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2023/01/04 佐々木伸2023年の中東情勢は波乱含みの展開になるだろう。その中心は反ヒジャブ(スカーフ)・デモに揺れるイラン、極右政権が始動したイスラエル、そして膨大な石油資源を武器に独立独歩の歩みを始めたサウジアラビアの3カ国だ。
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2023/01/02 斎藤 彰忍び寄る「孤立主義」との戦い――。バイデン米政権にとって2023年の最大課題は、「米国第一主義」の国内ムードをいかに克服し、専制主義の中国、ロシア相手にどこまで自由主義陣営の結束を固められるかにかかっている。
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2023/01/01 海野素央今回のテーマは「2023年『トランプ離れ』は加速するのか?」である。24年米大統領選挙への出馬表明をしたドナルド・トランプ前大統領の好感度に変化が見える。
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記事で振り返る2022年(ウクライナ情勢編)
2022/12/30 吉田哲2022年は間違いなく歴史の転換点として世界史に刻まれる年になった。ロシアがウクライナへの侵攻を開始。停戦の見通しは今でもたたず、その影響は2国間だけでなく、世界に及んでいる。「第三次世界大戦」とも称される戦争はいかに始まり、どう動いてき…
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2022/12/28 山崎文明ランサムウェアの被害件数は確実に増えている。感染して身代金を支払うべきかどうかの選択に悩んでいる企業や医療機関も少ないないだろう。この被害に便乗するデータ復旧会社も出始めている。
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2022/12/28 小谷 賢1997年に米中央情報庁(CIA)は、米国の「インテリジェンスの父」として、3人─ジョージ・ワシントン、ジョン・ジェイ、ベンジャミン・フランクリン─の名前を挙げている。いずれも米国の建国に貢献した偉大な政治家だ。しかし、崇高な理念だけでは…
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2022/12/27 海野素央今回のテーマは「ウクライナ戦争は24年米大統領選挙にどのような影響を与えるのか?」である。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は21日、ワシントンを電撃訪問し、ジョー・バイデン米大統領と首脳会談を行い、その後、米連邦議会上下両院…
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2022/12/27 西村六善ウクライナ侵攻におけるロシア軍の後退が世界のメディアで取り沙汰されている。終結とその先に「ロシアの民主化」が見通されるが、そうした方向に向かえば世界はどうなるのか。考えてみた。
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2022/12/27 岡崎研究所豪州では5月の政権交代で労働党政権が発足したが、中国の脅威に厳しく対処する豪州の方針に変更はない。現在、西太平洋では、豪州と日本がアジアにおける米国の存在を繋ぎとめる錨の役割を果たしている。
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2022/12/26 岡崎研究所WTOは12月9日、トランプ関税の根拠である国家安全保障上の必要性(GATT第21条が認める自由貿易の例外)について不当と宣言した。これに対しバイデン政権は、貿易上の措置が国家安全保障に必要かどうかを判断するのは米国であり、WTOにはこの…
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2022/12/24 高口康太「12月1日から20日の累計感染者数は推定2億4800万人」。ゼロコロナ政策を解除した中国でこのような数字が出回っている。感染爆発は確実に起きており、それを国民も政府も受け入れてしまっているようだ。
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2022/12/23 岡崎研究所米国、ブラジルからスウェーデン、イタリアまで、民主主義は挑戦に直面していると思えた。しかし事実はこれらのすべての事例で、選挙は最も非リベラルな勢力の多くをおとなしくさせる効果を持ち、少なくとも今は中道が勢力を維持した。一方、我々は、その間…
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2022/12/22 岡崎研究所ロシアのウクライナ侵攻後も、アフリカ有数の大国である南アフリカは依然、プーチン寄りの姿勢を崩していない。背景には、かつてアパルトヘイト撤廃を主導した与党アフリカ民族会議(ANC)の変化がありそうだ。
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2022/12/21 佐藤俊介ロシア軍による民間電力インフラへの攻撃で、未曽有のエネルギー危機に陥るウクライナだが、国民の士気は高く、非道な攻撃に激しい怒りを募らせている。攻める側のロシアには焦燥感も浮かび上がりつつある。
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2022/12/21 岡崎研究所11月末の台湾統一地方選で、蔡英文総統率いる与党・民進党が敗北した。これがそのまま2024年の総統選を左右するわけではないが、台湾政界の今後を示唆するものにはなりそうだ。
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2022/12/20 岡崎研究所ロシアのウクライナ侵攻のさなか、ロシアの南翼に位置するトルコはNATO加盟国でありながらNATO主要国とは一線を画し、独自の立場でロシア・ウクライナ両国と携わっている。常識外の行動を取るエルドアン大統領政権下では、その行動の予測は難しい。
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2022/12/19 斎藤 彰破天荒なトランピズムに翻弄されてきた米共和党が、中間選挙以後、ようやく本来の正統保守政党に立ち帰る動きを見せ始めている。果たして、かつてのレーガン政権当時のようなまともな安定政党へと脱皮できるかどうか――。
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2022/12/19 樋泉克夫江沢民元国家主席が上海で没した。さまざまな視点から「江沢民時代」が語られているが、多くが中国の国内状況、日中関係といった視点に限られている。改めて事績を振り返った時、「走出去(中国人よ、海外に飛び出せ)」との発言に注目せざるを得ない。
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2022/12/19 岡崎研究所ウクライナ侵攻や台湾情勢の緊迫化を受け、日本は歴史的な防衛力強化を図っている。同盟国である米国もこの動きを歓迎しているが、同時に米国自身の軍備増強も求められている。
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2022/12/18 宮下洋一サッカーのW杯カタール大会決勝で、フランスはアルゼンチンにPK戦の末敗れた。連覇への戦いに盛り上がりを見せたフランスだが、日本人が想像している以上に多民族・多文化国家であり、日本のように、「日本人が勝った」という感覚とは異なる。
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