都市vs地方
人口減少・少子高齢化時代の中で、都市と地方の役割は何か、さまざまな話題を新機軸から見ていく。
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2022/01/28 吉田浩
地域の生活を支える資源は、市場経済で調達されるという前提に立っているが、時折テレビの紀行番組で限界集落や過疎地域に高齢者が1人で生活している様子が紹介されている。どうやら地方の持続可能性は、市場経済で調達される資源だけではないようだ。
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2022/01/21 岡田 豊
働く人の賃金の向上。岸田文雄政権が「新しい資本主義」で、推し進める政策だ。日本企業が抱える課題を解決するためには良い流れであるが、「地域活性化」を考えると、高い賃金の仕事を増やすことが唯一の解決策という訳ではないかもしれない。
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2021/12/30 吉田浩
このシリーズでは、進行する地方の高齢化問題を地方の生産力の観点から考えてきた。議論の焦点は地方にあてられており、東京など中央部に及ぼす影響は含まれていなかった。今回は、東京圏にとって地方の持続可能性がどのような意味を持つか考える。
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2021/12/07 佐藤泰裕
コロナ禍をきっかけに、大都市から地方への移住がニュースで取り上げられている。多くの場合、東京一極集中の解消につながる、地方にとってのチャンスとなる、といったものだ。その判断が妥当なのか、少し視野を広げ考える必要があるように思われる。
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女性の活躍と地域の持続可能性
2021/12/01 吉田浩地域で必要な財やサービスを地域でまかなうことができるかという「生産力」の観点に焦点を絞って地域の持続可能性を考えることとしたい。
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必要なのは移住者に活躍してもらう「仕掛け」
2021/11/12 岡田 豊コロナ禍で地方移住が進み、地域が活性化していくのではないか、とメディアなどで言われている。しかし、移住者の数は少なく、住んでもらうだけでは経済効果は低い。地方が進めるべきは、移り住んだ人に「ゲームチェンジャー」となってもらうことだ。
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「高齢化」=地方の衰退とは限らない
2021/11/02 吉田浩敬老の日に公表された総務省の人口推計によれば、65歳以上の高齢者人口は過去最多、高齢者割合は世界201カ国・地域中でも最高水準となった。高齢化というと、明るい話題は少なく、地方はさらに深刻であるとされているが、新たな視点で見直したい。
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