「社会」の最新記事一覧
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2025/09/04 小島正美除草剤「ラウンドアップ」への誹謗中傷をSNSなどで行った複数の投稿者を相手取った損害賠償請求訴訟で、投稿者に賠償金の支払いを命じる判決を下した。この判決が今後、安易な虚偽情報の発信にどこまで抑止力を示すか注目される。
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2025/09/02 山本隆三三菱商事が、洋上風力事業の第一次入札で落札した秋田県沖と千葉県銚子市沖の3海域の事業から撤退を非難する声が伝えられているが、その決断は批判されるものなのか。失敗に追い込んだ事情と今後の展開を考えたい。
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2025/09/01 真田康弘夏の暑さを乗り切る食べ物として好まれてきたウナギ。その取引は様々な闇が覆う。日本の水産物はトレーサビリティが担保されているものは多くないのが実情だが、ウナギほど問題まみれの水産物も珍しい。「中国産」と言われる輸入品の実情を見ていきたい。
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『ガザ、戦下の人道医療援助』 萩原 健 氏インタビュー
2025/08/31 横上菜月2023年10月から激化したガザ・イスラエル紛争は、25年7月6日現在も恒久的な停戦には至っていない。本書は、国境なき医師の「緊急対応コーディネーター」として、24年8月〜9月の6週間パレスチナ自治区ガザで活動した萩原健さんによる貴重な記…
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『アメリカのいちばん長い戦争』生井英考氏インタビュー
2025/08/30 足立倫行「アメリカのいちばん長い戦争」は、かつてはヴェトナム戦争(米正規軍派兵から約8年)だったが、現在はアフガン戦争(約20年)である。『アメリカのいちばん長い戦争』(集英社新書)は、ヴェトナム戦争からアフガン戦争へと至る経緯を追いながら、ヴェ…
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2025/08/29 吉田浩現在の北海道の直面する社会経済的問題は人口問題における「少子化」である。高齢化も今後急速に進むと予想されている。道内の人口だけにもとづいて活路を見出すことは容易ではなく、特性を最大限に活かしてゆく必要がある。
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2025/08/29 渡辺幸子日本の医療は質が高い──。そう感じている読者は少なくないはずだが、果たしてそうなのか? データから日本の医療を〝解剖〟する。
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2025/08/27 田中充高校野球のアルプススタンドでの各校による特色ある応援は「夏の風物詩」でもあるが、全国各地から甲子園へ駆けつける費用が重くのしかかる現実がある。国内最大級のスポーツのメガイベントでありながら、なぜ、高校側は苦しいのか。
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2025/08/27 三原 岳皆で支え合う国民皆保険は、どこかを削れば誰かに負担を求めることになる。助け合いの精神が基となり生まれた医療保険制度の歴史をひもとく。
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2025/08/25 梶 光一クマ出没の報道が連日のようになされ、人の生活圏への出没が異状現象ではなく、もはや日常となっている。背景として、餌の凶作が挙げられているが、注目すべきはクマの数が増えていることだ。今、私たちは何をすべきなのか。
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2025/08/25 出井康博参院選で争点化した外国人問題。極端な「排外主義」に陥ってはならない。しかしその原因を直視せず、「多文化共生」というスローガンを唱えるだけでは問題は解決しない。
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2025/08/24 藤原章生戦争が怖いのは、兵が殺人や蹂躙を強いられるから、だけではない。国内でも兵営に入った途端、大の大人が自我、人間性を押しつぶされるところにある。そんな兵の現実を描いた日本映画に『真空地帯』(1952年公開)がある。
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2025/08/24 羽鳥好之「北総の小江戸」と呼ばれる千葉県の佐原。当時の趣を残した商家や町屋が軒を連ねる小野川沿いに、伊能忠敬の旧宅がある。伊能は隠居前、ここで家業に勤しみ商才を発揮していた。
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2025/08/23 梶田美有地域による偏在や診療科による偏在に対し、政府も策を講じているが成果は芳しいとは言えない。若手医師たちは何を考えて「選択」をしているのか。本音を聞いた。
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2025/08/22 青山 佾戦後80年に戦争と平和を深く考えることは大切だが、ここではまったく別の視点から、占領軍のマッカーサー元帥が日本の戦争遂行能力を削ぐために首都東京の復興を否定したのになぜ、東京は発展したのかについて考えてみたい。
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2025/08/21 吉永ケンジこの季節になると日本中を覆い尽くすのが「8月ジャーナリズム」だ。四半世紀以上にわたって自衛官生活を送り、大学院で政軍関係を研究していた筆者にはズレを感じることが多々ある。当時、当たり前だったことが現在では忘れ去られていることだ。
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2025/08/21 江口祐子AIが瞬時に「答え」を出す時代。横浜創英中学高等学校で「教えない授業」を実践する山本崇雄先生は「自分で目標設定し、学び方を選び、行動できる力こそがこれから必要な〈軸〉」と語る。それは、ビジネスやスポーツの組織マネジメントにも通じている。
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