「社会」の最新記事一覧
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2023/06/08 山本隆三
ウクライナ侵略よる脱ロシアに加え脱炭素の動きが強まる中で、次のエネルギーの覇権争いをするのは化石燃料大国米国と再生可能エネルギー設備供給大国中国になる。日本はどうエネルギーを確保できるのだろうか。
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2023/06/07 佐藤泰裕
コロナ禍で人口移動の変容が取りざたされた。特に、東京からの転出超過が観察された時期には、東京一極集中緩和への期待から、多くのニュースで地方移住がクローズアップされた。こうしたコロナ禍の人口移動への影響は今後も残るのであろうか。
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2023/06/06 中岡 茂
森林・林業の専門家でも9割方が間伐に肯定的だと思う。私も間伐について否定するつもりは毛頭ないが、林野庁HP「間伐とは?」での最新見解には、「ううん……」と唸りたくなる。上げ足を取るつもりはないが、あえてコメントさせていただこう。
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日本林業の2つの道「予定調和」か「デカップリング」か
2023/06/05 泉 英二林業に聞き慣れない用語は多いが、「林業における予定調和論」もその一つだろう。日本の林業では、「経済・生産」と「環境・公益」が対立するのではなく、両立するという考え方が江戸時代から日本には広まっていた。
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2023/06/04 城島明彦
長篠の戦いで、信長・家康連合軍が勝利をおさめたのは、〝信長の発想力〟というイメージが大きいだろうが、軍事同盟を結んだ家康の「慧眼」ぶりにも注目しないといけず、家康の家臣による活躍もあった。
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2023/06/04 冷泉彰彦
徳島県の阿波踊りの主催者が、一部のスタンドにVIP席を設けたことが地元で賛否両論になっているという。こうした「高価格=悪いこと」というマインドは、日本社会のあちらこちらに見られ、日本文化を追い詰めるような働きをしていると言えるだろう。
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山林王・土倉庄三郎の足跡①
2023/06/02 田中淳夫「年間10万本から100万本、平均して30万本の苗を植えた」。吉野の林業家、土倉庄三郎が晩年に漏らした言葉である。15歳から約60年間で1800万本の木の苗を植えたというのだ。これがとてつもない本数、面積であるのは言うまでもない。
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2023/06/01 山崎文明
新型コロナ対策で検温に使われたサーマルカメラから顔映像が漏洩していることが明らかになった。サーマルカメラに収められている顔画像はプライバシーを確実に犯す要素となっており、使用方法や情報の管理を改めて講じる必要がある。
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2023/05/31 新田日明
二刀流スーパースターの去就にまつわる論争が未だヒートアップし続けている。今季終了後にFAとなるロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は果たして移籍するのか否か。今季中のトレード期限となっている7月末のデッドライン直前にエンゼルスが大谷の残…
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2023/05/30 浅川澄一
コロナ禍で多くの問題点が指摘された「かかりつけ医機能」を定める法案が5月に参議院で可決されたが、その内容を見ると、当初の方針とは大きく違うものに化けてしまった。何が変わり、なぜ変わってしまったのだろうか。
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『北関東の異界 エスニック国道354号線 絶品メシとリアル日本』室橋裕和さんインタビュー
2023/05/26 足立倫行室橋裕和さんの『北関東の異界 エスニック国道354号線 絶品メシとリアル日本』(新潮社)は、この国道沿線に外国人居住地が多いことから、「将来の多文化共生の日本社会の縮図」と捉え、「エスニック国道」と名付けて丹念に実情報告した作品だ。
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2023/05/26 野川隆輝
林業界のサプライチェーンはこれまで、信頼関係が希薄な「閉ざされた世界」の中にあった。既存の発想から転換し、新たな価値の創出を目指す改革者たちの挑戦に迫った。
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2023/05/23 高口康太
中国で、お笑い芸人のトークが問題視され、活動休止や罰金にまで追い込まれている。「そんな騒ぐような話だったっけ?」という話題がネットで気づかぬうちに大騒ぎになる。この図式そのものは日本人にもおなじみのものだが、中国ならではの特徴もある。
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2023/05/23 梶田美有
企業全体で技術革新やビジネスモデルの変化に対応するには文系人材のリスキリングも欠かせない。 だが、明確な目的がないままに「学び」を提供するだけでは、企業に還元されることはない。
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2023/05/22 泉 英二
日本の林政はここ十数年、「林業の成長産業化」路線をひた走っている。「持続可能な森林管理」をベースにした森林法制への転換が不可欠だ。
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稲泉連・著『サーカスの子』書評
2023/05/21 島村菜津著者の稲泉連さんの母は、作家・久田恵さんである。稲泉さんが3歳の時、母子家庭となった久田さんは1年後、キグレサーカスの配膳係として母子で1年半を過ごす。各地を転々としながらサーカス団と暮らした頃の記憶のかけらが、執筆の源となった。
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2023/05/20 脇田 成
物価高騰下の今年の春闘は、大企業を中心に大幅な賃上げに沸いた。この流れを加速させるために、今こそ日本経済の構造的課題に目を向けるべきだ。
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