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2023/10/09 梶田美有
荷物を運ぶだけが物流ではない。モノの流れを円滑にするためには倉庫が不可欠だ。小誌取材班は物流の実態を知るために、輸送の結節点である倉庫業界の現場を取材した。
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2023/10/08 野沢康二
民主主義が後退してしまえば、投資先としての魅力も薄れる。政治と経済の成熟こそが世界で存在感を確固たるものにするカギになる。
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『勝ちすぎた監督』(中村計著)
2023/10/07 中島章隆慶應義塾高校が連覇を狙った仙台育英高校を下した107年ぶりの優勝を見て、書き残しておかなければと思った一冊がある。04年から3年にわたり、夏の甲子園の主役として君臨した駒大苫小牧高校の栄光と挫折を克明に記録した『勝ちすぎた監督』だ。
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映画『鯨のレストラン』八木景子監督インタビュー
2023/10/06 佐々木正明捕鯨問題の真相に迫った映画『ビハインド・ザ・コーヴ』を制作した八木景子監督が8年ぶりの2作目となる『鯨のレストラン』を完成させ、上映が始まった。最新作は捕鯨問題の経緯を追いながらも、地球の生態系や食資源の問題にも切り込んでいる。
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2023/10/05 辰巳由紀
北朝鮮の金正恩総書記によるロシア訪問は、ワシントンでも大きな話題となった。露朝が接近し続けることは、バイデン政権にとって新しい悩みの種。大統領選挙を控えるバイデン氏にとっては、外交および内政での課題を抱えることとなっている。
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2023/10/05 井原 裕
霞ヶ関の若手官僚が世間で伝えられているような激務が強いられているとすれば、次々に殉職者が出て不思議はない。若手官僚に申し上げたい。「こんな生活を続けていると、死にますよ。早めに医師に相談してほしい」と。
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2023/10/05 田阪幹雄
トレーラー輸送が「物流2024年問題」解決の糸口であるとされるが、国土の狭い日本では不可能だという考えや、短期間では実行できないという意見があるだろう。そのような疑問を検討してみたい。
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2023/10/04 山本隆三
岸田文雄首相が経済対策の5本柱を発表したが、今までの成長戦略の焼き直しのように見えてしまう。成長に資する政策は、企業が負担するコスト、エネルギー価格を下げ収益増を図り賃上げすることだ。補助金によるものではなく、安定供給が肝となる。
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2023/10/04 木原洋美
行政によって殺処分された犬猫の数は全国で1万4457頭。少なくない数だが、17年間で27分の1以下に減っている。犬猫を守る活動が成果をあげてきた証しで、その筆頭が13年に全国の自治体に先駆けて犬の殺処分ゼロを達成した川崎市動物愛護センター…
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2023/10/03 鈴木文彦
銀行が子会社を設立して多角的な事業展開を進める動きがここ数年活発化している。根底には、とりわけ地方で深刻な人口減少問題がある。その成功のカギは、銀行ならではの強みである入出金データを生かしたマーケティング精度向上にある。
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2023/10/03 真田康弘
水産庁の24年度予算の概算要求は、前年度から大幅に増額している。水産予算はここ数年、大幅に膨張。漁業法改正に伴う水産改革がきっかけだが、中身を見てみると、非常に目立つものの一つが漁港整備等に充当される公共予算。それは適切なのか。
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2023/10/02 平沢裕子
菓子メーカーのシャトレーゼが冷凍販売しているスイーツで賞味期限の書き換えたとして自主回収した。期限の書き換えは食品表示法違反だが、商品は冷凍された食品。安全に問題があるわけではない。賞味期限や消費期限について正しい理解が不可欠だ。
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2023/10/01 斎藤淳子
「人が多すぎる」と言い続けてきた中国に突然、急激な少子化の波が押し寄せる。中国の若者たちはなぜ、結婚や出産から遠ざかっているのか?
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2023/10/01 藤原章生
映画「オールド」は設定、ストーリーの荒唐無稽さ、それに、細部の作り込みにやや無理なところがあるにはあるが、最後まで画面に引き込む。それは、たとえ漫画的な嘘八百であっても、老い、死を描いているからだろう。
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減り続ける競技人口 少年野球の未来は、明か暗か③
2023/09/30 田中充少年野球が敬遠される要素として「過度な保護者負担」「金銭的事情」「怒号、怒声が飛ぶ指導スタイル」が挙げられるが、熱心に関わる保護者としては当然で、できないことへの違和感が拭えない。互いに交わる本音の中で打開策を見出さなければならない。
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『百冊で耕す 〈自由に、なる〉ための読書術』近藤康太郎著
2023/09/30 池田 瞬書評執筆の仕事を長く続けているが、自分の読書について分析的に考える機会は意外と少ない。読書の秋を前に、あらためて本の読み方を自分なりにじっくり考えてみようと手に取った。著者の考える本の読み方をあますところなく伝授している。
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減り続ける競技人口 少年野球の未来は、明か暗か②
2023/09/29 田中充少年野球チームへの参加は保護者への多岐にわたる負担が伴う。それは、全日本軟式野球連盟が通知を出したほどだ。そんな中、保護者の負担を減らしながら子どもも楽しめる新たなチーム作りが進められている。
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2023/09/28 唐鎌大輔
執拗な円安が続いている。主要通貨の対ドル変化率を見ると、下落幅が大きい通貨はアルゼンチンペソ、トルコリラ、ロシアルーブルだけ。日米の金利差によるところも大きいが、そもそも円を支える基盤が脆くなっている可能性を真摯に考えたいところである。
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2023/09/28 田中充
WBCや甲子園と盛り上がりを見せる野球界とは裏腹に、少年野球人口の減少に歯止めがかからない。「過度な保護者負担」「旧態依然とした指導スタイル」「金銭的事情」などが要因とされる。ある保護者は「少年野球は闇」だという。「闇」はどこまで根深いか。
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2023/09/28 高橋雅英
ロシアによるウクライナ侵攻を機に、西側諸国が対ロシア制裁を図り、天然ガスの争奪戦が激化した。石油産出国と知られるアラブ首長国連邦(UAE)も天然ガスの生産・輸出を行っており、ウクライナ危機下でガス供給国としての存在感を強めようとしている。
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