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2024/07/19 西村六善
数日で終わるはずだったウクライナ侵略戦争は2年半続いている。そしてロシアは苦戦しているとみられる。ロシアの国営テレビを見ていると、そうしたプーチン政権の〝焦り〟のようなものが見えてくる。
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2024/05/28 西村六善
ロシアのプーチン大統領が中国を訪問し、習近平国家主席と会談した。プーチン大統領が5期目に入って初めての外国訪問先として注目されているが、この背景には「中国が今や隣国ロシアの将来を気にしている」ことがあると考えられる。
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2024/03/26 西村六善
モスクワ郊外のコンサートホールで銃撃が発生し、200人以上の死者が出た。わずか1週間前にプーチン大統領が国民の87%の支持を得て再選されたばかりの出来事だ。警察治安国家ロシアの信頼が揺らいだと言える。
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2024/02/16 西村六善
2024年秋の米国大統領選挙でトランプ氏が再選される可能性が出てきた。 世界は国際政治、特に安全保障面で荒波に揺さぶられることになる。これに対し欧州や日本は別の方法で危険に対応できるはずだ。カギはロシアの変化である。
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2024/01/12 西村六善
2023年末に米国連邦議会がウクライナへの援助を拒絶した。これまでの自由民主同盟の盟主であった米国の行動はぐらついている。世界はそう云いう時代に入ったのだ。日本は絶対に目を離すことは出来ない危険なダイナミズムが生まれている。
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オランダのクリンゲンダール研究所の報告を読み解く
2023/12/13 西村六善ロシアは一体どういう国になるのか? 世界にどういう衝撃が走るのか? オランダの国際的な研究所で多数の専門家が数次にわたりワークショップ等を開催し、多面的にロシアの近未来の姿に追った。そして報告書をまとめた。
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2023/11/17 西村六善
イスラエルとハマスの衝突という人道上の惨劇の背後で世界各国による国際的な得点争いが行われている。これが国際政治の現実だ。どうやら現時点ではロシアと中国が得点を稼いでいるとみられている。どういうことか?
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2023/10/06 西村六善
ウクライナ戦争が長期化する中で、ロシアの「プーチン後」の姿として民主化を西側諸国は求めている。これには、ロシアが「賢明な権威主義」になることを経由する必要があるとの指摘が出ている。それは何か。
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2023/09/15 西村六善
ロシアは崩壊するという議論が国際的に盛んになっている。それに対し、ロシア国内ではそれを否定する議論が出ている。ただ、その内容は全く受け入れられない内容となっている。
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2023/09/08 西村六善
今やロシアの崩壊は世界の論壇で公然と語られている。一つには今の状況がソ連の崩壊に似て来たからだ。そうなった場合、ロシアはどのような国になるのか。いかなる国と関係を築き、世界の勢力図はどうなるのか。
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2023/08/25 西村六善
ロシアが始めたウクライナ侵略のせいでロシアは人的、経済的犠牲を払っている。その中で、「ロシア崩壊」というプーチン政権にとってはトンデモナイ議論が動き始めている。プーチン後、終戦後のロシアはどのような姿になっているのか。
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2023/07/27 西村六善
プリゴジンの乱を契機にロシアは突然混沌とした政治の季節に突入した。この緊迫する局面で、米国のロシア専門の著名な戦略家が一つの重要な提案を行った。もしかすると局面の打開に繋がるかもしれない。
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2023/07/16 西村六善
3日で終わるはずの戦争が500日を超えた。ロシアにとって戦況は好転していない。民間軍事会社ワグネルのプリゴジン隊長の蜂起以降、プーチン大統領の指導性にも疑問符が付いた。ロシアは崩壊に向かっているのか。
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2023/06/27 西村六善
ロシアで起きた民間軍事会社ワグネルの反乱事件は、ワグネル側がベラルーシのルカシェンコ大統領の仲介を受け入れて一応終了した。ウクライナ戦で苦戦を強いられている最中、プーチン大統領は反乱を防止できなかった。指導力に大きな疑問符が付いた。
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2023/06/13 西村六善
ようやくロシアでプーチン大統領の交代が公共のメディアで議論され始めた。しかもこの議員らはその動機を「ロシアがヨーロッパとの関係を回復する」ためだとしている。
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2023/05/22 西村六善
ロシアによるウクライナ侵攻が正統性のための戦争だという指摘が出てている。プーチン大統領は自分の強権統治を国民が問題視しているのを巻き返すため戦争に打って出て、強い勝利者たる地位を確保しようとしている。同じ問題が中国や台湾にもある。
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2023/04/26 西村六善
ウクライナ侵攻によりプーチン大統領は威信を失墜し、ソ連崩壊に似た混乱に陥る可能性が高い。「ロシア連邦」は崩壊するという議論も始まった。日本でのG7サミットはグローバルな地殻変動が出現しつつある時に行われる。
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2023/04/06 西村六善
習近平国家主席は3月20日より3日間ロシアを訪問した。戦況がロシアに不利なので、プーチン氏が負ければロシアは民主化する可能性がある。中国にとってそうなっては困るので、プーチン氏にしっかりネジを締めに行ったといいうのが本当のところだろう。
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2023/03/14 西村六善
最近、中国は外交的に世間の耳目を引くような行動に打って出ているが、真の和平に向けた具体的貢献ではないことは明らかだ。ロシアは民主化してしまう……。中国が深刻に危惧している問題だ。
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2023/03/02 西村六善
ロシアによるウクライナ侵攻から1年が経過するが、プーチンは「多極世界を目指す文明の戦い」でロシアは欧米より優位に立っていると考えているようだ。しかし、ロシアは文明などを論ずる前に、現実を直視するべきだろう。
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