「社会」の最新記事一覧
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地下鉄サリン事件で、軍事研究が救った多くの命
2020/11/30 勝股秀通「学問の自由」を標榜しながら、軍事研究を忌避する日本学術会議。だが、その姿勢こそが国民の安全を脅かしかねない。地下鉄サリン事件の教訓から学ぶべきこととは──。
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「恋愛の教祖」柴門ふみと「ラブストーリーの名手」大石静が放つ傑作
2020/11/26 田部康喜「恋する母たち」(TBS・金曜午後10時)は、「恋愛の教祖」と呼ばれる柴門ふみの漫画を原作に、「ラブストーリーの名手」である脚本家の大石静が放った傑作である。
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迫る周庭氏への量刑言い渡し
2020/11/26 楊 建利市民への弾圧を強める一方、国家主席の終身制を成し遂げるなど権力を強める習近平体制。だが、長く民主化運動に携わる中国人筆者は、「習氏転覆」の条件が揃い始めていると指摘する。
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2020/11/25 宮下洋一11月10日に停戦合意したアルメニアとアゼルバイジャン間のナゴルノ・カラバフ紛争では、フランスがアルメニア側に立って政治介入し、アゼルバイジャン側のトルコと対立していた。背後にあるのが、フランスが抱える有力なアルメニア系市民の存在だ。
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菅政権の打ち出す「2050年ネットゼロ」達成に必要なこと
2020/11/24 安井 至菅義偉首相は、2050年までに温室効果ガスの排出量と吸収量をプラスマイナスゼロにする方針を打ち出した。この困難な「目標」に向かうにあたり、あらためて、地球温暖化やパリ協定について解説しよう。
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2020/11/23 新田日明勝負をさせてもらえなかった。プロ野球の日本シリーズ第2戦(22日・京セラドーム)で巨人は福岡ソフトバンクホークスに2―13と大敗。セの王者とは思えぬ無様なスコアで赤子の手をひねられるかのように連夜に渡って完敗を喫した。
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なぜあそこまで感染が広がるのか
2020/11/23 宮下洋一新型コロナウイルスの第二波に襲われる欧州では、再びロックダウンが始まり、それに反対する暴動が起きる。一方で、欧州には日本とは違う独特の文化や政治システムがあり、それが感染を広げている要因でもある。
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「内航海運」の危機
2020/11/19 友森敏雄四方を海に囲まれた日本で「海運」は欠かせないが、国内貨物を運ぶ「内航海運」で船員不足が深刻化している。これは日本人にとって死活問題と言っても大げさではない。現場の取り組みをリポートする。
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2020/11/18 赤坂英一佐々岡真司監督(53)就任1年目の広島は5位に沈み、2年連続Bクラスに終わった。1990年代終盤から2010年代序盤まで続いた〝暗黒時代〟を思わせる雰囲気の中、球団は来季に向けて首脳陣人事を進めている。一見、地味な指導者の入れ替えだが、カ…
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2020/11/16 新田日明これには正直、驚かされた。東北楽天ゴールデンイーグルスの新監督に石井一久GMが就任。日本のプロ野球界では異例の「取締役GM兼監督」として編成から現場の指揮まで全権を担うことになった。
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2020/11/15 和田眞本稿では、二酸化炭素削減に向けてどう手を打つべきか、化学で何ができるか、「化学は地球を救う」視点から「人工光合成」にスポットを当てて、地球温暖化ストップを考えたいと思います。
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NHKスペシャル「AIで迫る いま知りたいこと」
2020/11/14 田部康喜NHKスペシャル「新型コロナ 全論文解読~AIで迫る いま知りたいこと~」(11月8日)は、AIが世界の論文20万本以上を読み解き、新型コロウイルスに対する科学者たちの戦いを描いている。「正しく恐れる」をはっきりと実感させる、力作である。
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2020/11/11 何 清漣中国は人民元国際化を狙い加盟国に対する影響力を強めるが、その信用度は高まらない。かつて共産党体制の腐敗を指摘し、当局の圧力から米国へと渡った中国人筆者が警鐘を鳴らす。
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2020/11/10 岩城薫トランプ米大統領の手で過去4年、最も痛い目に遭ったのは米国内に暮らす外国人だ。「移民の国」という看板は踏みにじられ、さまざまな民族が共存する「実験国家」のイメージは地に落ちた。トランプ氏が消えたとしても、イメージを回復するのは容易ではない。
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2020/11/09 新田日明大相撲の横綱の地位は〝特権階級〟だ。とはいえ、これだけ休みまくりの両横綱には世間からの風当たりが厳しくなる一方であることから、さすがに今回ばかりは進退問題へと発展しそうな勢いとなっている。
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2020/11/08 出井康博10月末に入管難民法違反容疑(不法残留)で逮捕された男女13人のベトナム人グループの中には、豚を丸焼きにする動画をSNSにアップしていた者がいた。彼らが住んでいた家からは、警察の家宅捜査で冷凍された30羽余りの鶏も見つかった。さらには、無…
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2020/11/07 出井康博今年夏頃から北関東の各県で相次いだ「豚」などの盗難に絡み、先月末、ベトナム人たちの逮捕が相次いだ。まず10月26日、群馬県太田市に在住する13人のベトナム人が入管難民法違反(不法残留)で、2日後の28日には、別の4人が無許可で豚を解体した…
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2020/11/06 原田 泰政府の赤字は続いている。この赤字に対し、多くの識者は増税で埋めるべきと考えているようだが、歳出に関する議論が少ないと感じる。増税して赤字を埋めても、無駄に使えば将来ばかりでなく現在の日本も貧しくしてしまう。
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データが先か、サービスが先か
2020/11/05 川崎隆司国民データの利活用を進める日本発の取り組みが今、始まろうとしている。利用者のデータを預かり、管理運用することで、ビジネスは成り立つのか。事業開始間近の現場を取材した。
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2020/11/04 赤坂英一巨人が独走で2連覇を達成した今季のセ・リーグ、開幕前はDeNAが対抗馬の一番手になるだろう、と私は見ていた。実際、DeNAを優勝候補に挙げていたプロ野球OBの評論家も少なからずいる。巨人のコーチ陣からも、こう警戒する声が聞かれていたほどだ。
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