「世界情勢」の最新記事一覧
-
2021/05/25 岡崎研究所
5月8日、EUとインドはテレビ形式で首脳会談を開催、長く中断していた包括貿易交渉の再開に合意した。中国への懸念を共有する両者の接近は、困難な点もあるが、日本にとっては歓迎すべきことだ。
-
2021/05/24 岡崎研究所
英エコノミスト誌は台湾を「地球上で最も危険な場所」と表現した。台湾を吞み込もうとする中国に対し、日米はじめ同盟国はどのように対抗すればいいのか、模索が続いている。
-
2021/05/21 岡崎研究所
米国が空母打撃群(米国は11隻の原子力空母を有する)をやりくりしてインド太平洋のプレゼンスが必要とされる海域に頻繁に展開することには無理が生じている。日韓豪や英国などと共に、空母不在の空白を生じさせないようにしなければならない。
-
2021/05/20 岡崎研究所
チェコは4月17日、2014年の爆発事件にロシア情報機関が関与したとして、在プラハ大使館のロシア外交官18名の追放を決定した。その他、バルト諸国など東欧諸国は対ロシアで厳しい姿勢を取るが、EU全体では足並みが揃っていないのが現状だ。
-
2021/05/19 樫山幸夫
白人警察官が黒人男性の首を押さえつけて死亡させた記憶があたらしいアメリカで、罪もない黒人青年をジョギング中に射殺した白人男3人がヘイトクライム(憎悪犯罪)で訴追された。日本ではほとんど報道されなかった事件の動機は、検察が〝リンチ〟と非難す…
-
2021/05/19 岡崎研究所
バイデンは、民主党が重要視する環境アジェンダの推進、国際社会における米国の指導力回復を念頭に、2030年の二酸化炭素排出量を2005年比で50-52%削減という野心的な10か年計画を世界に示した。だが、その実現には多くの壁が立ち塞がってい…
-
2021/05/18 山本隆三
梶山弘志経産相は5月14日の会見で、「今年夏季の電力需給が逼迫し、来年1、2月には東電管内で電力供給が不足する可能性がある。逼迫の理由は、事業環境の悪化により火力発電設備の休廃止が相次いでいるため」と述べたと報道された。
-
2021/05/18 岡崎研究所
この10年間で、アルカイダや「イスラム国」のようなイスラム過激派はすっかり衰退した。それは米国などが抑え込みに動いたことも大きいが、何よりの要因としては一般のイスラム教徒が「政治的イスラム」へ幻滅したことである。
-
2021/05/17 岡崎研究所
難民を筆頭にした中米の問題に対するバイデン政権の回答は、40億ドルの援助を背景にした、移民の根本原因に取り組む大規模なイニシアティブだ。しかし影響力を強める中国を念頭に置けば、それだけでは足りない。
-
2021/05/15 相馬佳
多くの日本人に愛される筆者の居住州ハワイでも、新型コロナワクチンの接種努力が順調に進められている。前出のジョンズ・ホプキンス大学統計によると、ハワイ州では5月11日現在で139万4995本のワクチン接種が完了。
-
2021/05/14 岡崎研究所
ロシア経済は、2014年以来、実質成長ゼロである。プーチンは、経済停滞の責任を、「外部の力」、すなわち世界的な石油価格などに負わせているが、不健全な経済政策と西側の制裁は彼自身以外の誰の過ちでもない。
-
2021/05/13 岡崎研究所
ミャンマーでの軍事クーデターに起因する騒乱は、収まる気配がない。ここまで国民の抵抗が大規模で、さらに中国やASEANからも批判されるとは、ミャンマーの将軍たちも予測していなかった可能性がある。
-
2021/05/12 畑中美樹
4月11日、イラン中部ナタンズの核施設がテロ攻撃を受けた。イスラエルの諜報機関モサドによるものとの見方が広がっている。
-
2021/05/12 岡崎研究所
昨年 12 月、豪州議会において外国関係法が成立した。これにより、豪ビクトリア州政府が結んだ「一帯一路」についての取極めを筆頭に、中国などとの国益に反する取極めを破棄することができる。
-
2021/05/11 岡崎研究所
4月16日にラウル・カストロが党第一書記辞任を表明し、1959年から続いたカストロ兄弟によるキューバ支配は形式上、終わった。だが影響力は残り続け、真に支配を脱したというにはほど遠い。
-
2021/05/10 岡崎研究所
ロシア軍約10万人がウクライナとの国境地帯に集結し、緊張が高まっていた。4月23日、ロシアのショイグ国防相は、演習は終わったとして部隊に撤収を命じた。ロシアの狙いは、バイデン政権を試すことであったようだ。
-
2021/05/07 岡崎研究所
中国の海上民兵と思われる220隻に上る船舶が3月上旬からほぼ一ヶ月の間、南沙諸島のフィリピンが領有権を主張するウィットサン礁に集結した。目的は不明だが、この脅威は尖閣問題にとっても他人事ではない。
-
2021/05/06 岡崎研究所
台湾海峡に言及した日米首脳会談。台湾は基本的に歓迎ムードをもってこれを受け止めたが、尖閣諸島に関する台湾独自の立場や福島第一原発の処理水の海洋放出といった懸念もある。
-
2021/05/03 新田日明
さすがに厳しい状況になってきた。メジャーリーグのタンパベイ・レイズに所属する筒香嘉智外野手が結果を出せず苦しみ続けている。2日(日本時間3日)現在、ここまで今季22試合に出場し、70打数11安打で通算打率は1割5分7厘、5打点、0本塁打と…
-
2021/04/28 岡崎研究所
2022年の北京の冬季オリンピックをボイコットするよう求める声が高まっている。選手に犠牲を強いるのは避けるべきであり、ひとつ有効なのは、スポンサーなどの企業が手を引くことだ。
|
|