高市早苗・新総裁選の誕生は“必然”だった！SN…

「AI革命」時代の到来と米国一極集中が揺らぐ中で、高市早苗が新首相に就くのは必然である。世界秩序が大きく変化を遂げようとし、荒波が列島に打ち寄せている今、日本の民主主義の針路を決める、新たな「選挙の形」が浮かびあがってくる。

「『ドナルド国王』をもてなす英国」と報じたFT…

今般のトランプの訪英は、英国の歴史において前例のない2度目の国賓招待であり、英国側の手厚い歓迎行事やもてなしは破格の扱いであった。スターマー政権は外交上の目的を実現する意図があっただろうが、その成果は何だったのか。

〈スルメイカの真実〉この20年で資源量は9割減…

資源が激減しているスルメイカについて、水産庁が漁獲枠の拡大を急遽検討し、実施に踏み切った。この夏豊漁というのが主な理由で、科学的根拠がないと資源の現状を知る関係者を驚愕させた。

日本で広がる排外主義、フランスは外国人労働者を…

日本社会で排外主義が声量を増している。それは先進各国でも起きていることだが、人手不足が慢性化している分野では、外国人労働者が支えているという側面もある。フランスで働く「外国人エッセンシャルワーカー」に取材した。

ベトナムに強い興味と期待を持つ日本企業はどうす…

注目株ベトナムと早すぎる脱工業化（後編）

ベトナムの成長についてとりあげる３編構成のレポートの最後となる後編では、こうしたベトナム経済の特徴やリスクを踏まえたうえで、ベトナムに強い興味と期待を持つ日本企業はどのような点に注目しておくべきかについてまとめていきたい。

ロシアの軍事演習で米軍将校を「最前列の観覧席」…

ロシア最大の年次軍事演習で、最前列の席に座ったのは米軍将校だった。停滞する和平プロセスをめぐる米国との緊張緩和への意欲を示すもの。「米欧デカップリング」と「欧州の分断」という長年にわたるプーチンの戦略の一環として捉えることができる。

高市早苗新総裁につきまとう強すぎる保守色…靖国…

高市早苗氏が当初の予想を覆して、自民党総裁選で勝利した。党を立て直し、遠からず予想される衆院解散・総選挙での党の「顔」へ国民の視線は必ずしも歓迎一色ではない。国のかじ取りをゆだねるにあたっての懸念、不安は少なくない。

条件付き和平選んだハマス、トランプがノーベル平…

トランプ大統領はガザ戦争の終結に向けて「包括的和平計画」を発表した。ハマスが「72時間以内に人質全員を解放する」というイスラエル寄りの内容で、ハマスは条件付きで受託。トランプ氏は発表される「ノーベル平和賞獲得」に照準を合わせた。

〈世界から求められる切れ味〉料理人からも支持さ…

福井県越前市の龍泉刃物のステーキナイフは約３カ月に一度、完成した分だけ公式オンラインショップで販売し、数分で完売してしまう。国内外の料理人からも支持を得ている。

「クルド人問題」の書籍宣伝は「ヘイト」なのか？…

ルポライターがクルド人問題を取材した書籍を、書店がおすすめしたところ、「差別的」といった批判が広がった。特定の社会問題を扱った書籍や言論が、その内容を吟味されることなく社会から排除される事態が近年相次いでいる。

歴史や経済、科学的思考実験…秋の訪れに読みたい…

まだまだ続く暑さは、衣替えの時期を惑わせます。長引く夏の中で、新しい秋の風をもたらしてくれるのが読書です。

戦後80年と「令和の米騒動」 問われる農業と国…

『豊かさとは何か』の著書・暉峻淑子埼玉大学名誉教授インタビュー

戦争体験や飢餓の恐怖を経験した人にとって「令和の米騒動」はどう映るのか。97歳の経済学者、暉峻淑子氏が今、私たちに伝えたいこととは──。

コメ価格高騰で苦境にあえぐ焼酎業界…このままで…

「令和の米騒動」の中、2025年の新米が出回りはじめているものの、コメの価格高騰はおさまらない。苦しいのは食卓だけでなく、コメを主原料としている加工食品業界も影響を受ける。中でも国産米使用を謳っている焼酎業界は厳しい現実に直面している。

停戦の経路を粉砕したイスラエルの戦術的失敗…ア…

ガザ戦争の強制的終結を目指してカタールにいたハマス幹部を標的にイスラエルが行った攻撃は、戦術的失敗だった。仲介国に対する攻撃は、ガザ紛争の外交的解決の道を閉ざしてしまった愚挙と言える。

日系社会は日本の宝、子女教育にも本腰を入れ「日…

国家としての明確なビジョンを持たないまま、〝ご都合主義〟で外国人労働者の受け入れを進める日本。過去の失敗と真摯に向き合い、今こそ「日本社会の再生」を果たすべきだ。

〈衝撃体験〉ロシア入国時に私を待っていた10時…

６年ぶりにロシアを訪問した。プーチン政権のウクライナ侵攻策を批判する論陣を張ってきた自分が入国できるか心配であったが、入国を認められた。しかし、入国時の取り調べは、想像を絶するものであった。

サンマ豊漁を巡るマスコミ報道の勘違い、なぜ今年…

秋の風物詩サンマは近年、不漁が続いていたが、今年は近年になく好調で、48時間の休漁も行われた。なぜ漁が上向いているのか？　その理由を理解していないと、また獲れなくなる事態を繰り返してしまう。

〈習近平はピストルを壁に掛けた〉ポスト米国を巡…

習近平は上海協力機構首脳会議で『グローバル・ガバナンス構想』を発表し、西側主導の国際機関に対抗する中国中心の枠組みを作ろうとしている。その姿勢は、９月の軍事パレードでも明らかで、その要因はトランプの自失によるところも大きい。

これで「民意」を汲んでるといえるのか？総裁選後…

自民党が総裁選を党員票も含めたフルスペック型で「解党的出直し」と言っているが、党改革として何をするのか見えてこない。参院選の敗北を総括していたものの、それを生かした争点にも見えない。「民意」を汲むためにどんな政策と議論が必要なのか。

日本で報じられなかった韓国海軍創建80周年記念…

韓国海軍創建80周年記念観艦式が開催されたが、日本ではほとんど報じられなかった。北朝鮮に近い延坪島に駐屯する海兵隊にスポットを当てて、日韓関係や韓国の軍事文化を読み解いていきたい。