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2020/12/02 赤坂英一セ・リーグもパ・リーグと同じDH(指名打者)制度を導入するべきなのか、それともいままで通り9人野球を維持するべきなのか。巨人がソフトバンクに2年連続で4連敗した日本シリーズが終わって以来、ファン、マスコミ、評論家、現場の選手たちや首脳陣の…
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「恋愛の教祖」柴門ふみと「ラブストーリーの名手」大石静が放つ傑作
2020/11/26 田部康喜「恋する母たち」(TBS・金曜午後10時)は、「恋愛の教祖」と呼ばれる柴門ふみの漫画を原作に、「ラブストーリーの名手」である脚本家の大石静が放った傑作である。
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2020/11/18 赤坂英一佐々岡真司監督(53)就任1年目の広島は5位に沈み、2年連続Bクラスに終わった。1990年代終盤から2010年代序盤まで続いた〝暗黒時代〟を思わせる雰囲気の中、球団は来季に向けて首脳陣人事を進めている。一見、地味な指導者の入れ替えだが、カ…
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NHKスペシャル「AIで迫る いま知りたいこと」
2020/11/14 田部康喜NHKスペシャル「新型コロナ 全論文解読~AIで迫る いま知りたいこと~」(11月8日)は、AIが世界の論文20万本以上を読み解き、新型コロウイルスに対する科学者たちの戦いを描いている。「正しく恐れる」をはっきりと実感させる、力作である。
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2020/11/04 赤坂英一巨人が独走で2連覇を達成した今季のセ・リーグ、開幕前はDeNAが対抗馬の一番手になるだろう、と私は見ていた。実際、DeNAを優勝候補に挙げていたプロ野球OBの評論家も少なからずいる。巨人のコーチ陣からも、こう警戒する声が聞かれていたほどだ。
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2020/10/31 足立倫行10月に入ると、新たな要因候補が登場した。「ネアンデルタール人遺伝子」説である。ドイツのマックス・プランク進化人類学研修所のスバンテ・ペーボ教授(沖縄科学技術大学院大学兼任教授)らのグループが9月30日に英科学誌『ネイチャー』に発表したも…
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「タリオ 復讐代行の2人」元弁護士役で詐欺師の岡田将生とコンビ
2020/10/24 田部康喜NHK「タリオ 復讐代行の2人」は、大ヒットドラマ「TRICK(トリック)」の脚本を手掛けた蒔田光治が、元弁護士・白沢真実役の浜辺美波と詐欺師・黒岩将生役の岡田将生のコンビニよって、新たなコメディを送り出した。
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2020/10/21 赤坂英一無謀か、英断か。今月末、横浜スタジアムで今季初めてスタンドを〝満員状態〟にしてプロ野球の試合が行われる。この球場が来夏に延期された東京オリンピックの試合会場となることに鑑み、満員にした上で大がかりな新型コロナウイルス感染防止策の実証実験を…
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2020/10/10 足立倫行長引くコロナ禍のせいで心身の不調を訴える人が増えた。解雇や雇い止めにならないまでも、先の見えない自粛生活そのものが家族や夫婦、勤め先や友人との関係に亀裂をもたらし、それが自分に跳ね返ってくるのだ。 この長く辛いトンネルの中で、私たちはどの…
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「キワドい2人-K2-」関水渚の元女子高校生も加わってコミカルな味も
2020/10/08 田部康喜TBS「キワドい2人-K2-」は、池袋署でコンビを組むことになった、キャリアの神崎隆一(山田涼介)とたたき上げの黒木賢司(田中圭)が実は異母兄弟であるという設定の推理劇である。コミカルな味わいもみせる楽しめる娯楽作品に仕上がっている。
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2020/10/07 赤坂英一首位独走でセ・リーグの優勝を決めても、日本シリーズで勝てるのか。2連覇を目前にしている巨人に、例年以上に重い課題がのしかかっている。昨年ソフトバンクに0勝4敗と圧倒されたように、パ・リーグのチームに一方的に敗れたりすれば、「またか」「やっ…
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「天使にリクエストを」は名優たちと若手俳優が絡み合う
2020/09/25 田部康喜NHK土曜ドラマ「天使にリクエスト~人生最後の願い~」は、元警視庁の暴力団担当刑事である、私立探偵・島田修悟(江口洋介)と助手の小嶋亜花里(上白石萌歌)が、終末期の老人たちの最後の願いをかなえる異色の探偵ドラマである。
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2020/09/23 赤坂英一巨人・原辰徳監督(62)が9月11日のヤクルト戦(東京ドーム)で通算1067勝を挙げ、川上哲治元監督が保持していた球団記録1066勝を抜いた。少なくともレギュラーシーズン数字の上では、「ドン」と呼ばれた偉大な先輩を超え、巨人史上最多の勝利…
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NHKスペシャル「パンデミック 激動の世界」が明らかにする「貧者の戦い」
2020/09/12 田部康喜NHKスペシャル「パンデミック 激動の世界」の「ウイルス襲来 瀬戸際の132日・前後編」は、日本で新型コロナウイルスの初めての感染者がでてから、緊急事態宣言が全面解除された5月25日までの132日間の真相を探ったドキュメンタリーの力作であ…
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2020/09/09 赤坂英一日本ハム・中田翔(31)が久々に〝らしい姿〟を見せてくれたと思った。と言っても、土壇場での決勝打や豪快なホームランのことではない。首位を走るソフトバンクとの試合中、チャンスに凡退して怒りを露わにしたのである。
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「私たちはどうかしている」は老舗菓子屋が舞台のミステリー
2020/08/29 田部康喜「私たちはどうかしている」(日本テレビ・水曜よる10時)は、映画「君の膵臓をたべたい」の女子高校生・山内桜良役で観客の涙を誘った、浜辺美波が母の殺人事件の”冤罪”を晴らそうとする、ミステリーである。
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2020/08/26 赤坂英一「エースと4番は育てられない」。今年2月11日に亡くなった名将・野村克也氏の残した名言のひとつである。いつの時代でも、どこの球団でも、真のエースと4番が務まるほどの選手は、ドラフト1位の即戦力か、他球団でそういう役割を評価されて移籍した実…
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2020/08/16 大元よしき高橋真弓は、女子7人制と15人制ラグビー日本代表としてのキャリアを持ち、現在は国内で唯一の日本ラグビーフットボール協会公認女子A級レフリーとして、女子ラグビーの国内サーキット大会「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ」をはじめ、男子の「ジャ…
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「私の家政婦ナギサさん」コメディエンヌの魅力がほとばしる
2020/08/14 田部康喜「私の家政婦ナギサさん」は、製薬メーカーのMR(Medical Representative)として、自社の薬の成分や効能を説明する仕事に就いている、相原メイ(多部未華子)が家政婦として契約した、鴫野ナギサ(しぎの・なぎさ、大森南朋)と繰…
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