-
-
『屈辱と歓喜と真実と』(石田雄太著)
2023/02/22 中島章隆ワールド・ベースボール・クラシックが3月9日開幕する。大リーグ機構と大リーグ選手会が共催して06年に始まった第1回はドタバタ続きだった。すでに「歴史」の一コマとなっているが、栗山ジャパンの行方を占う上でも、多くの教訓を読み取れる。
-
2023/02/22 小黒一正
昨年末に日銀が公表した長期金利の実質利上げは、国内外に大きな波紋を呼んだ。今後起こりうる金利上昇のリスクとベネフィットを冷静に見極め、変化に適応することが重要だ。
-
-
2023/02/20 馬場未織
筆者の父は2021年末に自宅にて亡くなった。あれから1年経ち、看取りの経験は父の最期のプレゼントだったと感じている。人の死を目の当たりにしなくなった現代社会は何をもたらしているのか。たったひとつの例ではあるが、筆者の経験を通じて考えてみた…
-
-
2023/02/19 吉田浩
来る3月11日で、発生した東日本大震災から12年を迎える。今年は死者10万5000余人を出したとされる関東大震災から100年目にあたる。そこで今回は、地域別の自然災害の状況と、地理的なリスク分散について考えてみることとしよう。
-
-
-
2023/02/16 多賀一晃
今、一番の高級激戦区は、「ヘアドライヤー」(以下ドライヤー)だ。健康家電と同様、絶対にニーズがなくならない理美容家電で、男女共に使う最もメジャーな家電だ。この新しい高級ドライヤーの世界をレポートする。
-
満州事変に至る道 大日本帝国陸軍の素顔(4)
2023/02/16 髙杉洋平莫大な犠牲を出した第一次世界大戦の結果、国際的な平和潮流が生まれ、一方で日本においても軍隊は国民的人気を低下させていった。さらに同時期の「大正デモクラシー」に、日本軍は順応を余儀なくされる。しかし、そうして社会との接点を増やした結果、皮肉…
-
2023/02/15 勝股秀通
米軍は米東方沖の領海上空で、中国の偵察用とみられる大型気球を撃墜した。中国は「強い不満と抗議」と報復措置を示唆しているが、日本が学ぶべきは、中国の失策をしっかりと見定め、国際世論を味方につけながら自らの主張を実行する行動力だ。
-
2023/02/14 山本隆三
政府が脱炭素を実現しながら経済成長を図るGX(グリーントランスフォーメーション)は、国が20兆円を先行投資し民間が10年間に130兆円を投じる計画だ。大きな疑問は、民間企業が130兆円を10年間に投資でき、経済成長や給与増に資するかだ。
-
2023/02/14 吉富望
欧米から120~140両の戦車が供与される。これらの戦車は米英独が誇る高性能の花形戦車であり、これらが侵略されたウクライナ領土の奪回に大きく貢献することを期待したい。しかし、これらの戦車の供与に懸念が無い訳ではない。
-
2023/02/13 青山 佾
先の選挙で当選した国会議員が外国滞在を続け一度も登院しないのが問題となっている。一方で、地方議会のオンライン審議をどこまで認めるべきかが議論となっている。ともに議会制民主主義を一層充実する方向で議論を進めるべきだ。
-
2023/02/13 渡辺好明
昨年末に取りまとめられた「食料安全保障強化政策大綱」を、「鳥の目、虫の目、トンボの目」と、見る角度を変えながら注目点を読み解く。その意図するところ、実現への道筋、留意点、乗り越えるべき障害などについて見ていく。
-
絵本『あさごはんのたね』書評インタビュー
2023/02/11 友森敏雄本誌2023年1月号の特集『農業にもっと多様性を! 価値を生み出す先駆者たち』の取材で、茨城県龍ヶ崎市の横田農場を訪問したときのことだ。平安時代から稲作を続ける大規模稲作農家の横田修一さんが見せてくれたのが『あさごはんのたね』(原案・アグ…
-
『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』
2023/02/11 保手濱彰人前々回では「異世界転生」というジャンルに触れ、現代社会における変身願望を説いた。このジャンルから学べることはさらにあり、それが「型を学んで、打ち破る」という守破離(しゅはり)の概念だ。
-
2023/02/10 河本秀介
SNS上で、回転寿司チェーン店内の商品や備品にいたずらをする「回転寿司テロ」動画が相次いで投稿・拡散され問題となっている。「回転寿司テロ」行為の多くは仲間が撮影して、SNSへ投稿している。こうした仲間も罰せられないのだろうか。
-
2023/02/09 原田 泰
岸田文雄首相が「異次元の少子化対策」で、児童手当の所得制限を止めることと、子どもが多い世帯ほど所得税負担が軽減する「N分N乗方式」を巡る議論が盛んになった。これは、少子化対策としてではなく、金持ち嫌いな日本の政策を変える異次元だ。
|
|