「政治・経済」の最新記事一覧
-
2023/08/18 岡崎研究所サウジアラビアとイランの国交回復の仲介に代表されるように、中東で中国の影響力が増大しているが、米国は有効な対抗策を講じることができていない。米国はいっそ、新たなアプローチをとるべきなのだろうか?
-
2023/08/17 原田 泰税収弾性値、名目国内総生産(GDP)が1%伸びると税収が何%増えるかという値が問題になっている。政府は、税収弾性値が1.1であると頑なに主張しているが、最近の税収と名目GDPを使って素直に計算すると3.5になる。日本は増税している状態なの…
-
2023/08/17 岡崎研究所中印関係は2020年の国境紛争を機に劇的に悪化したが、3年間で紛争は沈静化の措置がとられ、貿易量も急回復している。一方で、中国に対する脅威認識が薄れたわけではない。インド外交の多元性を前提に物事を見る必要がある。
-
2023/08/16 青山 佾自民党女性局のフランス研修に対する批判が炎上している。これに限らず議員の海外研修はたびたび問題になる。なぜなのか。海外視察旅行が成果を挙げるための条件を満たしておらず安易に人に頼る旅行をするからである。条件とは何か。
-
2023/08/15 山本隆三洋上風力発電事業を巡り入札できなかった事業者が議員に働きかけ、不透明な資金を提供したのではないかと捜査されている。再エネへの事業投資は初期費用がほとんどないが、収入は保証される。おいしい事業が入札制度で価格破壊してしまったという形だ。
-
2023/08/15 金子熊夫被爆地・広島でのG7サミットは記憶に新しいが、世界の核の脅威はより強まる一方だ。核廃絶と核抑止力強化は矛盾するかに見えるが「両立は可能」だとする筆者の見解とは。
-
2023/08/14 田村次朗政府は「2030年までに女性役員比率を30%以上」という目標を掲げている。これを机上の空論に終わらせず実効性を持たせなければ意味を成さない。性別などにとらわれず、誰もが活躍できる社会へどのような取り組みが必要かを多様な角度から考えてみたい。
-
エネルギー基礎知識①
2023/08/13 山本隆三人類の突然と言ってもよい飛躍は、18世紀後半の産業革命での工業化が引き金となった教育、人的資本への投資によりもたらされた。この産業革命を支えたのは、化石燃料である石炭であり、その後の石油や天然ガスへとつながる。
-
2023/08/13 山田清機毎日当たり前のように食べている卵。だが、実際どのような行程を経て食卓に届いているのか知っている人は少ないだろう。鶏卵業界の実態を探る。
-
2023/08/12 服部倫卓一帯一路のシンボルとなった、中国と欧州を結ぶ国際貨物鉄道「中欧班列」が危機に瀕している。理由は経由国ロシアによるウクライナ侵攻だ。「中欧班列」の競争力低下は避けられない。
-
2023/08/10 吉富望松野官房長官が7月に初めて先島諸島を訪れ、首長と避難シェルターの整備や空港・港湾の整備について協議している。ようやく国が重い腰を上げ始めた訳だが、先島諸島における住民避難のあり方を見つめ直してみたい。
-
2023/08/10 樫山幸夫岸田政権の支持率が低下しているところに、側近の木原誠二官房副長官の疑惑が報じられ、秋本真利前外務政務官の汚職疑惑も明るみに出た。渦中の2人は国民に対する説明を避けている。説明できない事情があるのではと憶測を呼びかねず、打撃になるだろう。
-
2023/08/09 田川千尋日本は高等教育の無償化へと舵を切りつつある。しかし、今後大学教育は誰のためにどのようなものであるべきなのか、という議論が十分に行われない。一つの事例としてフランスの大学をここでは紹介したい。
-
2023/08/09 岡崎研究所ドイツ政府が公表した「中国戦略」では、中国への見方について「パートナー」ではなく「競争者」「ライバル」に重点を置き、台湾に言及するなど、中国に懐疑的な姿勢が目立つ。だがドイツ経済の対中依存度は高い。戦略が実態を伴うかは不透明だ。
-
2023/08/08 斎藤 彰2020年大統領選の投票結果を受け入れ、米国民主主義最大の危機を救ったのは、マイク・ペンス副大統領(当時)の宗教的信念に基づく不屈の正義感と勇気ある行動だった。米国政治史上前例のない大混乱につながる危険があった。
-
2023/08/08 岡崎研究所7月23日のスペインの下院選挙では、極右政党のボックスが議席を減らした一方で、中道右派の国民党が躍進、第一党となり、主流派に返り咲いた。中道右派政党が欧州でおしなべて低迷する中で、喜ぶべき動きとなった。
-
2023/08/07 岡崎研究所エルドアンの権威主義化やロシアからのS-400対空ミサイル購入問題などで、長らく西側とトルコの関係は冷え切っていた。今回、最終的にスウェーデンNATO加盟反対を取り下げたことでトルコは西側に回帰したように見えるが、問題はまだ多い。
-
2023/08/04 岡崎研究所7月17~18日、ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)と欧州連合(EU)の首脳会議が8年ぶりに開催された。中南米という巨大市場において中国の存在感は圧倒的だが、後塵を拝した欧州の外交はうまくいくのだろうか。
-
2023/08/03 海野素央今回のテーマは、「トランプ3件目の起訴と2024年米大統領選挙への影響」である。首都ワシントンの連邦大陪審は8月1日(現地時間)、20年米大統領選挙の結果を覆そうとしたドナルド・トランプ前大統領を、「国家を欺こうと共謀した罪」など、4つの…
-
2023/08/03 高口康太ChatGPTに代表される生成AIのブームが続いている。もともと中国のAI人材には分厚い蓄積があり、この熱狂が加われば、すさまじい推進力が生まれることは間違いない。生成AIの分野でも中国は米国と並ぶ大国となる可能性はあるが、中国に弱点があ…
|
|
|
