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2018/09/13 岡崎研究所
台湾とエルサルバドルの断絶には中国の影が見られる。中国があらゆる分野で台湾への圧力を強化するのは確実である。米国はエルサルバドルを非難し、中国による両岸関係の不安定化と西半球への介入に反対する声明をだし、台湾重視の姿勢が改めて示された。
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2018/09/12 岡崎研究所
トルコの経済危機はトルコ一国にとどまるのか、諸国などに拡散するのか――。専門家の見方は分かれている。エルドアン大統領は金利の引き上げをせず、IMFの支援要請をしない意向だが、多くの経済学者は、トルコはIMFの支援を必要であるという点で一致…
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2018/09/11 岡崎研究所
独ロの間で、ロシアのガスをドイツへ送るパイプライン建設の推進が確認された。ドイツのガスに置けるロシア依存は高いが更なる依存が予想され、トランプ米大統領は反対を表明している。しかし建設は止められず、欧州の安全保障が不安視されている。
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2018/09/10 岡崎研究所
韓国の文大統領は8月に光復節(解放記念日)の演説を行ない、進歩派の歴史観や北朝鮮問題にも触れた。大統領は、北朝鮮問題では「韓国が主役」と述べているが余りに楽観的だ。また金正恩への配慮からか、統一問題について実質的なことは述べていない。
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2018/09/07 岡崎研究所
安全保障に対し独自の道を歩んできたインドは、中国の台頭により西側に歩み寄る事が多くなった。8月の日印防衛相会談では防衛・安全保障協力を強化することで合意した。「自由で開かれたインド太平洋地域」の為にも、中国の出方が注視される。
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2018/09/06 岡崎研究所
8月の蔡英文台湾総統の訪米では、米国の連邦・州レベルの要人との会談、政府機関の訪問を行うなど画期的であった。米国の親台湾路線は強まっており、中台関係、台湾をめぐる米中関係は、緊張が高まる方向に向かっている。
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「中国の軍事及び安全保障の動向に関する年次報告書」を読む
2018/09/05 岡崎研究所8月、米国国防総省は、中国に関する年次報告書を公表した。帯路構想・軍事、非軍事的な強圧的手段・人民解放軍・台湾・米中間防衛について記載されている。中国の経済成長は鈍化すると言われているが、軍拡はむしろ加速している。日本も対応を迫られている。
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2018/09/04 岡崎研究所
トランプ大統領は米国社会でのグローバルな役割への疲労感や被害妄想感情の上に誕生したと言える。米国は秩序の構築者、維持者の役割を放棄しつつあり、その存在が弱まった中東情勢は今よりも悪くなる恐れがあり、すでに兆候が出ている。
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2018/09/03 岡崎研究所
今年に入り、米国が減らしたカンボジア援助の穴を中国が埋めている。既に中国に取り込まれているとされる当国が更に中国になびくという意味でも、手遅れと言う他ない。今後は第2、第3のカンボジアを作らないよう努めることがより重要となる。
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2018/08/31 岡崎研究所
米国がトルコへの関税を2倍としたのは米国人牧師の解放に応じないトルコへの制裁であり、トルコ・リラは下落した。エルドアン大統領は現状を非道な外国との「経済戦争」としたが、 原因は現政権にもあり、国家の危機に真剣にとり組むことが望まれる。
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2018/08/30 岡崎研究所
8月上旬、米国は英国の元ロシアスパイ暗殺未遂事件を受けてロシアに制裁を発動すると公表した。ロシアが生物化学兵器を使用しないこと等を充たさない場合は、第二段階に移行する。米国が化学兵器は容認できないと国際社会に発する強いメッセージである。
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2018/08/29 岡崎研究所
NATOやドイツを軽視・威圧するトランプの姿勢を受け、ドイツでは対米不信とともに核保有が議論されている。しかし核保有よりも賢明な方法として、フランスの核抑止力に期待しドイツその他欧州諸国は資金的に貢献する選択肢が挙げられている。
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2018/08/28 岡崎研究所
オバマ政権時代は中国を刺激しないように高性能の戦闘機や潜水艦を台湾に売却することが控えられた。しかし中国は南シナ海の軍事拠点化や台湾海峡の軍事演習などの膨張的動きを強めており、最近の米国の台湾防衛へのコミットメントは急速に加速している。
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2018/08/27 岡崎研究所
トランプ政権は中国の知的財産権の盗用・不公正な貿易慣行に報復関税を課しているが、中国のハイテクは米国を脅かすレベルであり報復関税では不十分だ。 しかし過去にもあったように、国を挙げて本気で取り組めば、米国は底力を発揮すると思われる。
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2018/08/24 岡崎研究所
ASEAN・日米中印豪・欧州委員会のフォーラム・ARFで南シナ海について、「懸念」の文言と、昨年は入っていなかった「非軍事化」が盛り込まれた。しかし、ASEANが全会一致を原則とすること、ASEAN内で中国に対する温度差が大きいことなど、…
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2018/08/23 岡崎研究所
7月下旬、ポンペオ米国務長官は「インド太平洋経済ビジョン」と題した演説を行った。『正直で、自由で開かれたアジア太平洋を追求』と述べ、暗に中国を批判した。トランプ政権のインド太平洋戦略は本格化し、戦略を裏付ける法案も次々に成立している。
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2018/08/22 岡崎研究所
7月下旬、米下院で2019年国防予算の大枠を決定する国防権限法が可決された。その中の中国に関する記述、超党派の圧倒的多数で可決されたことからも、米国内で対中脅威認識が高まっていることがうかがえる。
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2018/08/21 岡崎研究所
7月下旬のパキスタン議会下院選挙では、クリケットの元スター選手のイムラン・カーン率いるPTIが第1党となり首相候補に指名された。政治改革と腐敗の打開を掲げての当選だが、背後で軍が糸を引くパキスタン政治の中でどのような変化が可能か、先行きが…
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2018/08/20 岡崎研究所
英国はEU離脱後においてCPTPP、いわゆるTPP11への参加の検討を表明した。TPPからの米国の離脱は大きな痛手であったが、英国が参加するとなればCPTPPの影響力拡大に繋がりハイレベルな貿易自由化にとってプラスとなろう。
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2018/08/10 岡崎研究所
7月下旬の米EU首脳会談は関税問題等で大きく前進し、高評価を得て株価は上昇した。対中国・対ロシア戦略を意識した今回の合意は、米国とEUの共通利益に即している。また、11月の中間選挙もあり、トランプは今回の発表内でもその姿勢を露にしている。
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