「政治・経済」の最新記事一覧
-
2024/01/11 吉富望
能登半島地震で半島北部に通じる道路の多くが通行不能となったのに対し、海上自衛隊が大型ホバークラフトを使って半島北部の海浜に大型ブルドーザー、油圧ショベルなどの重機や車両を輸送した。海からの輸送が果たす新たな役割として注目される。
-
2024/01/11 岡崎研究所
米大統領選挙の世論調査は、共和党はトランプが圧倒的に強いことを示している。本選挙についても、6の接戦州でトランプは強い。これから1年何が起きるか分からないが、トランプ再選となる場合の対処につき日本も種々検討しておくことが必要である。
-
2024/01/10 青山 佾
能登半島地震へは、各種防災機関はもちろん、全国の自治体や市民も支援活動に動いている。これからの支援において自治体や市民に何が求められているか。過去のたくさんの災害からの教訓をまとめておきたい。
-
2024/01/10 岡崎研究所
ハンガリーのオルバン首相はEUのウクライナへの500億ユーロ支援を依然として妨害し続けている。ロシアの侵略に対してウクライナが戦い続け得るようEUが支援できなければ、地政学上のプレーヤーとしての存在意義を問われる。
-
2024/01/09 原田 泰
2023年の年末は、診療報酬改定への議論が大詰めを迎えていた。医師会の「医療介護従事者への賃上げを行い、人材を確保することが不可欠だ」との主張で診療報酬が引き上げられたが、これで医師の人手不足解決へつながるのか。
-
2024/01/09 岡崎研究所
2023年で38年目となったエコノミスト誌の年末恒例の翌年の予想特集記事である。英国メディアから見た2024年の予想として、常識的な内容だが、子細に見ると注目すべき点はいくつかある。
-
2024/01/08 岡崎研究所
フーシ派による紅海での船舶攻撃に対して米国が多国籍軍を結成した。バイデン大統領が選挙の年に紛争のエスカレーションを恐れているとみなされるのに対し、選挙への悪影響を避けつつ実力行使する布石ともみられる。フーシ派の攻撃を阻止出来るのか。
-
2024/01/06 井上雄介
台湾総統選挙の各世論調査は引き続き、与党が優勢を保ち二野党が僅差で迫る状態が続いている。ただ、同日の立法委員選挙は民進党が過半数割れとなる情勢。関心は選挙後の政局で、第二野党の民衆党がキャスチングボードを握ることになるかもしれない。
-
-
2024/01/05 大西康雄
中国経済は2023年7月頃を境に正常に復しつつあるかに見えるが、依然として力強さに欠ける。現下の経済情勢を中国当局はどう認識しているのだろうか。経済政策の方向性から2024年を見通していきたい。
-
2024/01/05 服部倫卓
無謀なウクライナ侵攻を続け、国際的な制裁包囲網を敷かれながら、23年もロシア経済が崩壊することはなかった。悪くない成長率を保つのは戦争という景気対策があり、プーチンは「軍事ケインズ主義」を歩み始めている。2024年のロシア経済はどうなるの…
-
2024/01/05 佐々木伸
イスラエル軍とハマスのガザ戦争は〝第5次中東戦争〟への危機をはらみながら新年を迎えた。中東全域に緊張が高まっているのはイスラエルがイラン革命防衛隊の将軍やハマス政治局副代表らを暗殺し、イランやシーア派組織ヒズボラが報復を示唆するためだ。
-
2024/01/04 長尾 賢
2024年はどのような年になるだろうか。インドを念頭に置いた場合、日本で関心を集めるのは、対中戦略が変化するかということであろう。インドの外交姿勢が変化する要因は大きく3つあると考えられる。
-
「永田町政治」を考える⑤
2024/01/03 樫山幸夫2024年を占うとき、国民の最大関心の一つは、岸田内閣の存続のだろう。安易な予測は禁物だが、首相本人にからむスキャンダルが発覚したり、予算審議が長期間ストップすれば万事休すだろうが、そうならない場合は、〝低空飛行〟で持ちこたえるかもしれな…
-
2024/01/02 斎藤 彰
今年11月の米大統領選は、再選めざすジョー・バイデン大統領(民主党)とドナルド・トランプ前大統領(共和党)との一騎打ちの公算が濃厚となってきた。現時点での勝敗予測は時期尚早だが、今後の判断材料として、4つの要因に注目していく必要がある。
-
「貿易赤字国として迎える米利下げ」は果たして円高をもたらすのか
2024/01/01 唐鎌大輔円安が続いた23年から24年のドル/円相場見通しへ注目が集まるが、ほとんどの市場参加者は「FRBは利下げ、日銀は利上げが注目される年」とするだろう。本コラムでは日本経済の構造問題に切り込むために需給構造の変化に焦点を当てた上で議論を展開し…
-
2023/12/29 吉田浩
2023年もあとわずか。お年玉をどうしようかと頭を悩ませている親御さんも多いであろう。ガソリン価格をはじめとして物価が高騰し、最低賃金も上がったが、お年玉も引き上げなければならないのか。お年玉の相場と改定交渉のための基礎資料を検討したい。
-
2023/12/29 岡崎研究所
ハーバード大学ケネディ行政大学院のスティーヴン・ウォルト教授が暗いニュースが多い2023年にも明るい要素を見いだそうと5つの事柄を示した。しかし、彼が捧げる事柄の中からは、逆に深刻な課題が透けて見える。
-
2023/12/28 片野 歩
サバの水揚げ最盛期の秋は過ぎても、資源があると言われているサバはほとんど見つからず、ほとんどが小サバ。資源がなくなっているのは事実で、実際の漁獲量より大きな漁獲枠が設定されていて、漁業者は悪いと思っていても獲らざるを得ない状況となっている。
-
2023/12/28 麻田雅文
日本と接するサハリン島は天然資源に恵まれ、戦間期から日露の利害が衝突してきた因縁めいた場所だ。ロシアのウクライナ侵攻を受けての「サハリン1・2」を巡る混乱の通り、今もその構図は全く変わっていない。
|
|