「lifetips」の最新記事一覧
-
「イチケイのカラス」犯罪のうらに隠された人間の喜怒哀楽
2021/04/15 田部康喜「イチケイのカラス」(フジテレビ月9)は、刑事裁判官である、竹野内豊と黒木華が、反発しながらも、犯罪のうらに隠された人間の真実を解き明かすドラマである。法服をまとった、竹野内と黒木は俳優の幅を大きく広げる予感に満ちている。
-
「みどりの食料システム戦略」案に批判噴出(後編)
2021/04/12 松永和紀なぜ、これまで日本の食料システムについて地道で実効性のある施策を展開してきた農水省が、理念がなく空虚な目標ばかりを並べた案を持ち出したのかーー。
-
「みどりの食料システム戦略」案に批判噴出(前編)
2021/04/08 松永和紀農水省が掲げた「みどりの食料システム計画」案には、「食の安全」からの検討がなされた気配がない。ハリボテの政策を掲げても、食のプロフェッショナルたちの心は離れていく一方だ。
-
ETV「原発事故 “最悪のシナリオ”~そのとき誰が命を懸けるのか~」
2021/03/27 田部康喜ETV「原発事故 “最悪のシナリオ”~そのとき誰が命を懸けるのか~」は、東日本大震災による、東京電力福島第1原子力発電所のメルトダウンの連鎖の大事故から10年を迎えて、日本の危機管理体制は当時と変わったのか。検証ノンフィクションの傑作であ…
-
「俺の家の話」は天才が作り上げる現代の家族の物語
2021/03/12 田部康喜「俺の家の話」(TBS・毎週金曜よる10時)は、ドラマの展開が予想できない、ハイテンポな家族の物語である。人間国宝の能楽の観山寿三郎(西田敏行)を舞台にして、長男のプロレスラー・寿一(長瀬智也)が戻ってくる。
-
『寿町のひとびと』山田清機氏インタビュー
2021/03/05 足立倫行「住民の多くは、社会的向上を目指さない。それを〝人間的弱さ〟と見てきたわけですが、向上とか成長とか効率とか、そんな基準を一度外してみたらどうか? 案外、自由なのでは? そういう生き方の方向もあっていいのでは? 生産や消費など従来の経済活動…
-
「天国と地獄~サイコな2人~」は謎解きに参加できる楽しさ
2021/02/26 田部康喜「天国と地獄~サイコな2人~」は、刑事・綾瀬はるかと連続殺人事件の容疑者・高橋一生の心と体が入れ替わる。ドラマは次々に真実が明らかになり、次々に謎が生まれる。観るものが謎解きに参加するかのような錯覚に陥る、新感覚のドラマである。
-
【中学受験】成功を導く父親の役割
2021/02/18 西村康則、高野健一4月の進級を控え、「うちの子どもに中学受験をさせてみようか……」と思い立ったとき、また夫婦の間でお子さんの中学受験の話が出たとき、父親として、まずはどうすればいいのでしょう。
-
タイムスリップした花魁(おいらん)・岡田結実のコメディアンヌに癒される
2021/02/13 田部康喜「江戸モアゼル」は、1860年の江戸時代からタイムスリップして現れた、吉原の花魁(おいらん)仙夏役の岡田結実がコメディアンヌの才能を全開にする。深夜帯にふさわしく、仙夏に心が癒されながら、5分に1度は笑える傑作である。
-
「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」母・菅野美穂と新たな恋に生きる
2021/01/29 田部康喜「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(日本テレビ・毎週水曜よる10時)は、菅野美穂と浜辺美波の母子が、新たな恋に生きるコメディである。セーラー服の高校生役で数々の映像作品によって、女優の階段を上ってきた、浜辺美波は進化をみせる。
-
2021/01/22 友森敏雄両極化していく世界のなかで、企業はどうやってアジャストしていくのか? そのヒントを探るべく、『両極化時代のデジタル経営 ポストコロナを生き抜くビジネスの未来図』(ダイヤモンド社)を読んでみた。
-
「青のSP」は実力派舞台俳優たちが絡み合うサスペンス
2021/01/19 田部康喜「青のSP-学校内警察・嶋田隆平―」は、警視庁捜査一課の敏腕刑事・嶋田隆平役の藤原竜也が志願して中学校の駐在警官・スクールポリスとなって、赴任先の赤嶺中学校の隠された謎を解き明かしていくサスペンスである。
-
2020/12/29 関 眞興そもそも人類の歴史はロックダウンとは逆、つまり「移動」の中で作られてきました。話を進めるため、ここでは「ロックダウン」という衝撃的な言葉から少し離れて、駆け足で歴史を振り返ります。
-
NHKスペシャル「パンデミック 激動の世界」シリーズ
2020/12/25 田部康喜「科学立国ニッポン」は、新型コロナウイルスに打ち勝つことができるのか。NHKスペシャル「パンデミック 激動の世界」シリーズは、日本の科学の屋台骨が揺らいでいるのではないか、と問う。
-
2021年は、家庭菜園向けに苗を無料配布
2020/12/15 松永和紀ゲノム編集技術により、機能性成分のγ-アミノ酪酸(GABA=ギャバ)を多く含むように品種改良したトマトが国への届出・情報提供を終え、商用化へと一歩を踏み出しました。ゲノム編集食品の届出第1号。詳報します。
-
「家政婦のミタ」の脚本家・遊川和彦の異色のドラマもいよいよ大詰め
2020/12/11 田部康喜「35歳の少女」は、小学校4年のときに交通事故によって、意識を失ったまま25年間眠り続けた、時岡望美(柴咲コウ)がバラバラになった家族を再生させる物語である。「家政婦のミタ」で知られる、脚本家の遊川和彦がてがけた異色作である。
-
『消える地銀 生き残る地銀』
2020/12/04 友森敏雄地銀も変わらざるを得ない状況になっている。今後どのような展開が考えられるのか『消える地銀 生き残る地銀』(日本経済新聞出版)を上梓した東洋大学教授の野崎浩成さんに話を聞いた。
-
ノーベル化学賞授与、商用栽培が始まる前に正しく理解
2020/12/03 松永和紀ゲノム編集技術ツールの1つを開発した二人の女性科学者にノーベル化学賞が送られる。日本でも近く、商用栽培へ走り始める見込み。危険だと主張する声もあるが、医療分野と品種改良での使われ方を区別しないと、意義も問題点も理解できない。
-
「恋愛の教祖」柴門ふみと「ラブストーリーの名手」大石静が放つ傑作
2020/11/26 田部康喜「恋する母たち」(TBS・金曜午後10時)は、「恋愛の教祖」と呼ばれる柴門ふみの漫画を原作に、「ラブストーリーの名手」である脚本家の大石静が放った傑作である。
-
NHKスペシャル「AIで迫る いま知りたいこと」
2020/11/14 田部康喜NHKスペシャル「新型コロナ 全論文解読~AIで迫る いま知りたいこと~」(11月8日)は、AIが世界の論文20万本以上を読み解き、新型コロウイルスに対する科学者たちの戦いを描いている。「正しく恐れる」をはっきりと実感させる、力作である。
|
|
|
