【オスプレイ墜落の真相】佐賀への配備が絶対に必…

昨年11月に米空軍のオスプレイが鹿児島県屋久島沖に墜落し、日本ではまたしても「オスプレイは危険」とする報道が多くなった。しかし、その安全性や米軍との管理体制は強化されており、日本にとって必要なものと言える。現地を視察して見えてきたことは。

【日本企業のしがらみ】大学進学率が高くても「女…

日本人の大学への進学率が男女同率となるのは時間の問題だろう。その一方で、日本は世界の「ジェンダーギャップ指数」の達成度が125位と低迷。問題になっているのが女性の企業管理職への登用だ。これは日本企業独特の人材・商習慣が根強く関連している。

「習近平がトランプを応援」そう言える５つの経済…

トランプが掲げる米中貿易戦争のエスカレートを鑑みれば、中国はバイデン再選を望んでいるように考えがちだが、実はトランプを応援していると思われる。貿易、制裁、金融、重要物資、輸出管理といった経済分野を見ていくと、中国の長期的な利益となる。

自転車からの転倒、空軍士官学校の卒業式での転倒…

今回は、ジョー・バイデン米大統領の最も「急所」となっている高齢問題について取り上げてみる。

【軍の支配からの転換】パキスタン総選挙で起きた…

パキスタンの議会選挙は、大方の予想を裏切り、イムラン・カーンの党PTIの系統の候補が最大多数を獲得した。これは軍の支配的地位への挑戦である。ただ、PTIを排除した連立政権が生まれ、政治的不安定性は継続している。

〈写真に注目〉海外でこんなに大きな魚が釣れる理…

海外に釣りに行けば大きな魚が釣れる。そう思っている釣り人は多いのではないでしょうか。日本の海は、世界三大漁場の一つに含まれているのに、なぜ日本ではなく、海外では大きな魚がたくさん釣れるのでしょうか。

【春闘の行方】「賃金は上がらないから我慢して働…

今年も春闘の季節を迎えた。賃上げの実現は既定路線で、日銀の金融政策も正常化に向かうだろう。「金利のある世界」の到来後も、「賃金と物価の好循環」のために国民全体で機運を高めるべきだ。

金正恩は「戦争を望んではいない」可能性危険なの…

金正恩による昨今の発言が戦争への決断とも解釈されているが、彼が戦争を望んでいるわけではなさそうだ。ただ、北朝鮮の挑発への過剰反応は危険で、報復が戦争を起こすリスクはある。

【脱・人口減決定論】人手不足は少子高齢化のせい…

人口減がデフレをもたらし、人手不足をもたらしているという人口減決定論がいまだ強い力を持っているようだ。今回は人口減と雇用状況を結び付ける議論を考えたい。人口減に伴う高齢化や社会構造の変化が雇用情勢の変化をもたらしているのかということだ。

【中東の難しさ】アラブ諸国がガザ戦争に冷たい理…

なぜ、ガザ戦争は解決への道が見えないのか。中東政策は複雑すぎるため、優先順位を決めるべきであるとの指摘もあるが、アラブ諸国の指導者達がガザ衝突に冷たいことへも注目する必要がある。西側だけではない視点を備えなければならない。

【日経平均株価】34年ぶり更新をどう読めばいい…

日経平均株価が1989年末につけた最高値（3万8915円）を約34年ぶりに更新した。「そのドライバーは何か」と聞かれれば「インフレの賜物」と言える。円安になるのも、株や不動産、外車や高級時計が高くなるのも、インフレ圧力の高まりと整合的な現…

＜米国が日本を軽視？＞インド太平洋調整官不在が…

バイデン政権がキャンベル大統領府インド太平洋調整官が国務副長官に昇進し、同調整官の後任を置かないことを決めた。このことは、米国の中国の危険への集中を弱めるのではないかとアジアと欧州の同盟国は懸念されている。

〝中国政府御用達〟ハッキング企業から情報漏えい…

上海に拠点をおくiSoon社の大量の内部情報が、オンラインでソースコードを共有管理する開発プラットフォーム「GitHub」に掲載された。中国政府御用達のハッキングサービスを提供する会社で、その情報から中国の諜報活動の一端が見えてくる。

【ロシア大統領選】「プーチン支持率８割」は真実…

「プーチン支持率８割」。それはロシア人の本音を反映した数字なのか。大統領選が迫る中、圧殺された声に耳を傾け、ロシアの実像に迫る。

＜親中国・ロシアから米国へ＞アンゴラの〝転換〟…

産油国アンゴラは、長期間インフラを中国に、武器をロシアに頼ってきたが、1月下旬に米国資金による鉄道プロジェクトを始動し、路線を変更した。経済支援により関係を築くという、今回の米国のアプローチは、新たな「経済協力のモデル」にもなり得る。

庶民には実感なき＜日経平均株価最高値＞平成の悪…

日経平均株価が22日、34年ぶりに最高価格を更新した。日本の株価が失われた30年を取り戻しかにみえる。前回のバブルとは異なるというものであるが、果たしてバブルの崩壊の悪夢は再来しないのだろうか。

「もしトラ」から「ほぼトラ」を経て「確トラ」へ？

野党共和党の予備選挙では、ドナルド・トランプ前大統領が初戦の中西部アイオワ州から勝利を重ねて、快進撃を続けている。多くの州で党員集会および予備選挙が開催される３月５日の「スーパーチューズデー」では、中でも注目される大票田の西部カリフォルニ…

冷戦下、米国には200人以上のスパイがいた＿＿…

冷戦時代、米ソ間では激しいスパイ合戦が行われた。米英はファイブ・アイズ同盟を結び、通信傍受によってソ連の秘密を入手していた。米国家安全保障局（NSA）が中心となり行った「ヴェノナ」計画が有名で、これにより米国内で活動していた100人以上の…

ポピュリズムの「モグラたたき」中欧で進む非リベ…

昨年10月に首相に返り咲いたロベルト・フィツォの下でスロバキアが非リベラルの路線に転向し、中欧では民主主義の擁護の戦いを強いられている。スロバキアがEUあるいはNATOにおける西側の結束を乱すことへ懸念を惹起することになっている。

＜マンション・サバイバル＞急増する築40年以上…

能登半島地震によって改めて「マンションの防災対策と長寿命化」に注目が集まっている。そこでカギとなるのが管理組合の意識と行動だ。