-
「永田町政治」を考える①
2023/09/03 樫山幸夫永田町を舞台にした〝人事異動〟のドラマ、内閣改造の季節が来た。現職はポストにとどまるか、待望組は入閣を果たせるか、気を揉んでいるだろう。首相の意志が込められる内閣改造は人選によっていくつかのパターンに分類される。歴史から見ていこう。
-
2023/09/03 堀川晃菜
2029年度には、国内にある橋梁の約半数がインフラの耐用年数といわれる〝50歳〟を超える。人材も予算も限られる中、「地元のインフラは地元で守る」をモットーにした高専の挑戦に迫る。
-
2023/09/02 保手濱彰人
今年もまた、歴史的名作となるスマッシュヒットが生まれた。『かぐや様は告らせたい』(集英社)でブレイクした、天才原作者の赤坂アカ、『クズの本懐』(スクウェア・エニックス)などで着実に実績を積み上げた横槍メンゴ、この両名による原作&作画という…
-
2023/09/01 吉田浩
総務省より2023年度「ふるさと納税に関する現況調査結果」が公表された。22年度の実績は過去最高を記録しているが、本来の政策目標を達成できているのか。要した費用と住民税控除の実績から、制度のコストとベネフィットを評価してみたい。
-
2023/09/01 紅林章央
隅田川に架かる橋の形は実に多彩で、「橋の博物館」とも呼ばれる。このような川は世界でも稀だ。関東大震災から100年を迎える今、復興に込められた当時の土木技術者たちの想いに迫る。
-
2023/08/31 井原 裕
9月1日は、児童思春期のこころの健康に関わる者にとっては、自殺が増える要注意の日。学校へ行くことがプレッシャーになっている。ここで言いたいのは、行きたくなければ、行かなければいい、学ぶ場は他にいくらでもあるということだ。
-
2023/08/31 平沢裕子
水道水から目標値を超える有機フッ素化合物(PFAS=ピーファス)検出――。今年に入り、こんな報道を目にする機会が増えた。水道水の安全性に疑問を抱く人もいるのではないだろうか。改めて水道水の安全、そして品質について考えてみたい。
-
2023/08/31 青山 佾
1923年の関東大震災からちょうど100年経って、当時内務大臣兼復興院総裁だった後藤新平の震災復興が成功体験として紹介される例が多い。ただ、これがそのまま現代に通用するわけではない。後藤新平のやり方が現代に通用する点と通用しない点を整理す…
-
2023/08/30 八重樫通
夏休み初日に福岡県宮若市で川遊びをしていた小学6年の女児3人が亡くなる水難事故が起きた。翌日学校は保護者説明会を開催し、在校生の心のケアや注意喚起を図った。通常はそこまでが多いが、今回は報道機関向けの会見も開いている。必要はあったのか。
-
2023/08/30 高橋雅英
インドはクアッドの一角として、米国や日本の重要なパートナー国である一方、BRICSや上海協力機構の加盟国として、西側陣営に対抗しうる勢力とも連携している。特に、ロシアとは強固な繋がりを維持しており、エネルギー分野でも大きく進展している。
-
2023/08/28 林 智裕
2023年8月24日、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉と被災地復興に不可欠な工程であるALPS処理水の海洋放出が本格始動した。メディアでは、放出に対する批判の記事が飛び交う。それらは果たして真に当事者に寄り添い、問題解決に資するものなの…
-
2023/08/28 田中充
24年夏のパリ五輪の柔道男子最重量の100キロ超級代表に士舘大学4年の斉藤立初めて選出された。斉藤仁の名前を思い浮かべる読者も多いだろう。立は仁の次男である。親子2代での五輪代表で、立が背負うのは、「日本柔道の最重量級復権」という重責でも…
-
2023/08/27 水代優
「伊勢角屋麦酒」は、世界的に知られるクラフトビールメーカー。伊勢角屋麦酒を率いる鈴木成宗さんと知り合いになり、初めて伊勢を訪ねたとき、ビール工房以上に衝撃を受けたのが「二軒茶屋餅」だった。
-
愛知県犬山市
2023/08/27 羽鳥好之織田信長の実弟でもある茶人 有楽斎。乱世を生き抜いてたどり着いた有楽斎の創意がつまった茶室が犬山城のふもとにある。
-
『今を生きる思想 宮本常一 歴史は庶民が作る』畑中章宏氏インタビュー
2023/08/26 足立倫行『今を生きる思想 宮本常一 歴史は庶民が作る』(畑中章宏、講談社現代新書)は、「今こそ読まれるべき思想家」を集めた講談社の現代新書100(ハンドレッド)シリーズの一冊である。
-
2023/08/24 堀井伸浩
自民党再エネ議連の事務局長を務めていた秋本真利議員による洋上風力にまつわる疑惑は、再エネが「絶対的正義」とする風潮が招いたとも言える。過剰なレントシーキングをかけることは、国富を失うことにつながり、制度の再考が求められる。
-
2023/08/24 大城慶吾,野川隆輝
建設業界の魅力を高めるには、これまでの業界慣行の抜本的見直しが不可避だ。どのような点がポイントになるのか。土木学会会長も務めた森地茂氏に聞いた。
-
2023/08/24 田阪幹雄
物流の「2024年問題」の本質は、工場間輸送、工場~倉庫・物流センター間輸送等のBtoB貨物輸送の発着両端で発生しているドライバーの手待ち・手荷役や長時間運転を含む長時間労働の解消にある。何が問題なのか。グローバルな視点からアプローチして…
-
2023/08/23 大城慶吾,野川隆輝
将来のインフラの経年劣化が避けられない中、構造物のメンテナンスの重要性が増している。どのような人材や技術が求められるか、橋梁工学が専門の三木千壽氏に聞いた。
-
2023/08/22 橋本淳司
多くのグローバル企業が水不足地域で製造施設を運営しており、水リスク管理が求められている。持続的に水を活用するために日本企業と地域は今後、どのようなことをしていくべきなのか。
|
|