「wedge」の最新記事一覧
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2023/04/05 海野素央今回のテーマは、「『トランプ起訴のドミノ現象』は起こるのか?」である。米メディアは3月30日(現地時間)、東部ニューヨーク州の大陪審が元ポルノ女優のストーミー・ダニエルズ氏(本名 ステファニー・クリフォード)に「口止め料」を支払った問題に…
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2023/04/04 佐藤泰裕23年1月1日時点の公示地価は全国の全用途平均で前年比1.6%上昇し、東京だけでなく、地方の大都市でも大きな地価上昇が見られた。ただ、自治体数でみると、半数以上が下落している。人口減少と地価下落は、空き家の問題も深刻化しやすい。
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2023/04/04 真田康弘北太平洋の漁業資源を国際管理する北太平洋漁業委員会が2023年3月、札幌で開催された。最大の議題は毎年漁獲量が激減しているサンマの資源管理だったが、合意した漁獲枠は近年の漁獲量を大きく上回るもので、資源管理に効果的とは思われないものだった。
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2023/04/04 平野 聡「中国中心の多極化グローバリズム」を掲げる習近平思想の立場は、ロシアのウクライナ侵略1周年を機に、ロシアと西側の間で逡巡するのを止めたのかも知れない。
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2023/04/04 堀井伸浩今年4月に開催されるG7気候・エネルギー・環境相会合に向けた準備会合において、議長国の日本が準備した共同声明原案に石炭火力の全廃時期を明示していないことを欧米勢が反発している。しかし自らを棚に上げてよくぞ言えるなと呆れるばかりである。
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2023/04/04 岡崎研究所尹大統領の訪日を経て、日韓関係はひとまず転換点を迎えた。半導体材料の輸出規制に代表される経済関係のしこりや、外交・安全保障面での関係を正常化できるのか、ここ数年が正念場となる。特に韓国側で関心が高いのが半導体材料の輸出規制解除だ。
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2023/04/03 平野 聡中国の国力と習近平独裁の力がこの10年来飛躍的に肥大化し、習近平政権は異例の3期目に入った中、中国の内政と外交の方向性をどのように見極めれば良いのか。結論から言えば、中国は軍事力と外交力を一層拡大し、「多極化世界」を構築する。
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2023/04/03 岡崎研究所3月21日の中露共同声明は、ロシアがウクライナから撤退しウクライナの国境を尊重することを要求せず、停戦の呼びかけを繰り返すことさえしなかった。国連憲章の順守を言いながら、ロシアの侵略を放置して中国がロシアの陣営にあることを印象付ける一方、…
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家康のどうしたマネー遍歴②
2023/04/02 橋場日月大河ドラマ『どうする家康』の家臣たちは、セピアがかった画調のせいか、地味目の衣装のせいか、あまり映えない風体と言っては口が過ぎるだろうか。今回は情報整理を兼ねて家臣についてプアーだったのかリッチだったのかをマネー術的に考察していこう。
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2023/04/01 井原 裕生存権は、すべての人に平等に与えられている。しかし、健康は平等には与えられていない。弱者と強者とには残酷なほどの格差がある。「命の平等」を保証するには、医療によって健康格差を縮小しなければならない。
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2023/03/31 佐々木伸司法制度改革をめぐるイスラエルの混迷はネタニヤフ首相が法案の採決を1カ月間延期したことで小康状態となった。先行きは全く見えない。そうした中、首相とバイデン米大統領が批判合戦を展開、首脳同士の異例の〝場外乱闘〟で同盟関係の亀裂も深まった。
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2023/03/31 佐々義子遺伝子組換え食品の表示がこの2023年4月から変わる。どのように変わるのか、これまでの表示をふりかえりながら、消費者の受け止め方の移り変わりも見ていきたい。
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2023/03/31 葛西龍樹3月3日に作家の大江健三郎さんが亡くなられた。実は、大江さんから物語(ナラティブ)のもつ癒す力について私淑させてもらった。追悼する意味も込めて、「癒し」に関連したエピソードを紹介したい。
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2023/03/31 岡崎研究所3月10日にパリで5年ぶりの英仏首脳会談が開催された。ブレグジット後の関係正常化に向け、歓迎すべき動きだ。ウクライナ戦争など欧州情勢は危機的状況下にあり、こうした関係改善の動きが持続されるかが焦点となる。
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『越境の中国史 南からみた衝突と融合の三〇〇年』著者インタビュー
2023/03/30 足立倫行本書の帯文に、「最前線は“南”にあり。香港・台湾問題の源流」とある。つまり、今の中国を理解するには華南(南中国)の歴史を振り返る必要がある。多動性・流動性に溢れた近代300年の華南の姿から中国社会を考察してみよう、というのだ。
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NHKスペシャル「メルトダウン File.8 前後編」が掘り起こした新たな事実
2023/03/30 田部康喜「NHKスペシャル メルトダウン」は福島第1原子力発電所のメルトダウンの原因について、追及の手を緩めずにFile.8に至った。メルトダウンがいかにして起きたのか、それを防ぐ手立てはなかったのか、ジャーナリスト魂を長期にわたって燃やし続けて…
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2023/03/30 岡崎研究所3月11日、サウジとイランは両国関係を復活させるとの合意を中国で発表した。3カ国の共同声明では、この合意は、習近平の発議で3月6日に始まった話し合いの結果であるとされている。米国がアジアや欧州へシフトする中、中国は中東での影響力を拡大させ…
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『栗山魂』(栗山英樹著)、『スカウト物語』(片岡宏雄著)ほか
2023/03/29 中島章隆WBCで3大会ぶりの優勝を果たした栗山英樹監督。「史上最強布陣」を率いた指揮官は、これまでの侍ジャパン監督とは異なり、野球エリートとは全く異なる道のりを歩んできた。「世界一」に上り詰めた背景を多くの著書から読み解いてみたい。
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2023/03/29 中島恵東京をはじめ、全国各地で桜が満開となっているが、東京と似た気候の中国・上海や杭州、蘇州、南京などでも見ごろを迎え、花見客で賑わっている。「桜の名所といえば中国か?」というほどの人気ぶり。日本のお花見とはどのように違うのか。
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2023/03/29 原田 泰東京都が物価高対策として、2月下旬から4月末にかけて国産のコメや野菜などの食材と引き換えることができる「東京おこめクーポン」を配布している。江戸時代かと思わせるような施策である。物価高へのそれぞれの対策について順次考えて行こう。
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