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2022/07/26 江口祐子
「叱ったり脅してやらせるより、褒めてやる気を出させる」。これはもはや人材育成の基本。人は褒められれば嬉しく思い、やる気に繋がるようみえますが、10年以上子育て雑誌の編集をしてきた筆者が感じるのは、「褒める」は意外とキケンだということです。
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2022/07/25 多賀一晃
酷暑の夏が始まった。梅雨はたった3週間で明け、連続猛暑日の記録もマーク。近年にないほど暑い夏になりそうだ。こんな時、頼りになるのが、クールガジェット。外出先でも体を冷やせる小道具だ。販売店に行ってみると、色々な種類が一杯置いてあり、戸惑う…
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2022/07/25 友森敏雄
川崎市などでJIS違反の「生コン」が使用された建物があることが判明した。違反を正すことは必要だが「残コン」を放置したままではこの問題は解決しない。
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2022/07/23 田牧一郎
米国カリフォルニア州のコメの作付面積と生産量が3年続いた干ばつにより大幅に減少していることがわかった。価格の高騰のみではなく、将来への供給不安はヨーロッパはじめ輸出マーケットにも広がる。日本のコメ産業にとって大きなチャンスとなり得る。
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「子育て支援」や「女性活躍」を〝理念〟や〝主観〟だけで語るな
2022/07/23 奈良岡聰智日本の「男女平等」や「女性活躍」が名ばかりなことは数字が証明している。根底にある差別意識を直視し、解消に向け具体策を講ずる時だ。
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『弁護士のすゝめ』宮島渉、多田猛著
2022/07/22 池田 瞬弁護士のいまをリアルに切り取った本である。時代や環境の変化に応じて弁護士の仕事は変化しているが、本書『弁護士のすゝめ』(民事法研究会)はその仕事の最前線を紹介する。
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「子育て支援」や「女性活躍」を〝理念〟や〝主観〟だけで語るな
2022/07/22 山口慎太郎日本はいまだコロナ禍で減少した出生数の回復傾向がみられない。少子化対策の量と質を充実させ、費用対効果の高い政策に着手すべきだ。
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2022/07/22 山本隆三
電気料金の上昇が続いている。政府は、再エネの買取価格減額、入札制度導入など消費者負担額の抑制に努める一方、再エネ導入支援へ送電網の拡充、洋上風力の導入を図る予定だ。ともに電気料金を引き上げ、停電危機を緩和する効果も、ほとんどない。
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小出義雄著『小出監督の女性を活かす「人育て術」』、 『君ならできる』
2022/07/22 中島章隆米オレゴンで開かれている世界陸上選手権で、サニブラウンの決勝進出など、日本人選手の活躍が光るが、かつて世界トップにいた女性マラソンはアフリカ勢に歯が立たない。黄金時代を築いた名伯楽・小出義雄の指導方法と、言葉の数々を振り返ってみたい。
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歪んだ戦後日本の安保観 改革するなら今しかない
2022/07/21 野川隆輝政府の一機関であり、日本の科学者の代表機関が示す「軍事研究反対」の姿勢。これにより、全国の大学で、研究者の「学問の自由」が奪われかねない状況が生まれている。一体、現場では何が起こっているのか──。
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2022/07/21 片野 歩
水産物の水揚げが減少した理由としてよく挙がるのが、海水温の上昇です。確かに海水温の上昇は、エサになる動物性プランクトンの減少など資源状態に影響を与えます。環境要因が自然に与える影響は否定できません。ところで……です。
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2022/07/20 浅川澄一
政府は平時から感染症対策を強化するため、内閣感染症危機管理庁と「日本版CDC」の創設を決めた。コロナ禍で難題だった専用病床への転換がスムーズになるか、初期対応を日常的に受け入れる地域の診療所、かかりつけ医がどのように参画するかが問われる。
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2022/07/20 山下一仁
ウクライナ戦争に端を発して〝食料危機〟が叫ばれるようになった。しかし、日本の本当の危機は日々、報じられていることではなく、国内農政の愚行にある。
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2022/07/19 勝股秀通
いまだ続くコロナ禍で、私たちは嫌というほど社会、そして言論空間の歪みを目撃してきた。その歪みが増幅される中で、安倍晋三元首相は7月8日、参議院選挙の遊説中に凶弾に倒れ、突然命を奪われてしまった。
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2022/07/16 樫山幸夫
安倍晋三元首相の葬儀へ台湾の頼清徳副総統が参列したことに中国が非難した。対して 林芳正外相は記者会見で頼氏を「ご指摘の人物」と表現した。こんなことで、まともに中国に対抗しようと考えているとしたら、おかしいというべきだろう。
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『ハレム 女官と宦官たちの世界』小笠原弘幸氏インタビュー
2022/07/15 足立倫行『ハレム 女官と宦官たちの世界』(小笠原弘幸、新潮選書)は近年のトルコでの最新史料研究を踏まえ、トプカプ時代を支えたハレム(王室の後宮)の実相に初めて迫った意欲作だ。
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2022/07/14 多賀一晃
iRobotが、新製品のベーシックモデル「i2」を3万9800円で販売する。これにより、日本のロボット掃除機市場が変わる可能性がある。一つは、普及価格が、今までの5万円から4万円になること。もう一つは、初めての掃除機=ロボット掃除機でもあ…
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2022/07/12 島澤 諭
今回の参院選が岸田文雄内閣の中間評価だとすれば、与党は文句なく及第し、野党は落第したのに他ならない。原因はどこにあるだろうか。(1)安倍晋三元首相テロ事件、(2)消費税減税・廃止に論点を絞って考察したい。
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2022/07/12 原田 泰
第2次安倍晋三内閣発足とともに、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略からなるアベノミクスが開始した。2%の物価目標も、飛躍的な高成長も実現できなかったが、多くの成果が生まれた。今こそ、事実に基づく評価が必要だ。
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2022/07/11 片野 歩
日本では人工的に孵化させた稚魚を放流して、水産資源を増やそうという種苗放流が全国で約70種も行われています。ところが、世界に目を向けてみると、どうやら効果が薄いことがわかりました。「間違っている前提に基づく正しい答え」と言えるでしょう。
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