以前に戻る」という期待もあるが、単純な話ではなさそうだ。少なくとも3つある不安材料を検討してみよう。
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2022/10/04 原田 泰
安倍晋三元首相の国葬が執り行われた。吉田茂元首相以来、55年ぶりだったから、さまざまな議論がなされるのは当然で、岸田文雄首相が必要性を説明しなければならかった。年齢が若いほど賛成が多くなっていることにも目を向ける必要がある。
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金融教育の先にあるもの
2022/09/14 唐鎌大輔個人の外貨定期預金口座開設が活況を呈していると報じられている。新型コロナ禍での円の価値劣化は著しく、「安い日本」を裏付ける事実も枚挙に暇がなくなっており、こうした世の雰囲気が外貨への投資意欲を焚き付けているのは間違いないだろう。
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新型コロナと既得権益の暗闇~異端のススメ~
2022/09/10 中村繁夫何を決定するのも風見鶏体質だから保身が優先されるのがもどかしい。非合理的な判断からくる経済的損失や多大なる無駄を決められたこととして疑問視する人はいないのである。普通に考えれば当たり前のことが日本という国では判断しない方が賢いとされている…
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2022/09/09 原田 泰
30年前、世界の大都市の目抜き通りに立てば、日本製品の多様な広告があったが、広告は見えなくなった。日本経済の凋落を表すと言う人もいるが、家電製品などで存在感を失っただけで、部品や資本財では戦えていると言う人もいる。確かめていきたい。
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2022/09/02 中村繁夫
当初新会社を始めるときの社員数はわずか10人だった。そんな零細企業が驚くことに大躍進をした。 その秘密が「異質の協力」であり「異端の薦め」である。
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2022/08/25 唐鎌大輔
内閣府より公表された2022年4~6月期のGDP成長率は前期比年率+2.2%と市場予想の中心(前期比年率+2.5%)を若干下回った。今回の結果を受けて一部報道では、日本でもGDP水準が「コロナ前」を回復したとされているが、相当にミスリーデ…
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2022/08/14 中村繁夫
日本は資源開発にしても外交にしても政治にしても経済開発にしても全てのことに探検精神が失われて久しい。だからこの20年はどのような問題についても、何となく日本が世界に遅れをとっている印象が強い、と私は思っている。
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2022/08/13 原田 泰
ウクライナはロシアと一体になりたいなどと少しも思っていない。ヘンな思想に凝り固まって暴力的なロシアなんかとはさっさと分かれて、自由になりたいと思っているだけだ。戦争が終わらなければウクライナの戦後の経済発展はない。
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中央アジア紀行から、コロナ戦記へ
2022/08/02 中村繁夫今回は中央アジア紀行を終えて立ち寄ったシンガポールでのコロナ体験記だ。シンガポールでは帰国できないコロナ難民が数百人も日本大使館に並んでいた。海外に出張や観光旅行に出た日本人も同じように海外でコロナに罹患して帰国ができない話をよく耳にして…
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2022/07/30 中村繁夫
中央アジア5カ国の市井の人々は、ウクライナ戦争に対してどのようなイメージを持っているのだろうか。マクロで言えば、ロシアとウクライナの兄弟喧嘩であり、米露の代理戦争としてウクライナが表立っているという見方をしている人が多い。
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2022/07/21 中村繁夫
今回は中央アジア諸国に1カ月かけて資源の調査に行った。今や中央アジアではカザフスタン、キルギスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、そしてトルクメニスタン(以下、カザフ、キルギス、ウズベク、タジク、トルクメンと記す)の5カ国をひっくるめて中…
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2022/07/12 原田 泰
第2次安倍晋三内閣発足とともに、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略からなるアベノミクスが開始した。2%の物価目標も、飛躍的な高成長も実現できなかったが、多くの成果が生まれた。今こそ、事実に基づく評価が必要だ。
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2022/07/08 原田 泰
日本に工場を残すのが難しくなっていると聞く。海外での生産の方が安価だとか、日本は人口減少で将来はない、と経営者らが言っているようだ。製造業の仕事は依然として高い賃金を払っており、サプライチェーンの維持や安全保障上も製造業は必要だろう。
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2022/06/19 原田 泰
21世紀はインドの時代だと言われれているが、その経済成果を中国と比べると見劣りがする。人口増加率を下げること、投資率を高めること、製造業のサプライチェーンがカギを握る可能性がある。
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2022/05/28 原田 泰
エネルギー価格高騰に対して、日本はエネルギー関連税を引き下げようとしている。しかし、これは長期的にはまずい効果をもたらす。なぜなら、エネルギー利用を抑制しなければならないのに、これまで通り使って良いシグナルを送ることになるからだ。
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